僕の恋人はぬいぐるみ　やあ。僕の名前は古賀恵介だよ。
　こっちはうさぎのぬいぐるみのサムくん。とっても大きくて、ふもふもで、可愛いでしょう。夜、抱っこして寝ると、よく眠れるんだ。
　……大人の男なのに、ぬいぐるみなんて変だって？　はは、そうかもしれないね。昔からよく言われるよ。なよなよして、女みたいだって。それで虐められたこともあったなぁ。
　ん、どうしたんだい？　……動いた？　ぬいぐるみって……サムくんが？
　あはは、やだなぁ。やめてよ、そんな訳ないじゃないか。サムくんはぬいぐるみだよ？
　……やっぱり動いてるって？　……そっか。君には、見えるんだね。
　うん、そうだよ。実は、サムくんは生きてるんだ。ぬいぐるみだけど、ちゃんと息をしているんだ。

La Costa Este收到Luca说自己正在门口的讯息的时候，Ike刚喝完了他酒杯里的最后一口酒。

他点亮了手机屏幕，无厘头地想起发消息的那个人曾经醉醺醺地随意说出“一个人喝酒也太惨了吧”这样的话，但如今他也迟钝得懒得重申自己当时被无意中伤了，酒精让他就像脚踩了云朵，即使只是微醺的程度。

由于长时间没有联系，Ike和对方的聊天记录停留在几个月前的某一天夜里十二点多。作家和驻唱歌手的双重身份让Ike忙得脚不沾地，无暇去顾及什么人际关系。Luca在大学里，不知道在忙什么，但好像——总之他挺忙的……吧。每次Ike想点开聊天框随便说两句，最后都会打了几句又删掉。今晚驻唱的工作已经结束了，现在的舞台交给了作为学生的DJ来掌握。金属乐的世界在DJ的R&B乐声里浓缩进了威士忌酒杯的冰球里，又随着主人的脚步从吧台落下，穿过狂欢的人群，寻找着酒吧那扇有点老旧的旋转门。