【舞谷(マイタニ)高等学校】
京都の舞谷市(※架空住所)にある、裏社会の人材を育成するための高校。夜久彩(ヤクサ)高校の姉妹校。
夜久彩高校と比べると規模が小さく、夜久彩高校にはない学科がある。
【合同交流会】
年に一度、夜久彩高校と舞谷高校で合同交流会を開催している。それぞれの学校で授業やレクリエーションを行って意見交換することが目的であり、3日間行われる。
交流会の際には、生徒会やランダムで選ばれた両校の生徒と教師の半数が相手校に行くことになっている。(交流会が行われている期間は、両校共に半数入れ替わり状態になっている)
相手校に行く生徒と教師は、基本的にはその地のホテルや旅館に宿泊することになっている。(合宿や修学旅行のように、事前に団体予約をしている)
【学科】
夜久彩高校と比べると、サポート側に回る学科が多く設置されている。
(例)
・殺し屋が殺した死体を掃除屋が処理する
・麻薬密売人に頼まれて違法薬物を運び屋が運搬
する
①経済科
借金取りや整理屋など、裏社会のお金のやり取りに関わる職業を目指す学科。座学では裏社会のお金の流れについて詳しく学ぶ。実技では、相手を脅すだけではなく上手く説得させたり丸め込むことも求められる。
②拷問科
拷問担当を目指す学科。実習棟の倉庫には、数えきれないほどの様々な種類の拷問器具が置かれている。
1年時は座学・実技共に幅広く拷問方法について学ぶ。2年時からは個人の興味関心や得意分野によって大きくグループに分けられ、各自の専門性を磨いていくためのグループ学習が始まる。
無許可での拷問器具の持ち出しや、自分や他者に拷問器具を使用することは禁止されている。
③交渉科
フィクサーを目指す学科。2人1組~5人1組で行うグループ学習がメインとなっている。グループで討論をしたり、交渉する役と交渉される役に分かれて演習を行うことが多い。
そのため、舞谷高校の中では、特にコミュニケーション能力が求められる学科となっている。
④清掃科
掃除屋(死体処理担当)を目指す学科。手早く綺麗に、証拠が残らない死体処理ができることを目標としている。死体の解体だけでなく、解剖で臓器を取り出すことや血抜きについても学ぶことができる。
ある程度のグロ耐性があることが求められる。
⑤流通科
運び屋を目指す学科。違法な商品などを運ぶことだけでなく、証拠の隠蔽の仕方についても学ぶことができる。
最低でも自動車の免許を取ることが必須となっており、大型トラックの免許を持っている者も少なくない。また、体力の向上のために体育の授業が多く取られている。
※学校や寮の仕組みは夜久彩高校と同じ。