ありがとな息を切らして駆けつけると、手術中のライトが消えてストレッチャーが運び出されるところだった。
白い布が顔にかけられているのを見て足から力が抜けた。
「おぉ、メンタリスト様。お早いご登場じゃねぇーか」
どこもかしこも白い廊下をぼんやりと見ていたゲンは声のする方へ顔を向けた。
「ばか」

科学王国の王様は格好いいゲンは壁一面に貼られた写真を眺めていた。ふと一枚の写真に目を止めて、じっと見つめていると後ろから声を掛けられた。
「それ、ゲンならどんなタイトルをつける？私は『黄昏』と思ってるんだけど」
南が会心の一枚よと笑う。
「俺なら…『永遠』かな」
太陽の沈み切った黄昏時に紛れる後ろ姿。

「こちとら初心者なんだ。たりぃことしてんじゃねぇーよ」ゲンとキスをする仲になった。
朝起きてキスをして、出掛ける時もキスをして、人目を忍んでキスをして、夜寝る前にキスをする。
「どうかしたの？千空ちゃん」
「なぁ、キスってABCのAだよな？」
「ぶふっ。そ、そうだねー。一般的には」
「次に進むのは、いつだ？」
「そ、そのうち、ね」

別れるのなんかいつでも出来っだろ、とりあえず全部テメェを寄越せ。話はそれからだ。千空はいちご飴みたいな瞳をまん丸にしてゲンを見た。
「俺たち、付き合ってたのか？」
「え…、千空ちゃん。それ、ジーマーで言っちゃてるの？」
傷ついた素振りを見せているが、長年の交流で嘘泣きなことは分かってる。
「付き合ってんならいいか」
千空は彼を抱き寄せて熱烈なキスをした。

禮物（2022スタ生賀）＊S千
/スタ千/🚬🚀
＊史丹利生日賀文




史丹利坐在不遠處靜靜看著侃侃而談的千空。



其實就算是站著也無所謂。站哨這種事情身為軍人沒少經歷過，靜候與等待在各種任務之中也總是慣常。可惜現在是重要場合沒有煙能抽，至於嚼煙⋯⋯想著忍一時風平浪靜，倒也就收在口袋裡沒拿出來。



強韌的精神力讓史丹利不至於焦躁不安，卻不免想做點事情轉移注意。

這是一場針對當初科學王國雙方衝突時的說明會議。

史丹利與千空都穿著正式服裝並鄭重別上和平勳章來到現場。與會的成員多少都聽聞過史丹利與千空的大名，也對於這次會議的目的了然於心。

沒有過多的寒暄，而是直入正題的詢問。

史丹利陳述的環節已經結束，現在輪到千空做出證言。



畢竟有著不久前盛大的頒獎儀式，有著榮冠的他們自然不會被迫戴上什麼測謊器，不過一些交叉驗證、狀態檢測的問題倒是少不了。