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    karryand0

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    karryand0

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    jack先生に日々色々なものをもらいすぎなので今ある空田ネタをせめてお返ししようと思ったらこれしか出てこなかった
    謎学パロ設定

    https://twitter.com/karryand0/status/1664442204159635456
    学パロ本裏表紙の走る風晴におんぶしてもらってる空田さん重そうでかわいいって話がどうしてこうなった

    #アンゼロ
    anzero

    空田研究会ランチミーティング零先高校の昼休み、週に一度家庭科実習室にこそこそ集まる人影がある。
    細身の男子生徒、派手な格好の女子生徒たちに続き、体格の良い男子生徒達が次々に室内に収まる。
    「では今週も揃ったようなので、空田ミーティングを始める」
    眼鏡をくいっと上げた男子生徒が重々しくそう告げると、はーいと元気に髪を巻いた女子生徒が「聞いて聞いて~!」と手を挙げる。
    「今週もそらぴやばかったんだけど!柔道部の試合でさー」
    「いや、それは我々から報告させてもらおう!」
    「ちっ」
    「なんだその舌打ちは、空手部」
    「空田の正式な所属が空手部なことを忘れるなよ、助っ人参戦の柔道部」
    「でさー聞いて~! 写真めっちゃきれいに取れてたから!!ほら画面出して!」
    「任せろ。物理部もいるし動画の方がいいかな」
    「……見せてもらいましょう」
    喧嘩する空手部と柔道部を放っておいてアイドル班と物理部がプロジェクターの前に集まる。
    「見て!空田の腹チラ!柔道着やば!!好きになっちゃう!!もう好きだけど!!」
    「はーーこの腹直筋…!」
    「回転の力による重心移動が見事すぎ」
    「勝手に始めるな!俺たちにも見せろ!」
    「そっちが勝手に喧嘩始めたんじゃん」
    空手部も柔道部も集めて動画を再度再生し、全員で感嘆の溜息を吐く。
    「「「空田、かっこいい……」」」
    「かっこいい…泣きそう…」
    「めちゃくちゃ強い…」
    「一体何がどうなってこの体格でこの体格差の相手投げ飛ばせるんだ…物理法則が…」
    「おーー、今日もやってんな。空研」
    「ひむせん!」
    「たくぽん!」
    「火村先生だろ!」
    「「火村先生お疲れ様です!」」
    「はい、待たせたな。昨日空田にも出した夕飯のおかずの残りな」
    「「「ありがとうございます!!!」」」
    「やばい!!」
    「いやいつも聞くがほんとにこんなのでいいのか…?もっとちゃんと作れるぞ…?」
    「これがいいんです!」
    「いえそもそもこの謎の集団に定期的に場所を提供していただいているだけでもありがたく…」
    「はーーーそらぴと同じもの食べれる尊い」
    「これが空田の筋肉を作ってる栄養素…」
    「俺達も次の合宿メニューで作るぞ!!火村先生!レシピを!!」
    「えーいいなーうちらも欲しいー」
    「高たんぱくだが大分高カロリーだ。運動部用だな」
    「…君達には高たんぱく低カロリーメニューと新たな筋トレメニューをだな」
    「さんきゅー物理部! あ、来週の空手部の応援もがんばんね!」
    「…いつもありがとう…よくわからんがお前らが応援に来てくれるおかげでこっちの士気はあがるし他校の士気は下がるし入部希望者が増える…」
    「こっちもいつもいい撮影席ありがとう」
    「いい撮影席でいい撮影をいつもありがとう」
    「よくわからんが…いい循環をしてるんだよな…?」
    火村が首をかしげているとドアががらっと開く。
    「お疲れー。俺もこっちで飯食っていい?今日風晴校外実習でさー」
    突然の空田本人の登場にさっきまでにぎやかだった家庭科実習室が凍り付く。
    「ぴ」
    「「お、お疲れ様です!」」
    「お疲れ~。あれ、火村先生もいんじゃん。朝ぶり~」
    「おー」
    「みんな何の話ししてたん?」
    「あの…」
    「えっと…」
    「ら!来週の試合の応援についてですね」
    「あー君らいつも来てくれるもんね。応援サンキュー!」
    「……死んでもいい…」
    「死ぬな!!」
    空田入室前の熱気が一転、そわそわと落ち着かないものになり、早々にランチミーティングは解散となった。

    「火村せんせー、俺あんま気にしたことないけど嫌われてんのかな?」
    空田はただただ不思議そうに首をかしげる。
    「なんか俺の話してるっぽくていつも楽しそうなのに、俺が顔出すといっつもみんな固まんだよね?陰口言われてるとか全然思わないけど」
    「いや嫌われてはいないけど…推されてる?な」
    「あー知ってるー推しってやつでしょ? よくわからんけど本人と仲良くしたいもんじゃないのかね。俺がいうのも変だけど」
    「あー好きの示し方にも、色々あるってやつじゃないか」
    「あーね。まあいっか。アイドル推し?ってやつみたいだし。文化祭、去年はパルクールやったけど、今年はアイドルでもやろうかなー」
    それは…今年の文化祭は無事に済むだろうか、いやでもそれも楽しそうかもしれないと火村はツッコミをやめた。



    アイドル班:顔ファン(部長)、撮影(野鳥の会)、チア部兼応援
    武闘派:柔道部・空手部兼務、実は時々秋元も顔を出している
    物理班:物理部兼務 空田の物理法則について研究してたら筋トレに詳しくなってきた
    火村先生:学校の先生をしながら空田達の寮のご飯も作ってくれる謎の人物。どう考えても怪しい空研に居場所をくれた。優しい。

    きっかけ:去年空田が秋元と文化祭でパルクール披露。キャーキャー言いながら残ってしまった全員でなぜかファミレスに行くことになり、なぜか話が尽きずまたしゃべろ…と解散し集まり今に至る。

    Qなんで空田さん柔道部の試合も出てるんですか?
    A分かりません
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