之一、白尾白「おや、今日も精が出るねぇ之一。」
之「おはようございます先生。今日は晴れてるので早いうちに洗濯物干してしまおうと思いまして。
先生こそこんな時間にどちらへ?散歩ならもう少し厚着しての方が…」
白「はは、大丈夫だよ。外の様子を見ておきたかっただけだからね。」
之「…とすると、どこかお出かけで?」
白「そうだね、今日は山奥の友人の顔でも見に行こうかと思ってね。」
之「今日は川の流れも穏やかだし、地鳴りも地響きも聞こえてきませんね。…どうやらお二方のご機嫌は良いみたいですよ。」
白「そのようだねぇ。さてと、手土産は何を提げていこうかな…」
之「でしたらそこの棚の奥の酒なんかどうです?先日蛇絋丸さんが美味い酒を手に入れたとかで、お裾分けして下さったんです。」
白「うん、それにしようか!
どうする?之一も一緒に来るかい?」
之「そうですね…普段お二方の恩恵を頂戴して生活してることですし、久しぶりにご挨拶に伺うのもいいかもしれませんね。
はい、ご一緒させて頂きます先生!」