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    めい🌼

    めいです!!
    オリキャラとか、推しの子とか、フリーレンとか。
    小説とイラストを描きます

    ー漫画を書いてくれる人募集中。ー 
    ①応援絵文字から、番号と、やります!みたいなのを送ってください。(番号は、ポイのキャプションに書いてある)
    ②送りましたら、そちらのエアスケブ依頼をオンにしていただき、オンになっているのを確認したら、こちらからの依頼の依頼として依頼を送らせていただきます。観覧指定はそちら側で設定して構いません。
    ③依頼が終了し、こちらが確認しますと、応援絵文字の返信をさせていただきます。

    *キャラクター設定はありません。
    内容は、多少変わってもいいです。

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    POIPOI 19

    めい🌼

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    漫画書いてくださる方募集中!
    漫画の番号 ③

    チチャーズシャースエベレンズ ① 春。純也は三年生になった。
    「はい。今年の三年二組の担任となりました。高橋です。みんなよろしくね。それと、今日から新しい仲間が増えます。入ってきて!」
    高橋先生はドアの方を向いて言った。すると、おさげの女の子が入ってきた。
    「この子は百合あいなちゃん。じゃあ、自己紹介をお願いします。」
    「百合あいなです。三年生からだけど、よろしくお願いします。」
    (あいなちゃんか・・・。かわいいな。)
    ニコッと笑うあいなちゃんの笑顔は、とても可愛かった。
    「うん。じゃあ席は、かおりちゃんの隣、あそこの席ね。では、授業を始めます。」
     あいなちゃんは人気者だった。成績も優秀で、おしゃべりも得意。運動もできた。まさに、完全無欠のヒロインだった。
    (俺とは真反対だな。)
    純也は、勉強はぼちぼちで、あんまり友達はいなくて、運動は全くできなかった。
     あいなちゃんは、クラスの一つのグループに入った。クラスは三つのグループに分かれてしまっている。あいなちゃんが入ったグループは、かおりちゃんが主な、女子チーム。かおりちゃんは社長令嬢な上、学級委員長で、賢くて、みんなの憧れだ。そしてもう一つは男子チーム。クラスの男子の半分以上はそのグループに入っている。そして最後はボッチたち。これはグループというか、形的にどのグループにも入っていない人たちだ。純也もボッチだった。男子チームからハブられた人、女子チームに入れてもらえなかった人など、さまざまだ。純也は小学校に入学してから、拓也の一人しか友達がいなかった。しかし、拓也も男子チームの人間だった。拓也とはいえが近く、幼馴染なだけで、拓也がどう思っているかはわからない。
    「人生、面白くないなぁ。」
     ある日。クラスが騒がしくなった。今日は給食費を持ってくる日。だけど、
    「私のお金がない!」
    かおりチームの咲希ちゃんの声が響いた。
    「ちゃんともらってきたのに・・・。」
    咲希ちゃんは泣きそうだった。
    「誰よ!咲希の給食費を盗んだやつ!」
    かおりちゃんが叫ぶ。教室がシーンとなる。
    (はいはい。どうせ女子か男子かのいたずらだろ。かおり一番の取り巻きなんだから。男子チームがやったんじゃないの。)
    純也は男子チームの方をチラッと見た。
     しかし、怒りの火は純也に移ってきた。
    「純也くん、みんながね、あなたがやったんじゃないかと言ってるの。」
    「え、どうして俺なんですか。」
    「なんでも、純也くんは今日朝早く来て、珍しいからなんだか理由があるのかなって思ったらしいの。純也くん、先生はね、純也くんに嘘はついてほしくないの。」
    「俺はやってません!今日はたまたま寝坊せずにこれただけで・・・。」
    「でも、みんなが言っているのよ。」
    「じゃあ、実際に見た人がいるんですか?」
    「いいえ。でもね、先生もあなたではないかと思うの。今日は落ち着きがなかったから。」
    (なんで俺・・・?)
    「純也くん、今ここで言うなら、許しはしないけど、怒りはしないわ。ほら、咲希ちゃんのお金を出して?」
    「でも、俺、やってないし・・・。」
    「はあ。先生は本当に残念です。私のクラスに人のお金を盗んで、嘘をつく子がいるなんて。明日、みんなの前で、「僕がやりました」と言ってね。」
    「俺、やってません!」
    「いい?これは決定事項です。」
    (そんな・・・。いやだ・・・。)
    この二人のやり取りに、誰かがいることを、二人は気づきませんでした。
     次の日。純也は休もうかと思ったが、今日は大好きな社会の授業があるので、重い足乗りで学校に行った。
