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    pika_pikaidol

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    pika_pikaidol

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    mimimigen ユウ先生 バッドエンド 妄想短文

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    recommended works

    まいか

    MAIKING1108の短文のつづきのエメ光(ララ)。このあとめちゃくちゃえっっっtしますたぶんきっとメイビーそう
    パフィー・ストロベリー・フィールズ ――斯くして、その機会は遠からず訪れた。
    「わたしたち……閉じ込められちゃった……?」
    「そのようだな……」
     がくりと肩を落としたことで輪をかけて小柄に見える英雄を見下ろし、エメトセルクは嘆息する。
     キタンナ神影洞の再調査をしたい、その道程でもっと昔の話を聞かせてほしい。そう言い出した彼女に殊勝な心がけだと同道し、遺跡に足を踏み入れた矢先のことであった。前回の調査時には存在しなかったというトラップが発動し、二人は瞬く間に、辛うじて身じろぎができる程度の狭さの箱の中へと閉じ込められてしまったのだった。
     箱の内壁はいたく頑丈で物理的に叩き壊すことができず、何らかの妨害により魔術行使も叶わない。――正確には、無理筋を通せば真人たるエメトセルクには魔力操作が可能ではあるが、箱と結界の双方を破壊するとなれば、分かたれた命である英雄は間違いなく重傷を負うだろう。別段助けてやる義理はないが、未だ裁定の最中である。そのような理由で命を落とされでもしたら堪ったものではない。
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