自探索者がNPC
面識なくてもいける
がっつりシナリオ
ロスト率低め
喫茶プロコープ
夢人くん書き下ろしじゃん
あなたは知っている
彼の記憶を見たことがある
神鳴蘭の消えた日
神鳴蘭が帰ってくるシナリオ?
神鳴蘭の行方を知る人が訪れるとか?
普段何してる?帰り際、店じまいをしてる泪さんに会う
「おやすみなさい、僕はこの後用事があるので」
いつものバイトから
「夢人さんは先に上がってください」
「明日、空いていますか?買い出しのお手伝いをしてくれると助かるんですけど…」
「この後、大事なお客さんがいらっしゃるので」
聞き耳で内容を聞ける
「ご注文は?」
「頼んでたもんを」
「ただいま」
「どうぞ。ご確認ください。」
「ほらよ、やっと掴めたんだよ。ヤツらの拠点だ」
「…」
取引先が満点丸でもいいな
そろそろ掴めそうなんだ。
…本当ですか?
USBを渡せずにこの日は去る
翌日買い出し、帰り道に事件に遭遇
泪さんが目の前で攫われてしまう
病院で目を覚まして、出たところで少年に会う(兄が行方不明になった。探して欲しいと言う)
泪さんがあの日のように行方不明になるシナリオ
泪さんの部屋を探索できる
PC、写真
満点丸の名刺が出てくる
USBで宗教団体の拠点の位置がわかる。そこに向かうことになる
当時の調査
「魔法としか思えない。」
今まさに出ていこうとしているところとか?
拠点と言われてる場所に行くとみんな死んでる
泪さんいないけどここに連れてこられて
先に行方不明事件の真相が判明する。
泪さんが見つけられるかをラストに
黄金の夜明け団
人間の進化を目的とする
進化させるために実験を繰り返す人物がいた。
星の智慧派
輝くトラペゾヘドロン
を少年が持ってるとか?使うと場所が移るとか?
あの夏の日が交差する
違う時空を見ることが出来る
失った人を覗き見ることが出来る
悪夢を見る
召喚者が完全に支配される
過去へいく
生贄を過去未来からかき集めていた
研究者は有名なオカルト小説家
協会の地下
血を吸い取ってた
真っ暗
闇をさまようもの
コウモリ
拉致された人は血を吸い取るために監禁されて血を抜き取られていた
趣味の悪いカバーのついたスマートフォン
拾う
折りたたみ式の端末。鍵が掛けられるようになっている。
銀の鍵付きのカバー
銀の黄昏
鴉羽夢人だから解決できる事件
鴉羽泪の記憶を見ていること
→高校生泪の言っていることと相違がある
昼パート
夜パート
夜は夢であり、過去か未来を探索できる。
大人泪と子供泪が入れ替わる
神鳴蘭は生贄にされて神に成っている(ニャルラトホテプ)
(闇の跳梁者が光のある場所へ行けるようにするための神の依代。多少の光への耐性がある。)
退散方法
屋敷を燃やす?
