オルト☆quiet followTRAINING付き合い立てタイカケタが強くてアイスの棒が霞んでるw 「わ!」 休日、二人で出かけた帰りにコンビニでアイスを買った。公園でソレを食べながらぼーっとしていたら、カズオが突然大声を上げた。驚いて顔を上げると、カズオはアイスの棒を両手で持って震えていた。「見て、タイガきゅん! あたりだって!」 カズオがこっちに向けたアイスには、確かに「あたり」の文字。俺も何度も見たことがある。「すごい、これ! こういうのってホントに当たるんだね~!」「そりゃ、当たるだろ。俺も、今まで何度も当ててるし」「マジで?! さっすがタイガきゅん」 カズオは瞳を真ん丸にして、上ずった声を上げた。そんなに驚くことだろうか?「おれっち初めて見たよ~」 嬉しそうな顔でじっと棒を見つめて、スマホで写真を撮って(なぜか角度を変えて何枚も撮影している)、そしてもう一度、うっとりした表情でじっとアイスの棒を見つめる。「何度も買ってりゃ、そのうち何度も当たるって。おめぇはそもそもそういうアイス、あんま食ったことないだろ?」「まぁ、そうなんだけどさぁ~。初めてだから嬉しくって。タイガきゅんも初めてあたりが出た時はそうじゃなかった?」「うーん」 多分、そうだったと思う。でも、正直良く覚えていない。そのアイスは、袋の絵柄こそ少し変わったものの、かなり昔から(多分俺の生まれる前)存在していて、物心ついたころにはいつも家の冷凍庫にあったし、記憶にある一番古い「あたり」も、何度目かのあたりだ。「なんか、いいな」「え? あたりが?」「いや、そうじゃなくてよ。俺、初めて当たった時の記憶、幼すぎてないんだよな」 カズオに記憶の中で一番古い「あたり」の話をしたら、驚いた顔して笑って、そして嬉しそうな顔をした。「なにニヤニヤしてんだよ」「べっつに~!」 コイツの考えてることは、よくわからない。よくわからないことで喜んで、はしゃいで、そしてよくわからないことで悩んでいる。「俺の初めての『あたり』の記憶に、タイガきゅんもいるの嬉しいにゃ~」「ふぅん」 そう言われると、自分の初めての記憶にカズオがいないことが寂しく思えてきた。当たり前だし、仕方ないことだけど、何となく悔しい。きっと、その気持ちが顔に出ていたんだろう。カズオが優しい目で俺を見て、あったかい手で俺の頭を撫でた。「じゃあ~、これからはさ、二人でいっぱい『初めて』の記憶作ろうよ」「あ?」「だから、二人でいっぱい一緒にいろんなことしてさ、『初めて』も『二回目』も『何回目』も、二人の思い出にしちゃお!」 カズオは嬉々としているけど、そんなに「初めて」になるようなことって、あるか? そこそこ色々経験してきたけど……。いや、俺が知らないだけで、世界にはまだまだ俺の経験してないことが山ほどあるはずだ。そして、カズオはソレを知っている。「俺はともかく、おめぇは未経験のことなんか殆どねぇんじゃねーの?」「え~あるよ! タイガきゅんからしたら意外かも知れないけど、おれっち昔から色々制限されてたし、忙しくってね~」 確かに、言われてみればそうかも知れない。「ん、じゃ、色々やってみっか二人で」「うん!」 俺とカケルは笑い合って指切りをした。こんなアイスの棒に負けないくらい、カズオの「初めて」の思い出を、俺でいっぱいにしてやるからな。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow オルトPROGRESSでき…た?タイカケポスター オルトPROGRESS出来てきてる!!!ポスター!見て見て!させて! オルトPROGRESSポスター進捗 オルトPROGRESS盗賊×商人。だいぶ、完成に近づいてきた……!! 2 オルトPROGRESS盗賊タきゅん進んだ~!けどまだまだ先は長い……。 オルトPROGRESS盗賊くん……っ recommended works 🍣すがみちる🍣DONEオードリーヘップバーンのデッサン あすのすけTRAININGただただ人物練習もはや記録用早く上手くなりたい 6 akr_tikkDOODLEタイカケのタイガ あすのすけTRAINING計画性のなさ…時系列ちょいバラバラ 6 はやまおう。TRAININGリアルデッサン風に部族っぽいお兄さん。架空の人物です( ゚Д゚)何人だろう…。 akr_tikkPROGRESSお祝い絵途中 pMtg6aPAST11月の角材と7月の木箱です 2 オルトTRAINING付き合ってるタイカケ。初夜まで道のり通そう。タイガきゅんとお付き合いを始めて早三か月。そろそろ、キス以上のことがあってもいいんじゃないかと思っているんだけど、全然そんな気配はない。俺が一生懸命それらしい雰囲気を作っても、タイガきゅんには全然効いていない。ベッドに座って寄りかかったら、「眠いのか?」なんて聞かれるし、じっと上目遣いで見つめたら「何ガン飛ばしてんだよ。怖くねーけど」とか言われるし、二人きりの部屋で服を脱ごうをしても「暑いのか?」だって! 意気地がないのか、純情すぎるのか……。そりゃ、俺だってキスだけでもすっごくドキドキしちゃうけど……! いったいどうしたらタイガきゅんはその気になってくれるだろう? いっそ、正直に先に進みたいと言うべきか? いや、そもそもタイガきゅんはこの先を知ってるの? 俺だって最近調べて知ったのに?「うーん……どうしたもんかにゃ~」 ネットの海で自分と同じ状況の人を探しても、ぴたりと一致する人はいない。それでも、恋人に仕掛ける方法はいくつか見つけられた。「何事もものは試しだよね」 俺は「準備」をすべく、引き出しに仕舞っていたいたローションとゴムを手にトイレへと向かった。「ねぇね、タイ 1207 稲本いねこTRAINING #らくがきリハビリスケッチ#デッサンじぇすちゃーどろーいんぐ8女体のしなりダイスキ