狐と出会った話 1※パロです。
※強めの幻覚。
【狐と出会った話】
「くそっ、しつけぇな」
KKは走りながら悪態を吐いた。
超常現象や怪異を調べる研究者たちと知り合ったのが運のつきだった。
自分は霊やら妖怪が見える適合者というやつらしい。今までは感じる程度だったのに、何やら実験されてエーテルとかいうもんを扱えるようになった。
お蔭で攻撃できるようになり、対処する術を得たが、ゴーストハントという仕事が増えてしまった。
とりあえず自分を実験体にした研究者はなにやら良からぬことを考えていたらしいから証拠を集めて牢にぶち込んでおいた。警察官として当然のことだ。平和を維持するのも簡単じゃない。
今は研究者、八雲凜子やエド、デイルの元で依頼をこなしている。
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