トラペゾペトロンの箱を開けることで退散する。
「〜事件」
新興宗教の大元が離散する事件
人数が減ることで、時空を超えた生贄の収集を始めた。
「生贄収集についての注意事項」
我らが神の召喚のためには高潔なる血液を捧げる必要がある。そのため、沢山の同志の協力が必要だ。今こそ場所、時間を問わず、同志たちをこの場に集結させるときだ。
勧誘の際の注意事項をここに記す
・人に見られてはいけない
穏便に行動するように
・干渉しすぎてはいけない
過去が変われば今が変わる。
・同志の犠牲は喜ばしいものだ
拒否するものには手段を問わない
呪文「破壊」
メモが挟まっている
抵抗してきた相手に使用せよ。
血液採取が面倒ならば、この呪文を使って搾り取っても良い
地元の人、お巡りさんの話
「子どもの時に祖母から聞いた話
そこにはかつて古の悪の教団がいて、知られざる夜の深淵から恐るべきものを呼び出していた。高名な僧を呼んで祓ってもらったというが、光だけがそれらを祓えると言っていた。今はみんな近づきたがらない」
行方不明事件
この地域で多発している
伝承的に、神隠しがある(昔から人が消えている)
本拠地
古い教会 ここだけ時間が取り残されたよう
不吉
石
尖塔がある。
鉄の柵に囲まれている
庭には墓地が
裏手に地下への入口がある
ホコリがすごい
教会の中は窓から日が差し込んでいた
絵画が飾ってある
薄汚れて見にくい
十字架がアンサタ十字
天井まで敷き詰められた本棚がある
恐ろしい表紙の本の数々
死体
教会を調査していたジャーナリストの死体
焦げた跡
死体の頭蓋骨は溶けている。黄変している。
悪魔崇拝
導入
盗み聞き
翌日
出かける
黒服ローブに襲われる
ローブが端末を落とす
不思議なものが見える
援軍に襲われ気絶
目が覚めると自分の部屋で倒れてる
床には高校生の泪さんが倒れてる(いらないかも)
泪さんに「神鳴蘭を探して欲しい」と頼まれる
一緒に調査することになる(酷い怪我なので置いていってもいい)
端末を見ると、泪さんが見知らぬ男と話しているのが見える。
泪さんの部屋に名刺がある。
取引相手(悪そうなやつ)の説得成功
情報をくれる。新興宗教の本拠地
帰りにプロコープに知らない人の訪問(満天丸)
黒幕についての
翌日向かうことになる
夜、夢の探索パート
翌朝、泪さんが頑張って本拠地をめちゃくちゃにする影響でプロコープや夢人くんの存在が薄れてくる。他の人から見えない。透けて見えるなど。
なにか現代に変化が起こったかもしれない。本拠地に入れるようになる。(鍵があき、窓も開く)
本拠地
過去へ行った泪さんが本拠地をめちゃくちゃにすることで、本拠地はめちゃくちゃに。人が減り入れるようになる?
地下は牢屋になっている。
手錠や血を抜くための注射器、拷問器具
血に濡れたバケツ
窓が執拗に真っ暗になっている。
奥の部屋へ続く扉は鍵がかかっている。
奥の部屋
真っ暗
椅子に座る闇の跳梁者。
SANチェックは軽めにする(人型のため)
事件の解決
誘拐事件
小説家が教会で人をさらっている。
進化した人間になるため、闇にさまようものを召喚しようとしていた。
輝くトラペゾヘドロンを通じて過去に移動した後。
夢の話
「現代視点では、闇にさまようものは召喚されてしまっていた。
多くの死体と、闇にさまようものだけが取り残されている。」
落雷の音で目を覚ます。大規模停電が起こり、闇にさまようものが外へと解き放たれる。【夢人くんの存在があやふやになり、プロコープもうすれてくる。】ここで神鳴くんが生きていることが分かる(死んでいる)
実際に教会に行ってみることになる
