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    amaino_suki_

    @amaino_suki_

    お絵描き(落書きなど)します🤫

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    amaino_suki_

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    ・現代転生(記憶あり
    ・大学生メッポ、高校生コビ
    ・思いつき書きなぐり文(つまりは書きたかっただけ)

    ・おk?

    秋、夕暮れの公園にてもう秋か…

    大学からの帰り、近道だからとよく通る公園。広く整った並木道は紅葉で彩られていて、嫌でも季節を実感させられた。
    夕陽のせいか余計に赤く見える紅葉をもう少し見ていたくて、缶のココアを買ってベンチに座る。
    俺がこうして自然を楽しむなんて普段はない事なのに、ふとした時に前世を思い出して感傷に浸っちまう。

    そういえば、アイツはどこにいるんだろうか。この世界に、俺と同じように前世の記憶を持って生まれてきただろうか。

    『見て下さい!とても綺麗な紅葉ですよ!』

    紅葉が揺れるその下で、無邪気に笑ってくれた大事な親友。
    四季を何度だって一緒に過ごした大事な恋人。
    散歩がてら町中歩き回ってみたり、ほかの町へ出ても周囲を見回してみたりと結構探していたが、結局今日まで見つからなかった。
    やっぱり、居ねぇのかな…。

    「コビー…」

    叶うなら、また、会いてぇよ。、
    なんて。

    「何ですか?」

    幻聴まで聞こえてきた。
    どんだけ会いてぇんだ俺は。女々しいな。

    「とても綺麗な紅葉ですよ。ヘルメッポさん。」

    今度はハッキリと聞こえた。幻聴じゃない。確かに聞き覚えのある声は、俺の隣からきこえてて、そっちに目をやると眼鏡をかけた高校生が座っていて、俺の顔を見て笑ってた。

    「こ、コビ……」
    「やっと見つけた。お久しぶりです。貴方のコビーですよ。」

    死ぬほど探していたのに、見つけられなかった恋人。

    「コビー!!!!!」

    ココアの缶をベンチに置いて抱きしめた。苦しそうな声が聞こえたが、こいつはそんなのは知らない。
    というか泣いてる顔を見られたくないのが一番だった。

    「会いたかったです。ずっと。」

    コビーの手が俺の背中をぽんぽん叩いてくる。子供をあやすみたいに優しく。
    年上なのに情けない…。現世では泣くのはやめようと決めたはずだったんだがなぁ。

    「必ず見つけてやるって言ったのにな…。」
    「いいんですよ、会えたならそれだけで。」

    気持ちを落ち着かせてコビーを離す。
    惜しいがここは人目に付く公園で、下手すれば大学の奴に見られてしまう。
    話のネタにされるのは嫌だ。

    「その制服、この辺の高校だろ?こんなに近くにいたのに、なんで見つけらんなかったんだろうな。」
    「あ、ぼく最近越してきたんですよ。」
    「最近?」
    「一昨日です。海外から……」
    「海外!?」

    そりゃ、見つけらんねぇわ。
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