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    hisayuki666_2

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    hisayuki666_2

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    パリピキラ(肌がエイリアン系の色)
    以前サークルにあげていたやつ。

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    recommended works

    calabash_ic

    MOURNING出会って初めての年末、12月29日の夜
    はじまりにはまだ遠い/キラ門 がらがらと扉が横に引かれ、冷気と共に門倉が入ってきた。肩にうっすら積もった雪を叩いて落とし、慣れた様子でカウンター席の一番奥の椅子を引く。今日はきっと熱燗がいいだろう。水を張った小鍋を火にかけてからいらっしゃいと湯気の立つおしぼりを手渡せば、ああとかうんとか言いながら手を拭き、ついでに顔まで拭いている。軽く吹雪いている中を歩いてきた耳が切れそうなほど赤い。この男が店に来るようになってそろそろ四ヶ月になる。食の好みもなんとなくわかってきた。イカの煮付けあるぞ、好きだろ、と言ってやると「あとは任せるわ」と口の端だけで笑った。今夜は特に疲れている。
    「納めたか?」
    「なんとかな」
     本当なら昨日で仕事納めだった筈なのに、ぎりぎりになってトラブルが続き出社になったと聞いていた。いつものこの時間ならそこそこ賑わっている店内も、他の常連客は既に帰省してしまっているので誰もいない。店も明日からは休みだ。門倉が今年最後の客だろう。疲れ切った目を閉じて背を丸めている姿を視界に入れながら、沸いた小鍋の火を止めて徳利を浸す。いくつかの惣菜を見繕って小鉢によそい、門倉の前に並べる。
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    途綺*

    DONE🐑🔮//綺羅星の微睡み

    甘やかされてふわふわしてぼんやり眠くなる話。※実際にある睡眠導入法を軽くアレンジしています。
    「ふーふーちゃんのばか」

    足を抱えて小さく丸まった浮奇の声は、深く潜り込んだベッドの中でくぐもって響いた。ファルガーがドッゴの夜の散歩から帰ってきた直後という、浮奇にとっては有り得ないほど早い時間にベッドへ入っているのは低気圧に負けて痛みを訴える頭のせいだった。

    外の雨が強くなるにつれて突き刺すような痛みが徐々に強くなってきたこめかみをさすりながら眉根を寄せていた浮奇は、見兼ねたファルガーに鎮痛薬を飲むよう促された。当然の対応だとは分かっていたが昼前から痛んでいた頭は疲れ切って正常な思考を保てず、浮奇は鎮痛薬を差し出すファルガーの手を拒否した。ふーふーちゃんが抱きしめてくれれば治るだとか、脳みそを取り出して壁に投げたいだとか、キスして甘やかしてよだとか。とにかく悪態をついた覚えはあるが何を口走ったのか記憶にない。ただ、話を受け流しつつ浮奇の手を引いてキッチンへと向かったファルガーが唐突に顎を掴んできて、優しく重なる唇に安心したのと同時にぬるい水と薬が口内へ流れ込んできたことで浮奇はようやく正気を取り戻した。
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