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    らいし

    一次創作のみならず、色々なジャンルでかいています!
    らくがきなどは新しいページを作らずに編集で追加していっています!
    いちページにたくさん載せているのでよかったら見ていってね!!

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    POIPOI 135

    らいし

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    https://poipiku.com/5804127/7484096.html の続きです
    致しているシーンは書けなかったのでざっくり削りました…(自分には無理だった…(;´Д`))

    幼児モリがえっちなこと好きで、普段の二臨が子供っぽいことしてもらいたいという逆転現象

    もっと甘やかして(の続き)しかし、甘やかすといっても何をすればいいのか。
    撫でて、お菓子をあげて……本を読んであげたりだろうか? 一緒に遊んで…は、子供と遊ぶ内容がまるで思いつかない。あとは子守歌で寝かしつける…?
    最終的な目的はともかく、意外と行動は平和な内容になるものだナ、と悪のカリスマのはずの男が呟いた。
    そもそも、この状態がいつまで続くのか分からない。あまり長期的に考えても無駄になる。だったら、目の前の彼を今、満足させてやるのが一番の得策だと言えそうだった。
    「今日のところは疲れているのだし、寝かしつけるくらいしか出来ないネ」
    「……ねる、の?」だいぶ嗚咽も収まってきて、幼い中身の彼が単語を拾って涙に濡れた顔を上げた。
    「いっしょ? ねるの、いっしょ?」
    「一緒に寝よっか…って、顔ぐしゃぐしゃにこすっちゃって…」
    手始めのお世話として、枕元に置いてあったウェットティッシュで顔を拭いてあげる。
    ぎゅっと目を閉じて、ふぐぅとかよく分からない声を漏らしてされるがままになってるのが可愛らしい(この後も100回ぐらい言いたいが、なるべく我慢するヨ) あー…やっぱりメイクが無い方が可愛い…(我慢)
    「じゃあ、この服じゃ寝にくいから脱がしてもいいかな?」
    ねまきに着替えようねーと言っているそばから、脱がそうとしていた服が消えた。霊体に戻しただけだが、加減の利かない子供はちょっとやりすぎた。
    全部、脱いだ。
    「これでい?」
    問うように首をかしげ、幼げな得意顔で見せてくるのはいつでも触れたいと思っている綺麗な青年の裸体である。あまつさえ、また離れたくないと言わんばかりに抱き着いてきた。
    「うん、これはもういただくしか選択肢が無いナ!」
    「いただきます? ごはん?」
    「ごはんじゃないヨ。これから君のコトをいただいちゃっていいカナ?」
    「いたい?」「いたくないヨー。きもちいいヨー」「ふぅん? じゃあ、いいヨー」
    声変わり済みの男の声なのに、語尾を無邪気にマネするのが可愛らしいと思えるのは恋人に対する欲目か。
    精神年齢がどうだろうが、私を私と認識しているようだし、元々彼からも恋人認定はしてくれているし、既に肉体関係はあるし、今これこの通り本人の同意を得たんだから、何の問題もないネ!と教授は自分の都合のいい理由を頭の中に並べ立てた。
    「じゃ、まずはちゅーしようネ~♪」
    自分でも気持ち悪いくらい乗り気になっているのは理解していたが、この機会を逃すつもりは無かった。

    結論から言うと、滅茶苦茶楽しかったし気持ち良かった。
    普段は明かりをつけるだけでも嫌がるような恥ずかしがりの子が、こちらがすることなすがままに受け入れて素直に快くなっているのを見る事ができて嬉しかった。
    羞恥心が邪魔して本当に楽しんでくれてるか不安になるくらいだったから、今回は本当に楽しくてしょうがなかった。結局楽し過ぎて気を失うまでしてしまって……目が覚めたら元の彼に戻っていた。
    「っ!!!精神が幼児化していると分かっているのに、なんてコトをするんだおまえはーッ!!!」
    変態ッ!!変質者!!!と散々罵声を浴びせ、過度の快楽にさらされ過ぎて力がうまく入らないなりの全力で、ドスドスと相手の胸を叩いた。
    痛い痛いと言いながらも教授の口元は緩みっぱなしである。
    「だって、身体は大人だし~? まあ、そういうプレイだと思えば」
    「へ…ッ変態!!!」「でも楽しめてたでしょ」正直な所その通りで、若いモリアーティは言い返せずにぐぬぬと呻く。ゆるく回されている腕の中で向きを変え、背中を向けた。
    その状態からグイっと頭を逸らしてガスっと頭突きをしたものだから、今度は顎にまともにダメージが入る。
    「イッテェ~!」「フンッ、イイ気味だヨ」
    多少気が済んだのか、背後から再び抱きしめられてもそのまま大人しくしていた。
    「まったくも~…まだ反抗期続ける気?」
    「別に…やりたくてやってるわけじゃないんだが…」「うまく素直になれない?」
    うん、と頷く。「つらい?」「う…」ああ、まずいな。さっきまで楽しくしてたのに、また泣かせてしまいそう。
    泣き顔も可愛いが、辛くて泣いてるのは良くない。同一人物ゆえの同調みたいなものだろうか、<私>の胸は同時にキリキリ痛むのだ。
    「じゃ、二人きりの時は幼児の自分になってみたら? 自分で切り替えできない?」
    「な、なんて無茶を…」反射的に否定しかけて、考え込んだ。
    「演技…する、みたいな……?」
    どうやらその気になっている可愛い恋人に、『次』が楽しみになった教授であった。
    「ふふ、あと97回ぐらい可愛いって言いたいネ」
    「? なんだその数字」
    Raishi 20220915, 




    ◆おまけ・明日も甘やかして◆
    「甘えたかったのは、認める…けど。なんでいきなりセ…」「セックス?」「…をしてしまおうと思うかな?!」
    「えー、全裸で抱き着く方が悪いよネ~? 私は悪くないヨ~」
    「ウッゼエ」「ヤレヤレ、またそんな単語覚えて…」
    「普通甘やかすって言ったら、撫でるとかお菓子くれるとか、一緒に遊ぶ…って遊ぶ内容が思いつかないが」
    「中身が幼児なら、トランプやチェスは早いだろうしって思ってネ」
    「後は……本を読んで、寝かしつけて…くれたり?」
    「それなら今から出来る。子供向けの本は持ってないが、覚えているおとぎ話ぐらいしてあげよう」
    「数学の話でもいいけど…」「それは目が覚めちゃうでしょ。それで」
    シーツの中で彼の細い手を探して、そっと握った。
    「明日は朝からたくさん撫でて抱きしめて、美味しい紅茶とお菓子もあげよう」
    Raishi 20220914,
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