ニゴチが起動してから数日後2号を起動して数日、目立った会話がないガンマ達。案内も兼ねて2人で基地内のパトロールに行くように言う博士。
パトロールするも特に会話がない2人、トイレの前に来る。2｢トイレまでパトロールする必要ある？｣1｢この間トイレが詰まって困っている兵士がいた｣2｢ふーん。それでなんで詰まってたんだ？ウ〇コ？｣1｢いや、ウ〇コじゃなくて紙の使いすぎだった｣2｢なーんだ｣
その後も特に会話無く帰ってくる2人、会話を聞いていた博士｢お前たち！なんかもっと他にも話しなよ！しかも唯一の会話がウ〇コってなんだ！💦｣

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1｢2号、一緒に映画を観ないか？｣2｢映画？なんで急に｣1｢ヘド博士が、私達に会話が無いことに困っている。だからきっかけになればと…それに、私もお前と仲良くしたいと思っている｣2｢…いいよ。観よう｣
観る映画はヒーローアルファシリーズ3作目、ガンマが初登場する映画。2｢1号は観たことあるの？｣1｢ああ。1度だけ。いい映画だと思ったし、博士も気に入っている｣2｢だろうね。じゃなきゃガンマを2人も創らないw｣
映画が始まる。
自分達と同じく人工的に作られたヒーローガンマ、悪の組織によって研究所も創造主も失い、組織を追いながらヒーローとして生きていく。その中で同じ組織を追う主人公アルファとベータに出会い、共に行動することになる。すっかり世界に入り込んだ2号、ギャグシーンで思わず笑ってしまう。なんとなく恥ずかしくなって1号の方を見ると、1号も笑っていた。横顔だけど初めて見た1号の笑った顔にトゥンクする2号。なんだ。ちゃんとそういう顔できるんだ。

映画を見終わる2人。2｢すごく面白かった…！！アルファ達とガンマに生まれる信頼関係が素晴らしかったし、最後に本当の仲間になったの感動しちゃったよ｣1｢私もそこが好きだ。…実は2号が起動するのを楽しみにしていたんだ。このヒーロー達みたいな関係をオレ達も築いていきたいと思っていた｣2｢…1号って…オレって言うんだ。もしかしてガンマが私だから？｣1｢っ…それもあるが、オレだとヒーローらしくない…笑うなよ｣2｢大丈夫だよ。だって、オレもそうだし｣1｢｣2｢これ知ってるの博士と1号だけだよ。オレも1号と仲良くしていきたい。よろしく｣1｢ああ。よろしく｣握手を交わす2人。2｢それで1号、続きも観ようよ！気になって仕方ない！｣1｢慌てるな。その前に1作目から観よう。その方が楽しめるぞ｣2｢いいや！ボクは今続きが見たい｣1｢いや、シリーズものは初めから見るべきだ｣

機械を通して聞いていたヘド博士。ﾜﾔﾜﾔ揉め始めたけど、2人の距離が縮まってちょっと安心するのだった。