📝白い本(仮)《フォゼ父》
※便宜上ずっと「フォゼ父」と呼んでますが、このネタでは厳密には父親ではありません
・名前は相棒のフォゼ水命名の「ゲゲ郎」
・元いた世界から相棒と共に人間界に迷い込んでしまった。相棒とはぐれ、ずっと行方を探していて力尽きたところを人間の水木少年に拾われる。相棒の面影と同じ名前に運命を感じ、回復するまでこっそり水木の子供部屋に住まわせてもらう。
・少しずつ回復していき、やがて立派な大型猫科サイズに化けられるようになったり、人間の姿だったらもっと助けてやれるのに…と思いを強くした結果人型にも化けられるようになったりする(夜中に眠ったまま化けてしまい、翌朝水木を起こしに部屋に来た母から隠れる羽目になる間男イベントが発生)
《水木(人間)》
〈小学生〉
・一人っ子で、家でも一緒に遊べるきょうだいやペットの存在に憧れていたのでフォゼ父の居候は大歓迎。親には内緒で匿う。
・フォゼ父と親しくなったことでこの世界の人ならざるものたちの興味を引くようになり、何かと怪異に巻き込まれやすくなるも、友達兼用心棒のフォゼ父のお陰で退屈しない日々を送る(フォゼ父は水木を巻き込んでしまったことに葛藤もありつつ離れ難い)
・フォゼ父とは毎日一緒に学校に通い(ちゃんと隠れている)、一緒にお風呂に入り(着替えのパジャマにくるんで風呂場に連れていく)、一緒の布団で寝ている(フォゼ父用のタオルの寝床を枕元に用意して就寝時はそれぞれお行儀よく寝床に入るが、眠っている間にお互いにくっついている)
〈社会人〉
・大学進学をきっかけにフォゼ父を連れて一人暮らしを始めた
・成長と共に行動範囲を広げ、フォゼ父の相棒探しをずっと手伝っている。フォゼ父とはいつかは別れなきゃいけないんだよなと子供の頃から寂しさを抱えていたが、なんか中学生になっても高校生になっても大学生になっても遂には社会人になっても相変わらずずっと一緒にいるし、もうここまで来たら一生このまま一緒にいられるような気もするけど、大切な友達の相棒探しは諦めたくなくて引き続き付き合う。
・仕事中はフォゼ父に留守を任せており、家事を全部やってもらえるのでめちゃくちゃ助かっている
・遠征のための原付所持。いつか立派なバイクが欲しい🏍
《フォゼ水》
・相棒のフォゼ父に友情以上の感情を抱いてしまった己に気付き、合わせる顔がないため、人間界に迷い込んでから身を隠している
・こちらも弱っているところを人里離れて暮らしていた幽霊族に助けられた。相棒への想いが断ち切れず、よく似た幽霊族の傍を離れられない
《ゲゲ郎(幽霊族)》
・弱ったフォゼ水が夢現に呼んだ名をそのままもらい、「ゲゲ郎」を名乗る
・長い間一人でいたので、フォゼ水が来てくれて毎日が少し楽しくなった
・フォゼ水が自分に似た誰かに想いを寄せていることには勘付いており、難儀じゃなあと思いつつも特に干渉はしない。来る者拒まず去る者追わずのつもりで気が済むまで傍にいればいいと思っている(…はずだが、月日が流れるにつれ情が湧く)
★なんやかんやありつつ(雑)、最後はフォゼ父&人間水木(社会人)とフォゼ水&幽霊族父が巡り合い、フォゼたちは無事元の世界へ帰り、残されて少し寂しい人間と幽霊族の間で新たな交流が――
〜そして父水へ〜