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    kh0810kh

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    kh0810kh

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    アウラ女王が胸大きめのスレンダーボディーになってしまい。オルフェ、イングリット、シュラが振り回されます。

    流れ星に願い事あぁ…妾も一日だけでも良い、スレンダーボディーになってみたいわ…願わくば胸はおっきめが理想じゃあ!Eカップくらい?
    寝室の窓辺に腰を掛けワイン片手に夜空を見上げる、
    この姿には不満はない。歳も若く見られるし、でも高い所の物を取る時や人と話をする時見上げなければいけなくて少々首が疲れるのが難点じゃあ。気を使って屈んでくれるはオルフェだけ…うん、実に良くできた子じゃあ。
    はぁ…ため息を一つ吐きワイングラスを口元に付けようとした瞬間
    キラン!
    「あ!流れ星じゃあ!消える前に三回願い事をするのじゃあ!」

    『1日だけでよい、スレンダーボディーEカップとまでは我が儘言わないが胸は大きめの女性になってイケメンにナンパされてみないのじゃあ!』

    はぁ…消えてしまったまぁ、所詮迷信に過ぎない。
    空になったグラスにワインを注ごうとすると
    「なんじゃ…もう空か…」
    いつの間に一本空けていたらしい…
    「仕方ない寝るとしよう」


    『アウラ女王様素敵です』
    百本ものバラの花束を抱えた金髪のイケメン
    「これを妾に」
    『はい!』
    「ありがとう『待て、貴様抜け駆けは許さん!アウラ女王』
    そこに現れたのはダイアの指を持った。またしてもイケメンの男性。
    「なんと!ダイヤ!」
    『貴方はダイヤの輝きも負けないくらい美しい…』
    「まぁ~口が上手いの~」
    「本当のことですよ』
    『待って下さい!アウラ女王、私の方がアウラ様の事』
    『待て!いいえ!アウラ女王にふさわしいのはこの私。好きですアウラ女王』
    次々と目の前にイケメンが現れ妾を口説いていく。
    ワッハハ…アウラ困っちゃう~でも、悪い気はしないがな!

    「うへへ、困るぞ…」
    「母上…」
    「アウラには選べん」
    「母上」
    「妾は幸せじゃあ」
    「目を覚まして下さい!母上!」
    「う…なんじゃ、うるさいの~折角…」
    「母上大丈夫ですか?」
    「オルフェか?どうしたんじゃそんなに焦…ふぁ~いい夢じゃった」
    目の前には心配そうな顔したオルフェ…
    「母上その身体は?」
    「身体?」
    う?なんか胸元がキツイ…まさかワインの飲み過ぎで
    一晩で太ったのか!?
    慌て身体に触れると
    ムニュ
    「っへ?」
    やっぱり!太った!?恐る恐る自分の身体を見るとパジャマのボタンは弾け飛びその変わりに
    「胸が!胸が大きくなっておる!?」
    しかもかなりの大きさ!Eあのか?
    しかもネグリジェの丈が膝上までしかない
    これはもしや!
    ベッドから飛び起き鏡を見ればそこには
    金のロンクへア、胸はボイン!足はモデル並に細くて長い女性が!
    「願いが叶ったのじゃあ!」
    「母上!」
    「なんじゃオルフェ、そんな怖い顔して、折角妾の願いが叶ったと言うのに」
    「いえ、私は心配しているのです。何か昨日の食事に変な薬でも入っていたのかと、さすればコックを処罰しなくては「大丈夫じゃ妾は昨夜流れ星に願ったのじゃあ!」
    「流れ星?」
    「そうじゃあ、一日だけでよいからスレンダーボディーの胸が大きな女性になりたいと」
    「はぁ…」
    「で!願いか叶ったのじゃあ!」
    「まさか!そんな夢のような話が」
    「オルフェの目の前に居るのは誰じゃあ?」
    「は、母上です」
    「そうじゃろ!という事で、妾は今日はこの身体を満喫するのじゃあ!」
    「あ、待って下さい!母上!先ずはお召し物を!」

    オルフェが後ろでなんか言っているがまぁいい。
    ワッハハ何処に行ってやろうかのう?
    ドンっ
    「すまん、前を見てなくて」
    「こ、こっちこそ前をって!?っうぐ…そんな裸同然の格好の女性が何故城の中に!?なんと云う破廉恥な!」
    バタン…
    「なんじゃ…シュラか…相変わらずウブじゃの~」
    「その声は…母上?!」
    「そうじゃあ!シュラ間違いなく妾じゃあ!」
    「何故、そんな破廉恥な格好に…」
    「破廉恥とは失礼な奴じゃあ!」
    「はぁ、はぁ…母上!待って下さい!って間に合わなかったか、おい、シュラ大丈夫か?だから止めたのです。母上先ずは着替えをしてからにして下さい。色々問題が起こる前に」
    改めて自分の姿を見ると。確かに胸は丸出し尻も丸出し。確かにシュラの言う通り少し破廉恥か…さすがに楽しむ前に通報されてしまいそうじゃあ…


