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    kh0810kh

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    kh0810kh

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    オルイン前提イン→オルフェ
    イングリットちゃんキャラ崩壊してます。
    学パロhappyendです。

    顔面善すぎ…はぁ…今日も素敵だったなぁ…
    就寝準備を全て終えベッドに身体を投げ出す。
    脳裏に浮かぶの全校集会で話すオルフェの姿。
    ベッドボードに飾ってある写真立てに手を伸ばす。やっぱりいい…綺麗な顔面、通る声、所作が全てにおいて完璧だと思う。
    写真はファウンデーション学園の生徒会長として全校生徒の前で話をしているオルフェの写真だ。
    これは秘密ではあるが隠し撮りしたもの。ステージの袖でコッソリ撮った物を印刷した物。会長であるオルフェを一番近くで見れるのは副会長として特権。
    副会長として全校集会の最中スマホを構えるなんて言語道断ましてや隠し撮りだなんてイケナイとわかったてはいたが気づけば制服のスカートにしまっていたスマホに手を伸ばしシャッターを押していた。

    ベッドボードや勉強机の上にはオルフェの写真が飾ってある。私とオルフェは幼なじみだ。
    写真は幼ない頃の二人で写っている物が一番多かった。でも結局成長するにつれて二人で写真を撮る事も減り。幼稚園、小学生まではそれなりに残っているが中学以降は入学式や卒業式で親が撮ってくれた物しかなくなっていた。
    オルフェ…
    周りがキラキラした男性アイドルやイケメン俳優に興味を示す中私は全然その善さがわからないでいた。
    『インちゃんっていったいどんな男性がタイプなの?』
    『タイプ?』
    『うん、どんな男性が好きって事だよ』
    って突然聞かれてもわからない。
    ただいわゆるイケメンと言われている人達はタ自分のタイプではない。
    タイプ…私のタイプかぁ…ふと想い浮かんだのは一人しかいなかった。
    『私は。オルフェ…かな?」
    その時自然とオルフェの名が口から出たもののその時の私は…
    『え?じゃあインちゃんはオルフェくんの事が
    好きなの?』
    私の一言急に周りの友達が色めき出したが私は
    『うんん。何言ってるの?オルフェは幼なじみなだけ。』
    『だって今?好きだって、タイプはオルフェ君って』
    『うん、言ったでも好きとは違うよ』
    『え~一緒だよ!』
    『違う…』
    『じゃあ何でオルフェ君なの?』
    何で、何でって言われても、
    『…顔』
    『え?』
    『オルフェの顔がいいから』
    『アイドルの⚪️⚪️や俳優の⚪️⚪️よりも?』
    『うん。オルフェの顔がいい』
    『まぁ…綺麗ではあるけど…インちゃんの考えって変わってるね』
    自分から聞いて置いて変わっているねは失礼だと思ったが改めて考えたら何故オルフェの名を口にしたのか自分でもわからない。
    雑誌やテレビでキラキラしたアイドルやイケメン俳優をよく観察してみが全く心は踊らない。正直この人達の何処がいいの?
    そんな事この人達の事が好きな人に言った殺されてしまいそうだ。
    オルフェの顔が良いことは間違ってない。だから私はあの時オルフェの名を口にした。雑誌やテレビの中の人たちよりもオルフェは顔がいいと思うしなにより声もいい。
    うん、きっとそれだけ。

    私に転機が訪れたのは高校二年の三学期だ。次の生徒会長にオルフェが選ばれオルフェは副会長に私を推薦してくれた。
    正直同じ中学、高校に通っていたが中学に上がってから話す事や一緒にいることはめっきり減っていた。少し寂しいと思っていたのが本音で
    あのオルフェが推薦してくれた事が何よりうれしかった。
    生徒会に入ってからはオルフェとの時間が増えた。他の委員も居るが会長であるオルフェを一番近くで見て支えられるのは自分の特権。優越感が堪らなかった。
    こんな感情は始めてだった。会長がオルフェだからオルフェが私を選んでくれた。
    私の頭の中はオルフェでいっぱいになっていた。
    学校全体をまとめるオルフェ…
    キリッとした表情。いい…
    上手く行った時のやり遂げた爽やか表情。いい…
    今後について悩んでいる難しい表情。なんか凄くいい…
    そしてマイク要らずの通る声…ずっと聞いていたい。
    顔が好きからオルフェの全てが好きになっていた。
    でも、この気持ちを伝えたいと云う考えはさらさらなくオルフェの事を一番近くで見て支えられればいい。それだけで満足。
    隠し撮りしている事はひとまずおいて置くとして。
    明日はまた、生徒会の集まりがある。よし明日は少し早起きして久しぶりにメイクしようかなんて考えながら眠りについた。

