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    pika_pikaidol

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    ソナーズにあげてたハヤユウ(年齢操作)ちょっとだけ肌色あるかも

    #ハヤユウ

    inseparable「岡田」
     くい、と服の裾が軽く引っ張られ、歩きだそうとした足は足踏みをしただけで終わる。引っ張られた方向を見れば、ハヤテが不満そうな顔で俺を見ていた。
    「どこに行くんだよ」
    「いや……見回り?」
     眠れなくて、眠ろうとしても嫌な夢を見てしまいそうで。少しでも歩けば変わる、と思い休憩所を出たところだった。
    「オレも連れてけ、お前だけじゃ頼りにならない」
    「ははは……じゃあお願いしちゃおうかな」
    「……ふん」
     夜が明けない遊園地で、二人で歩く。ハヤテがずっと裾を掴んだまま離さない。少しも信頼されてないのが悲しくて、小さい彼に聞く。
    「そんなに頼りない?」
    「頼りない、だから……」
     帽子で隠れた彼の顔は、少しも見えない。掴まれたままの裾が強く引かれた気がした。


    「オレから離れんな」


    「岡田」
     ぐ、と腕が何かに引っ張られベッドへ逆戻りする。
    「どこ行くんだ……」
    「いや、朝ごはんの準備しようかと」
    「もう少し、寝てろ」
     俺をそのままぎゅうと抱きしめ、すやすやと眠り始めた。目の前にあるハヤテの顔は、子供の頃とは違い眉間にシワは寄ってない。
    「……あの時と同じだなぁ」
     離れようとしない体に、いつかのゆぅろぴあのことを思い出す。あの時信頼されていないと思っていたのに、今じゃこんなに懐かれて――身体も許してしまった。あの日の俺に、教え子に抱かれてますって言っても信じてくれないだろう。
    「……ありがとうな、ハヤテ」
     ずっと頼りない俺から、離れないでいてくれてありがとう。そっと頬にキスをしたら、少しだけ笑ったよつな気がした。

    inseparable
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