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    上月リノン

    @kouzuki_rinn

    表に載せるのが憚られる特殊性癖小説と、えっちいイラスト置き場 気まぐれに増えたり減ったり ※同人誌ノベルティ短編以外は、基本フォロ限公開。

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    上月リノン

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    🌸の浮気疑惑が浮上したら……?SS集
    虎杖、伏黒、高専五条、大人五条、高専夏油、教祖夏油、七海、灰原、真人、羂索

    キャラによって、超健全アオハルだったりセッ……までいっていたりピュアピュアだったり暴走していたりといろいろですが、SS集という事で一律ポイピクに投げています。
    一部キャラは、以前単発であげていたものを加筆修正したものになります。

    #夜のじゅじゅプラス
    JujuPlus

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    tsumuginosabu

    DONE百鬼夜行で彼女を亡くした五条と、夏油のことが好きだった女の子の話。

    Twitterで載せていたものの横書きverです。
    画像の文字が読みにくいという方や、横で読むほうが好きという方はこちらでどうぞ。
    「恋心というにはあまりにも」 彼が死んだと聞いた。彼が殺されたと聞いた。それを伝えてきたその人は、いつもと違って表情が抜け落ちていた。きっと、私も同じような顔をしているのだろう。そう思った。
    「傑は、僕が殺した」
    「……そう」
     どこか上の空な返事になった。そっか、死んじゃったのか。なんて、軽く受け止められるような想いを抱いていたわけではない。けれど、どこか腑に落ちたような感覚がしていた。この不毛な恋心の行き着く先は、私か彼の死——これしかないだろうと心のどこかでは理解していたから。

     好きだった彼が、離反という選択をした時点である程度の覚悟はしていた。覚悟はしていたとはいえ、辛かった。
     きっと、夏油は私の気持ちを知っていた。酷い人だと思う。最後のあの日、突き放してくれればこの恋心も捨てられただろうに、それを彼は許さなかった。中途半端な優しさは、かえって人を傷つける。初めてこれを理解した瞬間だった。
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