き た☆quiet followDONEハヤテとヒエン #オレカバトル orecaBattle Tap to full screen (size:1024x749).Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow き たDONE2025 お盆まわり中のオニワカさん き たDONE2025 ゆかたの日 き たTRAINING約半年細々と練習してきたふたり途中経過ということで き たDONEオレカバトル13周年おめでとう! き たDONEKONAMIバレンタイン2025 僧兵オニワカさん き たDONE2025 風隠の支配者オロシさま 解禁記念日10周年おめでとう related works 三咲(m593)MAIKING色を決め直したいのでその前に 三咲(m593)TRAINING以前の練習絵のリメイク(をしたい) 三咲(m593)DONEネタ便乗させていただきました!多謝! Sigillaria_DOODLE加工的图。原素材出自picrew.me的ヒトラシイ-回線寿司 2 三咲(m593)DOODLE最小限でそれっぽく的な 三咲(m593)DOODLE推しと卜マソンのある風景 2 三咲(m593)TRAINING先生の部屋に入り浸るラフ様 三咲(m593)PROGRESSサイト用に加工した元レフトさん現プロトライトさん 三咲(m593)PROGRESSブラザイル recommended works 三咲(m593)TRAINING明暗が分からない 三咲(m593)TRAINING 三咲(m593)TRAINING 三咲(m593)PROGRESSブラザイル 木瀬のポイピクPAST2018〜2020 19 三咲(m593)DONE三百字小説。ガープ&ラフロイグ。合戦終わった後のひとコマ。ようやく片付いた。その声に振り返ると、大魔皇が伸びをしていた。 紙の束を見やって、ガープは思わず目を見開く。書かれている額は、気前が良いなどという程度では済まない。そんな反応もしっかり見ていたのか、小さな笑い声がこぼれる。「強者に支援は惜しまぬ。最強であるにはなにかと必要であろう」 そのことは身をもって知っている。自身の理想も、彼の援助なしでは叶わなかったものだ。 自分を打ち倒す者が現れたら、すべて譲り渡すつもりだ。いつか口にしていた言葉も、あるいは本心なのだろうか。その者は果たして、彼の支えとなれるのだろうか。「少々くたびれた……ここで休ませよ」 巡り始めた思考は、背後から伸びてきた腕に遮られる。 309 三咲(m593)DONE三百字小説。ガープ&ラフロイグ。ラフ様はアブストラクト的なゲームが強そうなイメージ。彼にとって、休憩とは頭を休ませることではないらしい。丸まった背中がなにやら唸り声を上げている。額を押さえたガープは、顔をしかめながら手元の本を睨んでいる。「邪魔をしても良いか?」とのぞき込めば、ぜひ、とだけ帰ってきた。 かれこれ三日は悩んでいる。そう言って示された升目は、駒の攻め方を解いたもののようだ。戦局を打開するための一手は、自分との勝負を想定しているのかもしれない。あっさりと解を示したラフロイグに、大きく見開いた目は、それでも挑戦的な光を返した。「一戦願えますか」「下剋上を狙うか? 受けて立とう」 一手たりとも気を抜けない。そんな相手だからこそ、この手の駒は強者として、今も盤上に並んでいる。 306 三咲(m593)DONE三百字小説。アレス&アスモデウス。お迎えにあがりました、アレス様。 そんな言葉から始まったさよならは、自分なりにちゃんと出来た、とアレスは思っている。今はただ、大切なこの場所に、自分の火がつかなくて良かったという、安堵だけが胸にある。 橋を渡った先には、一目でそれと分かる悪魔が待っていた。自分を主と呼んだ魔皇の配下は、今はもうただの敵陣ではない。 歩みを緩めたアレスに合わせて、彼もまた半歩後ろで足を止めた。「名残惜しいか?」「そういうわけじゃ、ないんだけどな……」 故郷だと思っていた街も、守るべき象徴として見上げた城も。きっともう、同じ気持ちで振り返ることはないだろう。 それでも行かなければならない、と思う。本当の自分の姿を知るために。 312 三咲(m593)DONE三百字小説。アレス&クロム&マーリン。帰還せよイベントのあとのイメージ。橋を渡ると友人が待っていた。 傍らには見知った、しかしここでは新しい顔が並んでいる。「お前も来てくれたのか」とアレスが笑うと、照れくさそうに眼をそらす。ただ一言、「あちら側」は変わりないと伝えれば、その口元が綻んだ。 きっと同じ形には戻れない。この橋を渡った時に、何度も自分に言い聞かせた言葉だ。自分はどちら側にいるべきなのか。決意は何度も傾いて、結局選べなかった。 それでいいと言われたのは、どちらからだっただろう。ほんの少し大きかった声は、かかっていた霧を晴らしてくれた。傾いていたように見えた橋は、傾いてはいなかった。 変わらない、それでも少し違う景色。そうしてまた、自分は同じ気持ちで橋を渡っていく。 308