在来のみんな「久しぶりやな。県会議。」
「在来だけだと余計ね〜。って言っても5人だけどね。」
「新白河、郡山、福島、会津若松、いわき。うんうん。」
会津は頷きながら言った。
「で、今日は何するんだっけ?ボク特に何も考えてないよ?」
「言うてうちもよ?話せば出てくるんとちゃう?」
「いつも通り……って言われても感覚出てこないしね〜。」
「それなー。各地域の情報交換くらいじゃない?パソコンはあるでしょ?」
郡山はカバンからパソコンを出し、机に置く。
「えっと……あったあった。」
「わー!会津それ可愛い!赤べこじゃん〜」
「うん。この前お客さんに貰ったんだ。」
会津はそう言って、パソコンの側面を私達に見せる。
「へ〜これはえらいかわええのじゃん。」
「シール貼ってる子結構いるよね。」
「あー、言われてみれば結構いるかも。」
私も考えてみると、何人か頭に出てくる。
「皆も付ける?ボク結構持ってるよ。」
「え!良いの〜?やった〜」
「面白そ!」
「……じゃあうちも。」
「私も!」
新白河は了解と言って、カバンの中からポーチを取り出し、シールを探している。
「…………ええっと〜、あった!」
「おー!」
「福島は……はい!ピアノのシール!白く縁どりされてるから黒いパソコンにも貼れるよ。」
そう言い、私のパソコンにペタりとシールを付けた。
「おー!可愛い!いいね〜」
「郡山はね、桜!似合うよ!」
「あざ!私は……ここにしよ。」
郡山は左上にシールを貼り付ける。
「いわきはお魚さん!ちゃんとね、南の方のだから。」
「ほえー。じゃ、貼らせてもらおか。」
「どうぞ〜」
いわきもシールを貼り付け、パソコンを開く。
「たまにはこういうのも良いよね。」
「でしょでしょ!ボクこういうの大好き!」
「やねぇ。心、少しは明るなるな。」
「よーし!会議はじめよっか!話題は……」
皆で顔を合わせて、そして、皆揃って。
「「「「地元のPR!」」」」