地下の奥は残骸と血と死体だけ。
銀の鍵を使うことで過去に戻れる。(教会の集会場に扉だけがある。そこに鍵を使うと過去に戻る)
過去に戻ると教会の地下にいる。
阿鼻叫喚
血だらけ、死体だらけ、
扉の向こうで首謀者がいる。
部屋を照らすのは首謀者が持つカンテラの明かりのみ。
輝くトラペゾヘドロンの箱に鍵をして目の前で折る。
「これで完璧だ。誰にも邪魔できない。」
周囲の
最後にカンテラの明かりを消すことで、闇にさまようものを召喚されてしまう。
泪さんがいるので再会できる(気絶している)。
首謀者自身が生贄になって死ぬ
神鳴くんが依り代になった闇にさまようもの
闇にさまようものに対峙してどうするか
・輝くトラペゾヘドロンに鍵をする。(神鳴くんの死体を持ち変えれる)
熱風の中で闇にさまようものの前にあるトラペゾヘドロンに鍵をする必要がある。
CONかPOWで判定、失敗したら熱に耐えきれず、近づくことができない。
失敗した場合、ダメージを1D6+2と〈幸運〉失敗で窒息ロール〈CON×10,9…〉
判定後、再度挑戦可能
・逃亡する
→
地上まで逃げられるか、判定(相手は壁をすり抜けてやってくる。速さは人並み。判定は緩く7割くらいはある。)
失敗すると、闇にさまようものの熱でダメージを負う。1d6
地上まで逃げて扉に鍵を使う。(地上に戻ると、闇にさまようものが待ち構えている。しかし、目の前で光にやられて力つきる。骨も燃え尽きて消えて残らない。建物は炎上し、証拠もなにも残らなくなる。)
泪さんが神鳴くんの行方を知ることはない。夢人くんが教えるかどうか。
教えてくれたら情報屋はやめることになる。
輝くトラペゾヘドロンに鍵をしなければならない。
泪さんが行った過去(200年ほど前)に生贄や黒幕が集合している。
そこで邪神召喚がなされようとしていた。
本来依り代になる予定だったのは神鳴だったが、泪さんの介入により、泪さんが依り代になっている?。
過去では泪さんが神鳴くんを救出することに成功することになる。しかし、その世界線では夢人くんは死んでしまう。闇にさまようものも肉体を無くし崩れ去ろうとする。
泪さんを現代に戻すために、現代泪さんを神鳴くんから引きはがすことになる。
巨大な輝くトラペゾヘドロンがある。
鍵がかかっているため、端末についていた鍵を使って箱を開ける必要がある。
鍵をあける動作が銀の鍵の「過去へ飛ぶ動作」に引っかかる。
ここで過去へ飛ぶ
過去に飛ぶと、本拠地の地下牢。泪さんが血だらけで閉じ込められている。(邪神復活のために血を抜き取られている。)現代探索の時に手に入れた鍵で牢を開けられる。
分岐
・奥の部屋に向かう。
・現代へ戻る。
■
神鳴くんを救うため
邪神復活を阻止するため
奥の部屋へ向かうことになる。
邪神復活がいままさにされようとしているところだった。
阻止するためには、輝くトラペゾヘドロンを壊す必要がある。
邪神復活を阻止すると、神鳴蘭は生き残る。
・・・夢人くんは消えていなくなる。
過去に飛ばされた泪さんも同時に動いている。
神鳴が連れ去られた後なのは確定
泪さんは、手がかりを掴んだと言っていた男の場所を知らない
同じく端末を経由して夢人くんが男から教会の場所を手に入れることで、場所を知る。新興宗教拠点に向かう
立ちふさがる信者をボコしながら地下廊下へ向かう。
地下にはぼこぼこにされた神鳴蘭。
じゃなくて、直接地下に拉致られている。
闇に包まれた世界
暑い雲に阻まれて暗く、太陽が覗かない
人工的な光が世界を照らしていた。
(生贄が揃ったのと同時に世界から光をなくそうとしている。)
蘭(ニャル)が同行する???か???
