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    85_yako_p

    カプ入り乱れの雑多です。
    昔の話は解釈違いも記念にあげてます。
    作品全部に捏造があると思ってください。

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    85_yako_p

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    後輩をからかう先輩二人です。
    100本チャレンジその13(2021/12/28)

    ##100本チャレンジ
    ##天峰秀
    ##花園百々人
    ##眉見鋭心
    ##カプなし
    ##C.FIRST

    放課後アフタートーク 悪戯心にも満たない出来心だった。のんびりとただ三人で同じ空間にいるだけ時間に、僕は言葉を落とす。
    「アマミネくんって天才なんだよね?」
     改めて口にすると、なんだかすごい問いかけだと思う。そんな質問にアマミネくんは平然と答えた。
    「ですね」
     アマミネくんのこういうところ、すごいよなぁっていつも思う。アマミネくんが自信満々に返した言葉は、僕の望んだものだった。
    「じゃあ、聞いたら何でも教えてくれる?」
    「そうですね。俺が今わからないことでも調べればわかりますし、大抵のことは教えられますよ」
     情報収集は得意なんです。そう誇らしげに胸を張るアマミネくんに笑いかける。
    「じゃあ、教えてほしいことがあるんだ」
    「はい、なんですか?」
     たんなる出来心だった。ある種のコミュニケーションと言っていい。
    「……アマミネくんの好きな人、教えてよ」
     写真とかあったら見せて。そう告げればアマミネくんはたっぷり数秒フリーズしたあと、平静を装った慌て方を見せる。
    「……知らない、です。……というか、いないから! ないです。そういうの」
     アマミネくんのクールに振る舞おうとするところは好きだし、それなのに耳が少し赤くなっているのが本当にかわいい。するとマユミくんが息を吸い込んだから、彼も参戦する気なのだとわかる。どちらへの助け船が出るんだろう。
    「答えのないものを聞いても仕方ないだろう。秀、次は俺の質問に答えてくれ」
    「イヤです」
    「好みのタイプはなんだ?」
    「イヤですってば!」
     マユミくんが乗っかってくれたから僕は思わず笑ってしまう。秀くんにはちょっと悪いけど、こういうじゃれつきかたができる空間っていうのは少しくすぐったいけど心地いい。
     もっと、仲良くなりたいな。そんなことを考えている間にも会話は進んでいる。アマミネくんが消え入りそうな声で「胸派です……」と呟いたものだから、そろそろ助けてあげようと思う。
    「じゃあさ、マユミくんはどっち派なの?」
    「尻派だ」
     即答じゃん。マユミくんがにやりと笑う。あ、これ、次は僕が標的だ。
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    85_yako_p

    DONEかなり捏造多めなタケ漣です。自分の知らない一面をなかなか信じたくないタケルの話。猫が死んでます。タケ漣とするか迷いましたが、タケ漣でしょう。(2024/10/12)
    野良猫の憂鬱 予感がした。それだけの単純であやふやな理由で俺はわざわざ上着を羽織って夜に踏み出した。目的地なんてあるはずもないのに、足は路地裏に向かっていた。
     歩けば歩くほど無意味に思える時間に「明日は朝から雨が降りそうだから、アイツを家に入れてやらないと」と理由をくっつければ、それはあっさりと馴染んでくれた。そうだ、俺はアイツを探しているんだ。訳のわからない予感なんかじゃなくて、でも愛とか同情でもなくて、この意味がわからない焦燥はアイツのためだ。
     明日が雨予報だってのは嘘じゃないけど、今夜は晴れていて月が綺麗だった。だからアイツがいたら一目でわかるはずだし、パッと探していなかったら今日は捕まらない。だから、と自分の中で線を引いてから路地裏を見ると、いつもチャンプが日向ぼっこをしているドラム缶の上にアイツがいた。片足をだらんと垂らして、片方の足はかかとをドラム缶のふちに乗せている。そうやって、何かを抱き抱えるように瞳を閉じている。
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