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    いつかウサギに食われる人参

    @nill621

    ここは人外大好き人参のOCエッな絵やグロっぽい絵を自己満で投げるところ
    地雷を堂々と踏むような性癖絵も投げるのでブラウザバック推奨
    相互限定有り
    版権キャラはあまり描かない
    絵は妄想白黒落書き人外多め
    ワンクッションかはさておき、君も人外の沼にハマらないか??

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    ライメイがマキナに告る話です(妄想)

    ライメイがマキナに告る話ライメイ「…マキナ、結婚してくれ」
    マキナ「………え?」

    マキナが本を読む手を止める
    だが唐突という訳ではなく、過去にもマキナはライメイから結婚してくれと言われた事がある
    …もちろん、ライメイがまだ幼い頃にだが
    なのにマキナが驚いたのは別の理由であり、まだ諦めてなかったのかと驚いたからである

    マキナ「……あー、昔にも言ったけど、結婚は普通その種族同士でするものであって…」
    ライメイ「最近は飛行機や車、塀、二次元と結婚している人も居るぞ」
    マキナ「……………あ、あー…それは…多種多様だな、初めて知った、それで?それに則って俺と結婚したいと…?」
    ライメイ「…ダメなのか?」
    マキナ「い、いや…ダメ…じゃないんだけどさぁ……」

    マキナの悩みは一つ、感情のレパートリーの少なさだ
    特に表情に関しては笑顔、驚き、無の3つしか設定されていない
    他の機械やAIに比べれば欠陥が多過ぎると判断したのだ
    ましてやライメイは元人間だ、結婚するのであれば同じ体温、同じ五感…同じ人間であれば触れても冬には寒がる事はなく、夏には一緒に海へ遊びに行ける、秋には味覚を楽しんで、春には視覚で花を楽しむ
    しかしマキナ自身はどうだろうか?
    水で濡れるとすぐ錆びてしまう金属の体で、体温は無く、味覚を楽しむ事も無く、花を楽しむ事も無い
    出来る事と言えば、人間の代わりに仕事をやったり、知識を重ねて覚える為に本を読んだり、緊急時には戦闘態勢に移行したり、ライメイの世話を少しする事しか出来ない
    マキナは機械ではあるがそんな悩みを抱えていた、所謂コンプレックスだ
    ライメイはそれを察したように口を開いた

    ライメイ「…マキナ、僕は見ず知らずの人よりも信頼と尊敬してるマキナが一番大好きなんだ
    マキナが出来ない事…僕が代わりにやる、人も1人じゃ出来ない事は沢山あるんだ
    僕達だって手を貸し合ってここまで来たじゃないか…」
    マキナ「………確かに…言われれば…そうだな……?」
    ライメイ「だから僕はマキナの力にもなりたい、マキナが本当に沢山凄く大好きなんだ、この世で一番愛してるんだ」
    マキナ「お…おう……?」
    ライメイ「だからつまり結婚してくれ」
    マキナ「…………えーっと、ごめん…もうちょっと考えさせてくんね…?」
    ライメイ「あぁ、いつでも待ってる、僕が死ぬ間際でもいいからな」
    マキナ「お、おん……」

    愛?が重たい…と思ったマキナと愛が銀河レベルまで達しているライメイであった
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    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846