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    kh0810kh

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    kh0810kh

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    流リョ、三リョ
    流と三が若干変態です。
    ギャグです。
    アンナチャンとあやちゃん、ヤスも出てます。

    #三リョ
    #流リョ
    fluently

    一枚から…「やべぇ…ない」
    ロッカー、カバンを漁るが部活用のTシャツがないのだ。朝練で着たのはあるが既に汗で塗れており着るきにはならない。肝心な時に今日は体育がなく体操着も持って来ていない。
    どうしたもんかと考える。
    一番はヤスに借りるのが手っ取り早が今日に限って日直の仕事があり遅れると連絡があったばかりだ。
    う~んと唸っていると
    「センパイ…」
    「う?」
    顔上げると隣で着替えていた流川がTシャツを一枚オレに差し出してくる。
    オレに?っと指を差し確認すると静かに頷く。
    「ワリ…サンキュー」
    とここは素直に好意に甘えることにする。
    「お前って誰かに物貸すのとか嫌がりそうだけど以外だな!」
    着替えながら流川に話しかけると
    「…センパイだけッス…」
    「…そう」
    「じゃあ先に行きます…」
    「おっ…おう」
    と流川はそういうと部室を出て行った。
    そうだオレも早く着替えていかないとダンナに怒られる。
    慌てて貸して貰ったTシャツを被りハーパンに着替える。
    タオルと水筒を持って部室を出ようとすると
    ヤスとすれ違う。
    「お疲れリョータ…」
    「お疲れ!ヤスさっきに行ってるぞ!」
    「っう…うん、リョータそれどうしたの?」
    「う?あぁ…Tシャツ忘れて焦ってたら流川が貸してくれた、以外にいいやつだよな!」
    「っそ…そう」
    「じゃあ!ヤスも早く来いよ!」
    ヤスは何故か何か言いたそうだったがオレは特に気にすることなく体育館に向かった。

    「ちぃーっす」
    と挨拶して入ると
    「ちぃー…っす」
    う?何でそんな驚いたような顔してんだ皆?
    幸いダンナはまだ来てないようで助かった。
    シュート練習をしている流川に再度
    「サンキュー」っと礼を言うと
    「…ッス」
    と何故か顔がほんのり赤くなっている。
    変な奴と思っている
    「宮城!」
    勢いよく背後から三井さんが迫ってくる何故か鼻血出してる…
    「何すか?てか近づかないで下さいよ、鼻血が付きます…」
    「宮城…お前…」
    何だか目が血走ってて怖いてかキモい…
    オレが後ずさりしようとするとガシッと肩を捕まれる
    「宮城…」
    「だから…何ですか…」
    「その…下は…履いてるだよな…」
    何を言ってるだこの人は…
    オレは呆れながらも「当たり前じゃないですか!」とTシャツを捲ってみせると
    「宮城!」
    さらに強い力で肩を捕まるため何だかホントに怖くなってきた…
    「三井さん…」
    「お前…自分の格好わかっているの…ッイテ」
    「あやちゃん!?」
    「三井先輩!リョータを襲わないで下さい!」
    背後からあやちゃんのハリセンが三井さんの頭を捉える。
    「リョータ!あんたもなんて格好してるの?!」
    「へ?」
    オレがイマイチ理解しないでいると
    ほら、こっち来なさい!とあやちゃんが手を引いてオレと三井さんを離す。
    あやちゃん…
    「たく…」
    呆れながらあやちゃんはTシャツの裾をゴムで縛ってくれた。
    「よし!これで邪魔にならないし!襲われる心配もないわよ!」
    「っあ…ありがとう…」
    「で?どうした?今日は?」
    「部活用のTシャツ忘れて困ってたら流川が貸してくれた…」
    「流川が…」
    横目で流川を見るあやちゃんツーんと目を反らす流川。何だアイツは?
    「はぁ…わかった…でも今度からTシャツ借りた時は長パンツにしなさい!」
    オレが、不思議そうな顔すると
    「あの…変態な先輩に襲われたくなければね!」
    鼻にティッシュを詰めた三井さんがこっちを見ていたため。
    オレは大きく首をたてにフル
    「よし!」
    と言ってあやちゃんは準備に戻った。



    その後部活は順調に終わった。
    「流川今日はサンキューな!」
    「…っス」
    「洗って返すな!」
    「…いいッス」
    「っへ?でも汗臭いし…」
    「…いいッス」
    「いや…悪いし…」
    「オレのと一緒に洗うで…」
    「いやいや!悪いから!」
    何故か引き下がらない流川…今日は何なんだよ!
    「ホントに悪いから!」
    何とか流川を黙らせ、カバンにTシャツを押し込み。
    じゃあな!と部室を後にする
    ふぅ…何か今日はTシャツ一枚で疲れた…


    家に帰り洗濯物を干している
    「リョーちゃん!どうしたの?このおっきいTシャツ!」
    「う?今日忘れたから流川が貸してくれた…」
    「リョーちゃんにはおっきいね!」
    「うるせ…」
    「なんか…彼シャツみたいだね!」
    「彼シャツ?」
    「うん!」
    これだよ!と読んでいた少女漫画を見せてくる
    う?と視線を落とすとオレは絶句するしかなかった…
    いやいや…身長差があるからと言ってこれには流石に…
    いや…でも三井さんに下は履いてるのか言われたような…
    「リョーちゃん大丈夫?」
    「っあ…っああ」
    もう…オレはTシャツを忘れないと心に誓ったのだった。

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