理不尽に愛してる「――――ということで今日から二週間このドカスとルッスは試作の女子隊員用の隊服で業務に就く」
「ゔおぉい!!クソクソクソボスさんよぉ!なっにがということなんだぁあ?!?!?!ああ?!」
スクアーロが股間を押さえたなんとも間抜けな格好でブチ切れて吠える。
「耳まで悪くなったのかクソドカスザメ。てめーは2週間その格好で過ごしゃいいんだ」
「ああっ?!」
「あ?なんだ?これが欲しいのか?」
ひらりとXANXUSがこれ見よがしに布切れを掲げる。
「んなっ!ぐ…………ほ、」
どうしてこうなった、それだけだった。
幹部たちの前に立たされたスクアーロは隊服の上着だけしか着ていなかった。その上着の裾を精一杯両手で引き下ろし、下着が見えないように前後を手で押さえていた。みっともないことこの上ない。
3333