教会に入ると、蝙蝠が飛び出していく
血で汚れたメモだ
「隣の牢のやつが毎日話しかけてくる」
「あいつが連れ去られた。牢から連れ去られるところで初めてあいつの顔を見た。あんなに若い少年だとは思いもしなかった」
「あれから少年は帰ってこなかった」
泪さんの部屋
〈人類学〉
インテリアはアンティーク調だが、デスクの上のパソコンなどの機械類、棚に大量にあるファイルが不釣り合いなアンバランスさを感じさせる。
パソコン
パスワードがかかっている
棚
机
引き出しに鍵がかかっている。
インテリアで多くの鍵が飾られている。あなたはこの部屋の主がこういった骨董品を集めるのが趣味であることを知っている。
引き出しの中
たくさんのUSBが入っており、どれもシールでナンバーが振ってある。1A、3F、8Yなど、英数字の組み合わせだが、あなたには何が何だか分からない。きっと本人は自分が分かればそれでいいと思って付けたナンバリングだろう。
古びた新聞の切り抜きがファイリングされている
「傷害および誘拐事件」
少年1人が怪我を、少年1人が行方不明になっています。
泪さんが独自でまとめたもの
ファイル
泪さんの日記だ
不定期ですが定期的に記録をつけているようだ。
10年前の記録
「医者の診断では、失明してもおかしくないほどだった。搬送中にみるみる皮膚が癒着。経過観察中に傷は完全にふさがったとのこと。内部から爆ぜたような傷であった。原因は不明」
7年前の記録
「自分の店を持つ。」
「彼の家族に会うたびに、なんて言えばいいのかがわからなくなる。」
5年前の記録
「たった1つ欲しいもののために、別の何かと何かを交換する。ずっとその繰り返しで、欲しいものにはちっとも近づかない。」
「進捗無し」
「進捗無し」
・・・
1年前の記録
「実体験も元に推測する。やはり彼を連れ去ったのはこの教団だろう。重点的に調査を始める。」
前の記録
「やつらの活動拠点が今だに見つからない。」
「進捗無し」
星の知恵派分裂
「1877年を境に信者は離散。その後活動は急激に静まった。」
不審な噂のある教会の情報を手に入れた。住所のある場所へ行ってみたが見当たらない。ガセを掴まされたか。
闇の跳梁者は
闇の中で力を蓄える。
肉体を乗っ取るための肉体に神鳴が選ばれた。
「昼の蝙蝠」
男
鬼家 小路(オニイエ コウジ)
吸血鬼 イエコウモリ
「宙の叡智教団」
星の知恵派の派閥
小路の弟
鬼家守也(オニイエ モリヤ)
コウモリ
コウジとモリヤでコウモリ
女
果食 羽針(カクイ ハハリ)
蝙蝠…カクイドリ、カハハリ
弁護士の女性。
男
斑鳩 伝(イカルガ ツトム)
TRIBUNE
新聞社トリブネの記者
果食と付き合っていた。行方不明事件を追っているなか、誘拐現場を見る。しかし、信者たちに連れ去られてしまい、教会で監禁される。拷問の末、死亡。
探索一日目
・泪さんの部屋+鬼家の実家
夜・満点丸エンカウント
探索二日目
・法律事務所
・その他
探索三日目
・停電
・教会
泪さんの部屋が調べ終わったら、端末の映像が見える。
「ふはははは、あはははは」
「これだ、これで素晴らしい作品になる!」
「夢で見たあの景色!これが私の作品に足りなかったものだ!!」
見知らぬ部屋に一人の男が机を削るようにして原稿用紙に文字を書いている。(鬼家小路だ。)息も荒く、視線も定かではない。
書き殴るように二三枚書き連ねると、突然ピタリとその手を止める。そして叫び声をあげながら、原稿用紙を丸めて引きちぎる
「あああああ!!違う!!!足りない、これじゃ足りない!」
「もっとだ!!もっと闇を!!!」
「ああ、闇よ!!ああアザトースよ!!!」
SANc
鬼家 小路の実家
住所のある場所へ行くと、平屋の建物だ。表札には「鬼家」と書かれている。
小路の弟が出てくれる。
鬼家 小路
