阿由多、アルベロ、四季、露班~篠香んちの縁側~
四「暖かくて風も気持ちいい日だなあ、雲一つない青空が見えるようだ。」
アル「おお、確かに快晴じゃな…こうしてのんびり空を眺めている時間が一番落ち着くのう…。」
阿「なんじゃ、随分年寄り臭い事を言いおる。」
アル「年寄り臭いも何も、十分じじいじゃわい!」
四「アルベロはじじいでも元気爆発じゃないか、夢見坂にいても毎日1回は君の怒号が聞こえてくるぞ?」
アル「話を盛るのは悪い癖じゃぞ四季!でもまあ、確かに毎日あやつらには手を焼かされてばかりじゃ…全く、図体ばかりでかくなりおって!」
四「それはうちの班長くんも一緒さ!昔はこーんな小さくてニコニコしながら寄って来てたのに今じゃ私と似たような背格好になって…勿論、今でも昔と変わらずニコニコしてよく気のつく優しいいい子だけどね!」
阿「自慢話にすり変わっとるぞ四季。じじいの悪い癖じゃの、ほっほ…。」
アル「それを言うならうちの凪やジャンも気立ての優しい良い子達じゃぞ!儂も怒鳴ってばかりが仕事ではないからの。」
阿「なんじゃ、そういう流れか?
うちの坊達もそりゃもう元気いっぱいじゃぞ、毎日飛んで跳ねて走り回って茶をひっくり返して障子を破って……」
露「ストップストップ阿由じい!!!待って何それ、途中から全然褒めてないじゃん!!!」
阿「おお?おったんか露の坊。気付かんかったわい、すまんの。」
アル「阿由多は歳をくっても相変わらずじゃの…。」
四「いい所に来たじゃないか露班くんや、どれ、一つ私と遊ぼう!」
露「げっ、シキさん…。…ごめぇん、俺これからお出掛けなんだ、また今度にしよ!…ね?」
四「まあまあそういわずに!!何がいい?隠れ鬼か?鬼事か?独楽を回すかい?凧揚げもいいね!」
露「もー!!この人何とかしてよ阿由じい~~!!!!」
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じじい3人の専らのたまり場は篠香んち(阿由多が動くの面倒くさがるから)