オルト☆quiet followTRAINING成人タイカケ。おじさん組と無自覚両片想い。 #タイカケ 「それでさぁ~、タイガきゅんがさぁ」 顔を真っ赤にしたカケルが、日本酒をちびちび飲みながら声を上げる。「うんうん、それで?」「こんどね、おれっちの出張の前に、どこか遊びに行こ~って、いってくれたのぉ!」 締まりのない顔で言うカケルに、ミナトが「良かったなぁ」と声を掛けると、カケルは「いいでしょ~」と言って笑った。その隙に、ユキノジョウはカケルの手元から徳利を遠ざけ、自分の手元のものと入れ替えた。「だからねぇ、おれっちもう楽しみで楽しみで……」 カケルはそのまま徳利からおちょこに中身を注ぎ、またちびちび飲み始めた。カケルは気付いていない。徳利が入れ替わったことも、その中身が水であることも。今日はいつもに比べて格段に飲むペースが速く、先程からユキノジョウもミナトもカケルの様子に気を配っている。だいぶ酔っているようで、タイガに遊びに行こうと誘われた話を何度もしている。話を聞かされている二人は、その度に初めて聞いたように反応していた。「これ、デートって思ってももいいのかにゃぁ?」「あぁ、デートだろう」「そうそう、香賀美は照れ屋だから、そう言わないだろうけどね」「えへへえぇ。でもさぁ、タイガきゅんが、おれっちのこと好きだなんて思えなくてさぁ~。おれっちの片想いだったら、デートっていえるのかにゃぁ?」 頬を膨らませて眉を下げるカケルに、ユキノジョウもミナトも呆れたように笑った。 カケルがタイガを好きなことも、タイガがカケルを好きなことも、良く知っていた。二人だけではなく、シンもレオもユウも、オバレの三人や山田、聖、皆が知っていた。気づいていないのは本人たちだけである。そんな二人をもう何年も見て来たが、なかなか進展せず全員がやきもきしていた。「カケル、大丈夫か? だいぶ酒がまわってきているようだが」「だいじょうぶだよぉ。少し眠いけど、へーき。明日お休み、だし……」 ユキノジョウの問いかけに、カケルはうつらうつらしながら答える。その反応を見たミナトはタイガに連絡を入れようと思い、スマホを取り出した。 三十分後、半分寝ているカケルを抱えるようにして店を出ると、そこにはタクシーに乗ったタイガが待ち構えていた。「悪いね、香賀美」「いや、大丈夫っす。ていうか、なんで俺に連絡を……?」「カズオを一人で帰すのは心配だし、ここから一番近いのは香賀美の家だったからさ」「だ、だからって……」 タイガはカケルを受け取りながらミナトを見た。文句を言っているようで少し嬉しそうなタイガに、ミナトもユキノジョウも笑いそうになるのをこらえた。「まぁまぁ、香賀美にならカズオを任せられるからさ」「え?」「そうだぞ、タイガ。こんなになってしまったのはタイガのせいでもあるから、しっかり面倒見てやってくれ」「え、は? どういう事っすか?」 原因が自分と言われても全く思い当たらないタイガは、困ったように首を傾げた。「まぁ、それは起きたらカズオ本人にきいてごらん。ほらほら、タクシー乗って。後は任せたし、好きにするんだぞ」「はぁ?」 バタン、と音を立ててタクシーのドアが閉まった。窓越しにタイガがぺこりと頭を下げると、タクシーはゆっくりと動き出して、夜の闇に消えていった。 タクシーが見えなくなるまで見送ったユキノジョウとミナトは、振り返ってゆっくり歩き出した。「タイガがカケルを持ち帰ったところで、進展するとは思えないんだが?」「いやいや、もしかしたら香賀美、意外と狼かも知れないぞ?」「ふむ。では次回はいい話が聞けるかも知れないな」「そうだね。太刀花、二件目、どう?」「いいな。行こうか。カケルとタイガの恋の前祝だ」 二人は笑いながら二件目の居酒屋へと向かった。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow オルトPROGRESSでき…た?タイカケポスター オルトPROGRESS出来てきてる!!!ポスター!見て見て!させて! オルトPROGRESSポスター進捗 オルトPROGRESS盗賊×商人。だいぶ、完成に近づいてきた……!! 2 オルトPROGRESS盗賊タきゅん進んだ~!けどまだまだ先は長い……。 オルトPROGRESS盗賊くん……っ related works サモエドDOODLE対面座位はいちゃいちゃラブラブできて良いですね _linkerDONEタイカケSS な💚🧡DOODLEタ〜カケ顔??考察 ふぃれPAST加工差分 ふぃれDOODLEかわよな厚底があったという絵 _linkerDONEタイカケSS サモエドDOODLEテレフォンセッ(一応タイカケ) サモエドDOODLEタイカケ中出し漫画+α(R18)快楽に負けがちな専務のぽんぽんぺいんの話とお上品じゃないらくがき 3 サモエドDOODLEぜったいエロい!って思って興味から鏡の前で背面座位してほしい 高校生よ性に貪欲であれ 2 recommended works としおめろTRAININGとるぱ#STARWARS #デッサン はらこ@ジョジョ絵修行中TRAININGそろそろ原稿に本腰入れたいので潜りますねモルフォ人体デッサンの模写と承太郎さんお顔の練習#空条承太郎 #デッサン 4 彩雨DONE2018.10.26.授業で描いたやつ 3 ikuse_hinanoTRAINING オルトCAN’T MAKEわかな~~~~~!!!!今日もなんとか1枚描けました。練習になってるかしら?人間描くのって難しい。 オルトTRAINING154日目 1352文字付き合ってないタイカケのデート今日は天気もいいし、比較的暖かい。気持ちがいいな、と思い窓を開けて外を見るとちょうどタイガきゅんが玄関から出て来た。「あ、タイガきゅーん! どこ行くの~?」 呼び止めるように声を掛けると、タイガきゅんはピタリと足を止めた。くるりと振り返ったタイガきゅんは、どこか嬉しそう。何かいいことでもあったのかな?「天気いいし、散歩。おめぇも行くか?」「え! いいの!?」「ダメなら聞かねぇよ。どーすんの?」「行く!」 まさかタイガきゅんから誘ってくれるなんて、思わなかった。スマホとお財布だけを手にし、部屋を飛び出した。外に出ると、タイガきゅんは穏やかな笑顔で立っていた。あんな顔するんだ。「よし、行くぞ」「うん!」 俺たちは並んで、温かな陽気の中歩き出した。 公園に着くと、子供たちをはじめ、老夫婦や若い恋人までいろんな人でにぎわっていた。移動販売の車では、スイーツや軽食を販売していて、俺たちも軽食を手にベンチに腰かけた。「ん、おいしい!」「こっちも美味い」 俺はソフトクリーム、タイガはフランクフルトを買った。甘いものを食べてると、しょっぱいものも食べたくなるんだよね。俺も 1422 稲本いねこTRAINING #らくがきリハビリスケッチ#クロッキー引き続き、肋骨と骨盤のれんしう 稲本いねこTRAINING大型ネコ科(斜め)#らくがきリハビリスケッチ#クロッキー 稲本いねこTRAINING #らくがきリハビリスケッチ#クロッキー腹の肉の折り込み、たまらん