【零晃(※両片思い)救出劇あらすじ】零が突然、皆の前から姿を消した。
晃牙に何も告げずいなくなって1か月が過ぎようとした頃、零から連絡が来る。
『我輩は無事じゃから心配しないでおくれ』とのことだったが、『帰って来もしないで心配するななんて言われたってそんなの無理に決まってるだろ!』と晃牙はブチ切れる。
そして、薫やアドニス達皆の協力を得て零の居場所を突き止めると、晃牙はすぐに零を救出に行こうとするが、零を捕らえた犯人が古参の過激な零のファンであることがわかると冷静に考えて判断した皆にこれはきっと犯人の仕掛けた罠だと止められる。
目的が零と晃牙を永遠に別れさせることなら、晃牙を誘き寄せて、手の内にある零を使って脅してくるかもしれない。
納得した晃牙は、慎重に零の救出を皆で考える。
どうにか救出作戦を決行するが、思いの外相手の住み処が広く零を探し出せない晃牙。一方、晃牙たちの侵入に、邸内に違和感を感じた零は見張りを張り倒して部屋から脱出する。廊下で晃牙の後ろ姿を捉えた零が晃牙を捕まえて、二人は再会した。
零の案内で邸の防犯カメラや見張りを躱し二人は無事待機していた仲間の元へ辿り着き、脱出する。
晃牙は「いくら朔間先輩でも誰にも相談もなく勝手にいなくなるなんて許せねえ。あんたがあんなボンクラに誘拐なんてされるわけないだろ!理由を聞かせろ」と零に真相を話せと迫ったが零は真相を語らなかった。
めちゃくちゃ腹は立つが零が無事に戻って来たことに晃牙は嬉しさを隠せないのが事実。最後は「おかえり、朔間先輩」と笑顔を見せた。零も「ただいま、晃牙」と返して皆も笑顔になって零の救出劇は大団円で幕を閉じる。
零は真相は墓場まで持っていく覚悟だったが後日薫やアドニスに問い詰められて観念して打ち明けることになる。
零が捕らわれの身になったのは、彼女に『晃牙に危害を加える』と言われてしまったからだった。好きな人の命を盾に取られてしまっては零は従うしかなかったと。
零は晃牙には絶対内緒にしておくれと懇願したが、その願いは聞き届けられなかった。
それを知った晃牙はものすごい剣幕で零に噛みついた。
『俺様をガキ扱いするのも大概にしろ!そんな奴らなんかにやられない!俺様がそばにいたらあんたに指一本だって触れさせない!俺様は朔間零の弱点になんかならない!』と。
晃牙の告白に零は改めて悟った。晃牙は守られて感謝するような喜ぶような殊勝な子ではないことを。そしてはっきりとわかった。晃牙はああ言ったが自分にとって晃牙は紛れもなく弱点になってしまっていたことが。彼女はそれを見抜き、危惧していたのだと。
零はまだ怒りがおさまらない晃牙を抱きしめて誓った。
(弱点であることはこの気持ちを打ち明けられる日までは秘密にしよう)
果たして零が晃牙に思いを打ち明けられる日は来るのか?