    「はい。今日は純也くんから、大事なお話があるそうです。純也くん?」
    純也がよばれて、純也はみんなの前に立つ。
    (言わなきゃ。でも、俺はやってない。)
    「咲希の、給食費は、お」
    「私がとりましたっ!」
    教室に大きな声が響く。あいなちゃんだ。
    「あ、あいなちゃん?」
    先生は恐る恐る言う。
    「と、言えばいいものを、わざわざ人に罪を被せるなんて。人間として、どうかと思いますよ〜。」
    あいなちゃんはたち上がってツカツカと前に出る。
    「ね、かおりさん。」
    あいなちゃんはかおりちゃんの名前を口に出す。かおりちゃんは口が空いて、あんぐりとしている。
    「ちょっと、あいなちゃん?かおりちゃんが、どうしたの?」
    「むぅ。わかってくせにぃ。かおりさんが犯人なんですよ。咲希さんの給食費を盗んだ、ね。」
    「かおりが・・・。」
    純也はびっくりして、つぶやく。
    「え?でも、純也くんが犯人だと言ったのはかおりちゃんなんだよ?」
    「犯人はそういうに決まってるじゃないの。」
    「え、私はやってない・・・。」
    かおりちゃんは泣き出す。すると、取り巻きたちが声を上げる。
    「そうよ、そうよ。」
    「かおりちゃんはお金を盗まなくったって、お金持ちなんだから。」
    「全くの濡れ衣よ!」
    そう言われても、あいなちゃんは顔色ひとつ変えない。
    「はあ。将来は女優でも目指したらどうですか。人を洗脳させるなんて、どうかと思いますけどね。いいですか?まず第一に、咲希さんがお金がないと言った時のあなたの反応です。」
    『誰よ!咲希のお金を盗んだやつ!』
    「普通の人なら、まず事情を聞くでしょうね。お金がない=盗まれた。これは犯人特有の反応の仕方です。まあ、ここではまだかおりさんが犯人とは、確定はできませんねぇ。そしてもう一つ、これは社会的な理由です。かおりさんと咲希さんの会社は、いがみ合ってますよねぇ。しかも、かおりさんの方の会社の方が評価が低い。」
    「ちょっと!なんで私が社長令嬢だってしって・・・。」
    咲希が割り込む。
    「そのくらい調べたら出てきますよ。特殊なやつでね。だからかおりさんはお父さんに言われて給食費を盗んだ。なんと、咲希さんのお金にはいつも、学校への寄付金として、大量のお金が入っているのですから。ちょっとのお金でも、落ちかけているかおりさんの会社にとってはありがたい。しかしこれはかおりさんの問題でもありますが、問題じゃない。社長の問題ですね。ああ。疲れた。」
    あいなちゃんは大きなあくびをした。
    「でも!ここからが大事なんですよねぇ。これで全て終わるんですよ。今のなんだったのだろう。じゃあ、これを見てくださいよ。」
     「チチャーズシャースエベレンズ!!」
    あいなちゃんが叫んだ。すると空中に大きな画面のようなものが現れた。
    『ザサゴソ。あった、咲希の給食費。』
    かおりちゃんが咲希ちゃんのバックの中をあさって、茶色い封筒を出した。それは、給食費の封筒。
    「私のっ!」
    そこにはしっかりと咲希ちゃんの名前が刻まれていた。すると、映像が変わった。
    『先生、咲希の給食費を盗んだのは、純也です、ということにして置いてください。じゃないと、先生の旦那さんの会社が危ないですよ。いいですよね。』
    『でも・・・。』
    『いいですよ、ね。』
    『・・・、わかったわ。』
    そこで映像が消え、画面も消えた。
    「私・・・、お父様に・・・。」
    「うん。社長なら、さっき捕まったよ。他にも色々汚職をしていたからね。」
    すると、ガラガラとドアを開けて、警察が入ってきた。
    「共犯人として、かおりさんを逮捕します。」
    「いやだ・・・!」
    「大丈夫。何かあったら、私が来ると思うよ。」
    あいなちゃんはニコッと笑った。かおりちゃんは泣き止んだ。そして、警察に連れて行かれた。
    「なあ、お前さぁ、何者なんだ。さっきだって、チチャーとか、あれ、何?」
    「そうですね。私はー」
    ジリリリリリリリリリリリリ!ベルが鳴った。
    「あら、時間切れです。ではまあ会える日を!」
    あいなちゃんはそう言って、どこかに消えていった。
    「おいっ!」
     彼女が何者なのか、それはまだわかりません。

    ー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    読んでくださり、ありがとうございます。
    漫画書いてくださる方、募集してます!
    詳細は、私の自己紹介欄に記載しています。
    気軽に言ってください。
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