想い。「センパイ?いるノ?」
個人撮影の仕事が終わったボクは
ここのところ事務所に缶詰になってるもじゃもじゃ星人の生息確認の為に事務所に顔を出す事にした。
〜遡る事数時間前〜
ブーーーーーっ。ブーーーーーーーっ。
スマホが鳴る。画面を見ると
センパイからだ。
「もしもシ?どうしたノ?センパイ」
「夏目くん...すみません...今日も新しい企画の打ち合わせが入ってしまって会う事が難しくなってしまいました...」
「またァ?ねェ、他の人に仕事振り分けたりとかしないノ?昔みたいにそんなに人手もそこまで足りないって訳じゃないでしョ?」
「はい...すみません。どうしても自分で全て目を通しておかないとなんだか落ち着かなくて」
「はァ....ほんとセンパイって.....
1811