    「地味じゃの…」
    「すみません…母上…これ位しかなくて…」
    たく、イングリットの服を借りたのはいいが地味過ぎじゃあ…だが悔しい胸は丁度よいのが。イングリットさせては隠れ巨乳じゃったか。
    妾がイングリットの胸を凝視すると。イングリットは腕で胸をガードする。その制服の中は…まぁ…なんて言うか…クローゼットの中はほぼ黒系統の服しか入っていなかった。実につまらない。
    「まぁよい、オルフェ、イングリット、シュラ今日お前達の使命は妾に付き合うことじゃ」
    「「「っは!」」」

    「母上、少し買い過ぎでは?」
    「まだまだじゃあ、こっちの色もよいの~」
    「とても赤が似合うと思います!」
    「じゃあこれも頂く」
    「ありがとうございます!」
    「母上~」

    「ふぅ~買い物も意外に疲れるものじゃな~妾は少し喉が渇いた」
    「では、あちらのオープンカフェで何買って来ましょう」
    「おぉ!オルフェは気が聞くの~」
    「イングリット、母上が勝手に脱走しないようにしっかり見て置くんだぞ」
    「はい」
    それにしてもオルフェは過保護過ぎなのじゃあ。シュラ早々に慣れない買い物にダウンしたし。口うるさいオルフェも今は近くのオープンカフェに飲み物を買いに行ってくれた。
    後は…
    「母上どちらへ」
    「トイレじゃあ!」
    「では、私も…」
    「トイレくらい一人で行けるわ!」
    「ですが…オルフェに…」
    「っあ!オルフェがナンパされて困っておるぞ!」
    「っえ!!」
    今じゃ!ダッシュ!

    「母上オルフェなんて、っは!しまった母上!何処へ!?」

    「ワッハハ!すまんなイングリット!」
    いつもは短い足で必死に歩いたり走ったりするが今日は長い足で颯爽と歩いたり走ったり出来る。最高じゃあ!
    ここまでくれば。ふぅ~やっと一人になれた四人での買い物も楽しいが何かと心配され困ったもんじゃ…
    周りを見るとさっきとはまた違った雰囲気の繁華街にきたようじゃ
    さてこれからどこに行こうかの~キョロキョロしていると。
    「へい、その綺麗貴女、僕とお茶でもどうですか?」
    「綺麗な女性とは妾の事かの?」
    「はい、綺麗なお嬢様是非とも僕とお茶しませんか?」
    振り返ると夢の中で見たキラキラ笑顔のイケメンが
    「はい…よろこんで」

    「アウラさんって言うですが?あまりにもお綺麗でしかも子持ちだなんて信じられないですよ」
    「お主口が上手のう~」
    「本当の事ですよ」
    「まぁ~」
    「そうだ、折角なんでこれから僕の店に行きませんか?」
    「店?」
    「はい…話を聞いていたところアウラさんお酒お好きみたいですので是非」
    「まぁ~嗜む程度ですわ」
    「今日は特別に」

    イイワインが入ったんです。

    「まぁ~それはそれはではお言葉に甘えようかしら」
    伝票を手に席を立とするとそっと手を握られ
    「ここは僕が…」
    っすと伝票を持って会計へ
    「すまんの~」
    「いえいえ、そうと決まれば行きましょう」

    「アウラお嬢様ご来店です!」
    店に入ると天井には大きなシャンデリア。広いフワフワ紅いソファー
    「お待ちしておりましたアウラお嬢様」
    目の前には選り取り見取りのイケメンが…
    夢にまでみた…ここは天国かの~
    「ささっこちらの席へ先ずは何にします」
    メニューを渡される。
    「そうじゃのやっぱりワインからかの?」
    「かしこまりました。ワイン入りました!」

    「お待たせしました。アウラお嬢様、今日一番の赤ワインです」
    カチンとイケメンとグラスを合わせる
    「お主もいける口か?」
    「アウラお嬢様ほどではないですがね」
    うん、匂いも最高じゃあ
    「今日の紅いお召し物にもよくお似合いですよ」
    「今日、妾の可愛い子供達が選んでくれたのじゃ」
    「とても、素敵です」
    「そうかの~」
    イケメン達との話は楽しくてつい盛り上がってしまった。
    「っん…ちょっと飲み過ぎたかの?」
    「いえいえ、まだまだこれからです。そうだ、アウラお嬢様、アレを見て下さい」
    イケメンが妾の近くに寄ってくる。
    「なんじゃあの綺麗なのは?」
    目線の先にはグラスのタワーが
    「あれはいかがですか?」
    「綺麗じゃあ、アレもいいの~」
    「はい…」
    「じゃあアレもくれぬか?」
    「喜んで!」

    「アウラお嬢様よりシャンパンタワー入りました!」
    「ありがとうございます!アウラお嬢様」
    ホール内に歓声が上がる。よくわからないが、
    みんな楽しそうじゃあ!

