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    yuri_i71100

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    yuri_i71100

    ☆quiet follow

    2024.03.17発行の指十本で数えきれない幸福に、の後日談です。先に本編を読んでからお読みください。
    パスワードは51ページの看護師さんが「1番大事なのは、〇〇」と言ってます。その〇〇に当てはまる言葉をアルファベットで。

    #ユキモモ
    #ユキモモパロ
    yukimomo-parody

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    related works

    pomi710

    DONEサイテクUR最高でしたね…!
    モモチャンが姫過ぎて捏造に捏造を重ねて姫パロが出来上がりました…!モモちゃんは姫でユキさんは皇子ですが性別は特にない世界ですっ
    大丈夫でしたら読んでもらえたら嬉しいです😊
    ここは、ハナ、トリ、カゼ、ツキと4種のヒトに分けられているとある世界。数万年前、彼らはそれぞれの種で国を作った。それらは分断の道を辿っていたがここ数百年の間で少しずつ国境を開き始めた。特にツキの国の現国王は、国を開くことに積極的だったのだが…。

    「はぁ…」
     ここはツキの国の王宮の一室。香りの良い黒木の梁や柱を丁寧に組み、素材から丹精込め職人が仕上げたい草を編んだ床、所々には三日月に蝶の舞う透かし彫りが掘られている。応急と言うには簡素な造りかもしれないが、それでも素人目からも一級品なことがわかるほどの出来だった。そんな部屋に住まうはツキの国の一の姫であるモモだ。
     そして、ため息の理由だが、モモはこの度カゼの国の第一皇子の元へ嫁ぐことが決まっていた。何故だかはわからないがアチラ側より是非ともモモを嫁に、行く行くは皇子が王となるため后として迎えたいとの事だった。この申し出を喜んだのはモモの父である国王だ。父は他国の王からは変わり者だと評されているが、とても頭が良く心根も優しいヒトだった。国民だけでなく他国民の為にも国交を広げ、世界全土を発展させていくべきだと考え進んできているのだ。ツキ 4777

    pomi710

    DONE先日のサイテク姫妄想の続きでございます。。ほんと捏造すごいし甘いです…!ツキの国の王宮の離れ、そこの窓辺へ頬杖をつく銀髪の美しい青年、カゼの国の皇子ユキは、淡桃色の髪をした従者の少年へ不満を隠しもせず問い掛けた。
    「ねぇ、どうしてモモとふたりっきりで逢えないの」
    「ご自身の胸に手を当てて考えてください」
    「…………わからないな」
     素直に胸に手を当てて真剣な顔で呟く主に少年こと天はわざとらしく大きなため息を吐いた。一見ふざけているように見えるが彼は本気なのだ。
    「まぁ、貴方がああなるのは予想の範囲でしたけど」
     天と向こう方の従者が止めなければ、あのまま口吸いのひとつやふたつしていただろう。そんな天の小言を気にもせずユキは次を紡いだ。
    「せっかく両想いなのもわかったのに、これじゃ生殺しだよ」
    「結納もまだだというのに何をおっしゃっているんですか。結納が済み次第カゼの国に戻って式の準備もあります。…がもうじきですよ。若様の願いが叶いそうで僕等もほっとしているんです、これでも」
    「わかさま、最初は断られるなんておもってもなさそうだったもんな。昨日の落ちこみ、やばかったし」
     もうひとりの従者、水色の髪の少年、環も腕を組みながら呟いた。
     そう、あれは昨日のこと 5475

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    pomi710

    DONE先日のサイテク姫妄想の続きでございます。。ほんと捏造すごいし甘いです…!ツキの国の王宮の離れ、そこの窓辺へ頬杖をつく銀髪の美しい青年、カゼの国の皇子ユキは、淡桃色の髪をした従者の少年へ不満を隠しもせず問い掛けた。
    「ねぇ、どうしてモモとふたりっきりで逢えないの」
    「ご自身の胸に手を当てて考えてください」
    「…………わからないな」
     素直に胸に手を当てて真剣な顔で呟く主に少年こと天はわざとらしく大きなため息を吐いた。一見ふざけているように見えるが彼は本気なのだ。
    「まぁ、貴方がああなるのは予想の範囲でしたけど」
     天と向こう方の従者が止めなければ、あのまま口吸いのひとつやふたつしていただろう。そんな天の小言を気にもせずユキは次を紡いだ。
    「せっかく両想いなのもわかったのに、これじゃ生殺しだよ」
    「結納もまだだというのに何をおっしゃっているんですか。結納が済み次第カゼの国に戻って式の準備もあります。…がもうじきですよ。若様の願いが叶いそうで僕等もほっとしているんです、これでも」
    「わかさま、最初は断られるなんておもってもなさそうだったもんな。昨日の落ちこみ、やばかったし」
     もうひとりの従者、水色の髪の少年、環も腕を組みながら呟いた。
     そう、あれは昨日のこと 5475

    MzkLk_TW

    MOURNINGまっさらのひみつ (ユキモモ)
    以前フォロワーさんらと話していたLOVE/LESSパロ…というか耳の設定だけ拝借したはなし。

    耳あり時空だと同棲時代がますます甘苦しい泥沼になりそうでモモちゃんが切ないね。
     耳のないアイドルってどう思う?
     自分の心臓が大きく一度、跳ねたのがわかった。
     即座に、なんてことないふりをした。どうゆうことー、と殊更明るい調子を装って、ジョッキを揺らして酔っ払いの真似事をしながらどうか、きっとほんのコンマ一瞬、こわばった顔を見られていませんようにと願った。
     耳が落ちる、とは。
     耳を持たないということ。とは。
     自分ではない知らない誰かに身体の奥深くまで愛されたことを堂々と白昼に晒して、そんな生々しいパーソナルデータを周囲に見せつけて、それで笑っていられるのかと言外に言われた気がした。
     アルコールが揮発して満ちた部屋の中に自分の吐息から嘘が溶け出して、異臭を放つような錯覚。誰も気づかないで。落ち着きなく、ぬるくなったビールで唇を湿らす。口の中が乾いていく。喉が引きつって、うまく笑えているか分からなくなる。
     みんなから愛されたいと願いながら、みんなに愛してほしいと訴えておきながら、もうたった一人の誰かの腕に抱かれてしまったオレの真実に気づかれたくなくて怯えている。
     ――嘘。
     本当はもっと怖いものがあるよ。
     可愛いねと微笑んで指差すその耳が本物じゃない 2762