鬼家 守也(オニイエ モリヤ)(名前は出さなくていい)
年齢:39歳
職業:建築業
引きこもり
「勝手に見てってください。気にしないんで」
小路のこと
「気が狂っちまったんだろうな。まともに手に職付けないでずっと原稿だなんだ言ってて、ずっとうっとおしかったんだよ」
「いなくなる直前なんか様子がおかしくって。叫び声とか聞こえてうるさいったらなかったわ。今は静かになって快適だな」
〈心理学〉
強がっているようだ。本心からの言葉ではないように感じる。
兄のことを気味悪がっていた。
実家の隣に家を建てて住んでいる。兄の部屋は一切いじっていない。
兄の部屋…
手帳…最後のページは一部水にインクがにじんでいる。
「古い教会を買い取り、」
キャンバス…抽象画のようなものが多い。共通点としてはどれも黒く背景を塗りつぶし、三つの赤い点が描かれている。その赤い点がまるで視線のようにからめとる不快感を覚える。SANc
〈目星〉
その中で唯一の風景画を見つける。「O.Kouji」とサインがされている。そばには油彩道具もある。
窓…カーテンがしまっている。窓の外を覗いてみると、町が一望できた。
キャンバスの絵と窓から見える風景が一致することに気が付く。しかし、一点だけ異なる点がある。絵には尖塔をそびえた建物が描かれているが、実際に窓から見える景色にその建物は見られない。
日記
「何もかもうまくいかない。書いても書いても駄作しか生まれない。締め切りは迫っているというのに。
新しい発想を求め、古い資料を漁る。この教団は神を召喚することで新しい知識を得たらしい。神は吸血鬼のような姿をしていたようだ。この目で見ることができたならば。
さらに調べたが、この教団はすでに解散してしまっているようだ。だが、神を召喚する方法は残っていた。私が新地へ行ける時も近い。
神は生贄を欲している。血が必要だ。大量の血、血──
ついに、ついに召喚に必要な石を手に入れることができた。私の周りには私と志を同じくする同士たちが集まった。かつて潰えた教団に習い、『宙の叡智教団』と名付ける。
最近変な夢を見る。何も見えない、虚無の中で、恐ろしい臭いのある…あの燃ゆる目が──
同士たちでは人数が足りない。生贄の数もこれだけでは足りない。どうしたものか……。
天啓を得た。私が神を求めるように、神は私を求めている。
教会に他の時空へつながる扉と、その扉をあけるための鍵を用意した。過去へ行けば……かつての前任者たちが離散する過去の時空へ行くことができれば、同士たちを集結させることができる。それにこれを使えば、生贄も時空を超えて集めることができる。
──今だ。私には闇の中にそびえる塔が見える。さあ、闇をさまようものよ、私を救い給え」
(KP情報
小路の失踪後、部屋を探索した守也がこの手帳を読んだ際に涙で滲んでしまった。)
探索一日目の夜、プロコープに帰ると人がいる。
満点丸
「おやおやおや、君はこの店のバイトの!」
「ここの店主さんと今日会う約束をしていたんだが」
「お店はCLOSE、入ろうと思ったが鍵が閉まっていて1階も2階も電気も着いていないときた!どこか出かけているのだろうか?」
住所の場所へ行くと、果食法律相談事務所と書かれている。ビルの7階だ。
満点丸に会っていない場合、端末が光って映像が見える
女性に追い返されている様子だ
「こんにちは、本日はどういったご相談でしょう」
〈アイデア〉
一昨日喫茶店に来た人物と同じ声だと言うことが分かる。
「おやおや、よく見たらお前さんはあの食えない男のコマ使いじゃあないですか。」
「こんなところに来て何かお困り事ですか?お手伝いでも頼まれてきたのかな?」
「長い話になりそうですね?お前、席を外して構わないよ」
パラリーガルは「失礼します」と席を外す
「さあて、何の御用でしょう?喫茶プロコープのお手伝いくん」
泪さんの行方は?
