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    空木忍

    @shinobu_bbb

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    空木忍

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    じゃすだる。ぽいぴくの小説機能を使ってみたかっただけ。
    このあと寒がったジャスくんがダルスをひっぱりこんで抱っこ寝すればいいと思います。

    ##モンハン

    無題。ダルスがジャスティスの異変に気づいたのは、昼過ぎだった。
    もともと彼は予定がなければ昼過ぎまで寝ているタイプで、それでも毎日起きてきて昼飯は食べていたから、誘いに行ったのだ。そうしたら、布団の中で苦しそうにしていたものだから、心臓が止まるかと思った。
    手を当てた首筋は熱く汗ばんでいて、ひどい熱が出ているらしいことは解る。大慌てで桶に水を汲んできて、タオルを絞って顔と首元を拭いてやると、うっすらと目を開いた。
    「すまん」
    掠れた声が、ぽつりと溢れる。いつもの彼からは想像できないほど弱りきった声だった。続けて咳き込んだ喉が辛そうだ。
    起きあがらせるのが忍びなくて、コップに汲んだ水を煽って唇を重ねた。ゆっくり落としてやると、うまそうに嚥下する。
    絞ったタオルを額に乗せてやれば、気持ち良さそうに小さく息を吐いた。呼吸も少し落ち着いたようだった。
    「気にせず寝てろ」
    次に起きたら、果物でも剥いてやろうか。


    「あらあら」
    「まあまあ」
    思い思いに果物や粥を持参して様子を見にきたヒノエとミノトが、ジャスティスの家の玄関から中を覗き込んでいる。
    「ほらほら、邪魔しちゃだめだよ」
    後ろからアルマに声をかけられて、二人とも振り向いた。楽しげな笑みが隠しきれていない。
    「滅相もない」
    「お任せしましょ」
    きゃらきゃらと笑いながら去って行った姉妹を見送って、一度室内を振り返り、へしょりと垂れた耳と尻尾に、苦笑する。きっと、治るまで泊まり込むのだろう。
    「移らなきゃいいけど」
    そのときは、そのときだ。
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