    よし、鏡に向かって気合いを入れる。
    机に置いてある生徒手帳を制服のポッケに仕舞い家を出る。
    もちろん生徒手帳にもオルフェの写真が挟まっている。好きな人の写真を生徒手帳に挟む事は女子の間でちょっとしたブームになっていた。
    早く放課後にならないかなぁ…柄にもなく心が踊っていた。だから気づかなかった。
    ポッケから生徒手帳が落ちそうになっていた事に。
    今日はメイクに時間を掛けてしまったためお弁当が作れなかった。仕方なく混んでいる購買に向かった。購買お昼時は絶対に混んでいるため滅多に来る事はない。何とか生徒の間からパンを一つ手に取り会計を済ませ教室に戻ろうとしたところ。

    「すみません、生徒手帳落としましたよ」
    「っえ、あ、すみませんってオルフェ?!」
    「イングリット」
    校内でオルフェと顔を会わす事が珍しく心臓が高鳴った。
    「あ、ありがとう…」
    平静を装い生徒手帳に手を伸ばそうとするとその間から紙が一枚落ちる。
    マズイ…そう思った時には遅く。
    「なんか、もう一枚落ちたぞ、う?」
    ガッツリ見られた。
    「う?これ、僕?」
    「いや、これは、その今女子の中で流行っているのよ好きな人の写真を生徒手帳に入れるのが」
    しまった墓穴を掘ってしまった。
    「だからって何で僕の?写真?」
    「そのこれは…」
    「間違っていたならすまないがイングリットは僕の事が…」
    「ち、違う…私は…」
    「違う?」
    「そう違うの!私はオルフェの顔が好きなの!」
    「顔?」
    「そう、顔…それだけ、ご、ごめんなさい…」
    私はオルフェから写真を奪い返しダッシュで廊下を走っていた。
    あぁあ…放課後どんな顔で会えばいいの…

    正直生徒会は気まずかったいや、オルフェは特に気にした様子はなく会議をすすめていた。
    終わったと同時に帰ろ。そんなことばかり考えていた。
    「今日の生徒会は以上だまた、来週よろしくたのむ」
    はぁ…やっと終わる。
    「では、解散。あ、イングリットは残るように」
    っえ…な、なんで…

    生徒会メンバーが帰って行くなか生徒会室には
    私とオルフェだけになった。
    心臓が激しく脈を打つ。早く帰りたい。この場から去りたい。
    「イングリット、その昼間の事だが…」
    「ごめんなさい。隠し撮りして事は謝るは…
    「いや。それは気にしていない、」
    「っえ…」
    「ただ、イングリットは僕の顔以外は好きではないのかと思って」
    「うんん、ち、違う…声も好き」
    「うん」
    「あと、所作も綺麗なところ」
    「ありがとう…」
    「あとは…」
    「イングリット」
    不意に名前を呼ばれオルフェを見上げると
    ガッツリ目が合う。
    やっぱり顔がいい…
    「私はイングリットの全てが好きなんだがイングリットは違うのか?」
    えっ!?それってオルフェが私の事が…
    「もう一度言う私イングリットの事が好き。イングリットは私の事どう思っている?」
    「私、私も、オルフェの全てが…好き…」

    こうして私達は思わぬ形で恋人同士になった。
    「イングリット、そのそろそろキスしてもいいか?」
    「うん…」
    誰もいない生徒会室
    オルフェが私の肩に手を置き。二人向き合う。
    ヤバい、心臓が破裂しそう。
    「イングリット本当にいいだな」
    「うん」
    ゆっくりオルフェの顔が近づいてくる。
    こういう時って、やっぱり目を瞑るべきよね…私は目を閉じてみたがやっぱりオルフェの顔が見たい。好奇心に勝てず薄めを開ければ

    オルフェの顔のドアっぷ
    やっぱり顔面善すぎ…
    「イングリット大丈夫か…しっかりしろ、おい」
    キス出来たのはそれからだいぶたってからだった。



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