「へえ?彼、どこかに行っちまったんですか」
「さあ、知りませんねえ」
「あいつもアイツで危ない橋を何本も渡ってるそうじゃないですか。自己責任というものですよ」
昨日話していたことについて
「盗み聞きしていたの?悪い子ですねえ。あれは彼との取引ですよ。アイツがずっと探していた情報がやっと手に入ったんでねえ。」
「私が手に入れたのは、やつら…『宙の叡智教団』の本拠地の場所です。」
「これを手に入れるのにも苦労したんですよ。それに、私もなんとしてでも手に入れたい情報がある。そのためにアイツと取引したんですから。」
「もしかしてお前が代わりに持ってきてくれるんですか?」
「タダではやりませんよ。思いたくはありませんが、鴉羽泪がトんだふりをして、私の持つ情報だけかすめ取る算段かもしれませんから。」
(満点丸に会っている)
「ほお、持ってきたと。分かっているでは無いですか。それでは、渡していただきましょうか。」
封筒を渡す際、手を離さずにこう告げる。
「これは奴らの活動拠点の住所だ。やつらの文書でのやりとりや目撃情報を集めに集めて見つけた情報だ。……分かっていると思うが、もちろん、この情報について私自ら確かめに行った。ああ、行ったとも。だけど、私には何も見つけることができなかった。何を言っているか分からない、といった顔だね。実際に確かめてみなさい。私だって……もうお手上げなの。」
「もう出ていってください。用事は済んだでしょう」
「見つかるといいですね。貴方も残された人にならないことを祈っています。」
斑鳩の手記
「未解決の行方不明事件の捜査中、黒いフードの集団が人をさらおうとしている現場を目撃する。追跡しようと試みたが、やつらに見つかってしまい、一緒に連れ去られてしまった。
目が覚めると、檻に閉じ込められていた。牢なのだろう。隣の部屋にも誰かが閉じ込められているようだ。予期していなかったが、やつらの拠点に侵入することに成功した。
フードの男が部屋に入ってきた。自分の檻の前を通りすぎ、隣の牢に入れられていた男を部屋から連れ去っていった。彼はその後、帰ってこなかった。一体なにが起こったのだろう。
時々、部屋の外から声が聞こえる。思わず耳をふさぎたくなるほどの悲痛な叫び声だ。一体外で何をされているのだろう。恐ろしくて、ひと時も眠れなかった。
私はあの悲鳴の実態をこの身を持って経験することになった。やつらは狂っている。ついに私の番が来たのだ。鍵を開け、私を無理やり外へ連れ出し、外の部屋に入れられた。私は椅子に座らせられ拘束され、酷く荒い手つきで注射器を刺された。洗練された者の施術とは思えなかった。その日は気が失う寸前まで血を採取された。
あれから定期的に別室へ連行されては、血を採取された。最初は注射器を用いていた採血も、次第に乱暴で暴力的になっていった。まさに拷問のようであった。こんなに血を集めて、一体なにに使うというのだろう。まさか吸血鬼がいるというのは本当なのだろうか?
つらく恐ろしいひと時も君のことを想えば耐えられる。君の笑顔を思えばなんだって。
なんだあれは、私の身体はどうなっている。フードの男が不可解な手の動きをしたかと思うと、私の身体が爆ぜたのだ。血が噴き出す音がした。死んでいてもおかしくない傷だったはずなのに、目が覚めれば私の身体は元に戻っていた。
もう耐えられない。死んでしまいたい。やつらは、傷が癒えるたびに私の身体をばらばらにした。どれだけ酷い傷でも、一日経てば元に戻った。治れば壊し、治れば壊し、その繰り返しで──。壊して、戻して、壊す。
もう終わりにしよう。せめて最後にまた君の顔が見たかった。」
鬼家小路
「心地の良い闇だ」
あなたはずっと暗闇の中にいる。誰かの名前を呼んでも、返事はない。前も後ろも分からない中、ただひたすらに誰かが自分を見つけてくれるのを待ち続ける。時間、1日、1か月、1年、100年…
しかし、いくら待っても、誰にも見つけられることはなかった。永遠に、一人だった。
オマージュ
「闇をさまようもの」
著者:H.P.ラブクラフト
翻訳:The Creative CAT