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    にっせ

    ポイピク慣れてない。
    反応ありがとう!
    うれしいです☺️
    完成したら非公開にすることが多いです。
    完成したものはこの辺に(https://www.pixiv.net/users/355682
    心が折れそうな時とか制作状況ポイポイしています。

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    にっせ

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    沖神小説。雑。書きたい話が前と同じような気がしたので短く書き始めた。隊長が好きな相手を吐かせてるギャグ。苦無の件ずっと気になってるんだ。あと、絶対身近で近藤さんの見た目好みだと思うけど渋くない言動と妙えのモーションで恋にはならないと思う。一途な所はパピーを見る限り好みだと思うんだけど。あと、テンポの良いものが書きたくなったので一旦そっち書くか、こっちのノリとテンションあげるか。

    ##二次小説

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    recommended works

    k_kuraya

    DONEベレトの眷属にならなかったディミレトの幸せについて考えた、二人の約束についてのお話です。転生を含みます。【約束の果てに 1−2/2】

     肌を刺すような冷気に意識を呼び起こされ、ディミトリは酷く重い瞼をとろとろと持ち上げた。次の節に跨がる夜更けのことである。まだ夢心地であるような、霞がかる天井を暫く見上げ、はたはたと音がする方へと目を向ける。はたはたと、青いカーテンが靡いている。窓が――開いている。そこから満点の星空が見え――しかし綿雪が降る不思議な夜だった。窓から入り込んだ雪が床に白く積もっていた。
     いつからそうしていたのだろう。開け放たれた窓の前に佇むベレトは静かに夜空を見上げている。
     雪明かりに照らされて滑らかな輪郭は陶磁器のように白く、髪の一筋一筋が、エメラルドの瞳がまるで星を孕んだようにキラキラと煌めいている。いつもは黒揃えの衣装を好んで身に着けているが、今夜は雪のような白衣である。群青の裏打ちと金色の刺繍が施された外套は、ディミトリが誂えさせたものだった。
     白衣の衣装はニルヴァーナで陣頭指揮を執っていた頃の――大司教として大聖堂に佇んでいた頃の姿を思い起こさせる。ディミトリは彼が時折見せる神秘的な美しさにたびたび目を奪われることがあった。聖書やステンドグラスに描かれた神 6061