Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    はくまい

    ゴールデンカムイの全う組SS倉庫

    ブロマンス寄り / 全年齢向け / 左右なし
    カプはどちらも好きで拝見してます

    ヘッダー 作品
    『かべうち掌編まとめ / 見送る海』
    https://privatter.net/p/9158543

    ✍️

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji ⛵ 🍦 ⛅ 🍨
    POIPOI 15

    はくまい

    ☆quiet follow

    かべうちのウェブサイトの証明書が期限切れになってしまったらしく、ご不便をおかけしてしまうためこちらに転載いたしました。あちこち行き来してしまいすみません…!

    #44 アニメ感想・平太師匠編は連載中、毎週が小さなクライマックスみたいに感じていた気がする。師匠回に限らず、ゴは一編の話の中で何度も山場があるから現在地が登山中の何号目なのかわからないワクワク感と怖さがありましたね…。
    ・砂白金に目がくらむ杉と白かわいかった。この二人は今でも互いの靴下をかたっぽずつ交換したままという情報を定期的に思い出していきたいところです。「杉元が優しいのは強いからです(いつでも殺せるから)」っていう情報も常に噛み締めていたい。
    ・ノリ子、アニメではセクシーさが強調されてたけど、愛に飢えた少女っぽい面影を見せてくる原作の危うい感じも好きだったなあ。
    ・頭巾ちゃん、言葉の通じないみんなたちから「ズキンチャン」と呼ばれて受け入れてるのかわいい。ヴァシリ役の声優さんは深みのある美声なのに台詞が毎週「フンフン」だけなの愛しさが込み上げてくる。引っ張られて頭巾が伸びちゃうシーンをことごとく削られたのが無念です。。。
    ・ウェンカムイの猛威は自然災害としか言いようがなくて、落雷や地震に近いものがあるかもしれない。人間にはコントロール不能な自然の力を神や運命と呼んだ古代の名残りがある…などと思いました。
    ・ヒグマの口が開いて奥から人間の両腕が這い出てくる場面で、不意打ちみたいにぐっと来てしまった。平太師匠自身の人間としての尊厳や罪の意識など、もろもろの人間性のあらわれがそのまま場面として描写されている感じがした。あの最後は杉元がヒグマ男を倒すのではなく、平太師匠自身が己と戦って勝ったことに意味があるのだと思う。切ない。。。
    ・師匠回、最初から平太師匠の頭の中の世界を見せられているという特殊なサイコホラーでありながらも、「正しく伝えることは大切だ」というメッセージで締めくくることでストンと腑に落ちる。さらに最後は白石の俗っ気たっぷりの笑いで安心させてくれるのでアフターケアまで万全です(合掌)。
    ・次回、共犯らいね…。 放送コードとか大丈夫なんでしょうか????? マッちゃんの千里眼に驚いて顎が梅干しみたいにしわしわになる鯉登くんは見られますか??

    Tap to full screen .Repost is prohibited

    recommended works

    uncimorimori12

    PASTみずいこ
    Webオンリーで唯一ちょとだけ理性があったとこです(なんかまともの書かなくちゃと思って)
    アルコール・ドリブン「あ、いこさんや」
     開口一番放たれた言葉は、普段の聞き慣れたどこか抑揚のない落ち着いたものと違い、ひどくおぼつかない口ぶりであった。語尾の丸い呼ばれ方に、顔色には一切出ていないとはいえ水上が大変酔っていることを悟る。生駒は座敷に上がると、壁にもたれる水上の肩を叩いた。
    「そう、イコさんがお迎え来たでー。敏志くん帰りましょー」
    「なんで?」
    「ベロベロなってるから、水上」
    「帰ったらいこさんも帰るから、いや」
    「お前回収しに来たのに見捨てんって〜」
    「すみません生駒さん」
     水上の隣に座っていた荒船が申し訳なさそうに軽く頭を下げる。この居酒屋へは荒船に誘われてやって来た。夕飯を食べ終え、風呂にでも入ろうとしたところで荒船から連絡が来たのだ。LINEを開いてみれば、「夜分遅くに失礼します」という畏まった挨拶に始まり、ボーダーの同期メンツ数名と居酒屋で飲んでいたこと。そこで珍しく水上が酔っ払ってしまったこと。出来れば生駒に迎えに来て欲しいこと。そんなことが実に丁寧な文章で居酒屋の位置情報と共に送られて来た。そんなわけで生駒は片道三十分、自分の家から歩いてこの繁華街にある居酒屋へと足を運んだのである。
    4587