    はぁ~酒も美味しかったしイケメンにも囲まれて妾は満足じゃあ!
    そろそろ帰るかの~そう云えばオルフェたちは…流石に心配してるかの~
    いいや、親離れするのも大切な事じゃあ!だいたいこ保護過ぎるのじゃあウチの子供たちは。
    「よし、妾はこの辺で帰るとする、楽しかったぞ」
    「喜んで頂けて光栄です。では…こちらをお願いします」
    一枚の紙が差し出される。
    「う?なんじゃ?」
    「本日の領収書です。全て併せて100万円でございます。」
    「っは…何かの間違いかの~」
    「アウラお嬢様ご冗談を、飲みましたよね年代物のワインとシャンパンタワー」
    「頼んだが…アレって」
    『はい、全てアウラお嬢様持ちでございます。
    「「ハッハッ~…はぁ…」」

    「妾はそんな金持ってないぞ」
    「そうですか…払えないのなら仕方ないですね…」
    「何をする!」
    「手荒な事はしたくないですが、払うことが出ないのであれば私達のもう一つの店で…働いて頂いて還して頂かなければ。」
    「働く?」
    「はい、アウラお嬢様はなかなかイイモノをお持ちでもしかしたらそちらでナンバーワンになれるかも…」
    ナンバーワン?何を言っておるのだ、このイケメンは?それに…ゾワゾワ…気持ちがワルいの~
    男達の目線に寒気が走る…イケメンが不気味な男達に見えてくる。
    「先ずはそっちの才能もあるか確認してからになりますが…」
    「な、なにをする!」
    体格のいい二人のイケメンにソファーに押し付けらる
    そして妾を店に連れてきたイケメンの手が妾の身体に伸びて来た瞬間
    流石身の危険を感じ逃げようとするが男二人の力に勝てる筈がなく。
    「確認ですよ」
    胸元のボタンを外そとした時だ。

    「待ちなさい!」
    「誰だ?!」
    「オルフェ、イングリット!」
    「我々の母上がとんだ勘ご迷惑を…イングリット…」
    「はい…母上が飲んだ分はこれで宜しいですか?」
    イングリットが空けたスーツケースには札束が
    イケメン達の目の色が変わる。
    妾を抑えていた手の力も緩む。
    た、助かった…
    「母上…お怪我は」
    「オルフェ…大丈夫じゃ」
    「では、支払いが済んだので…我々は帰らせて頂きます、お騒がせしてすみません。さっ、母上帰りますよ」
    「待ってくれ…」
    「まさか、何かされたのですか?」
    今まで穏やかだったオルフェが凄まじい顔でイケメン達を睨む。イケメンたちもこれにはヒビっている。
    「だ、大丈夫じゃ、じゃが…腰が抜けてしまったようじゃあ」
    「はぁ…シュラ…」
    オルフェが指を鳴らすと
    「っは」
    颯爽と現れるシュラ…
    「シュラも来てくれていたのか…」
    「はい、」
    「シュラ…母上をおんぶして差し上げろ」
    「っは!」

    「はぁ…全く母上…私たちが来なかったどしていたのですか?売り飛ばされる所だったんですよ」
    「すまん…」
    「オルフェそのくらいで…」
    「だいたいイングリットお前が!」
    「オルフェ落ち着けって!」
    「本輪と云えば!シュラお前が一番不甲斐なぞ!たったあれぽっちの買い物で根を上げるとは!」
    「っうぐ、それを言われると…」
    「まぁまぁ…オルフェ落ち着くのじゃ」
    「ですが!母上!」
    「まぁ~妾も世間知らずの所もあったのも悪かった。流石に反省はしておる」
    「母上…」
    「大変な目にあった。じゃがそれ以上に私の可愛い子供達が助けに来てくれた妾は嬉しかったぞ…勇敢な子供たちを持って幸せじゃあ、四人での買い物も楽しかったぞ!」
    「「「母上」」」
    ポン!
    「アレ、元に戻ってしまったようじゃあ本当に一日だけなのじゃなあ」
    いつものミニマムボディーに戻ってしまったが
    でも、やっぱりこの姿が一番落ち着くのじゃあ。
    また、四人でいいや、今度はリュー、ダニエル、
    グリフィン、リデラも誘って八人で出掛けるとしよう。妾の可愛い子供たち。



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