プランC 事態の収拾にやってきたエドやデイルと合流して諸々の事情説明の後、暁人は彼らのチームの一員としてゴーストバスターをやっていくことになった。KKと体を共有していた時の力は、少し弱くなっていたが使うことができた。
エーテルや人知を超えたものに触れるのはあの夜が初めての暁人だったが、たった一晩とは言え濃密すぎる経験値を得たことで基本的な手足の動かし方には困らなかったし、怪異などが絡む事柄の知識面については研究者である2人が力になってくれて何とかやっていける。
それでも、時に思わずにはいられなかった。
こんな時、KKならどうしたのかな、何て言ったかな。
いろいろな事件や怪異に触れながら、自分が知らなかったKKの一面を調査資料から知るたびに自分の中のKK像がわからなくなっていく気がした。
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