零受け「…これは……どうしたものかのう…」
鍵がかかって決して開かない扉には張り紙がされており、張り紙には『全員同時に朔間零とえっちしないと出れない部屋』っと書かれている。
それを当の本人である零は一緒に閉じ込められてしまった千秋、レオ、一彩、みかの顔を一度見渡した後、顎に手を置き眉をひそめどう切り抜けるか考えていた。
「朔間……どうする………?」
同じように眉をひそめ、こちらは焦り顔を隠せていないが千秋も他の脱出方法を考えていた。
「うむ……。唯一の出口であるあの扉は我輩が力いっぱい蹴ってもビクともしないのを見る限り本当に条件を満たさないと開かないんじゃろう。じゃが……その条件がのう…」
「あの。少しいいかな?『えっち 』とはなんだろうか?都会の流行りかな?」
「「「「!!!?!?」」」」
一彩のおもいがけない言葉に他の4人は目を見開き驚きで固まってしまう。