辰木勇一郎設定メモ［武器］
神樹の桜の枝から出来た槍。
神が扱う前提で作られているので、人間が使えば使いこなせない上自分の体を蝕む魔槍となる。
70近くでも現役で白職員として戦えてるのは槍の力あってこそ。
長い時間連続で使うと徐々に槍に触れてる部分から木質になってく。(動かせない訳ではない)
木になった手から枝を伸ばすことが出来、妖怪の拘束用に使う。
槍を離せば少しづつ元に戻っていくが、昔の事件で長く槍を使いすぎたせいで、左手が完全に木となりどれだけ時間を置いても戻らない。

【DeCO】世界人外設定【契約】
人が妖怪、幽霊から何らかの異能を使えるようにしてもらうこと。
神以外の妖怪、幽霊の場合は、ギブアンドテイクも見返り無しも含めて「妖怪から異能を使えるようにして貰う＝契約」
神の場合は、神に頼んで異能を貰う場合は「契約」、
神に選ばれ、神の名をもって力を使う者は「授与(授かる)」となる

対人外国際機関【DeCO】設定【設定・ワード集】

【DeCOとは？】
対人外、異能を司る国際機関
人の世界の秩序を守るためにある警察とはまた別
世間一般に組織の存在は認知されており、悪鬼に怯える市民の頼りになっている。

【戦闘員】
DeCOの対人外戦闘部隊に所属し、前線に出る職員。あくまで戦闘員であり、管理職は別にいる。指令員や、補助適正職員のサポートを受けながら市民を守る為に戦う。

【Ornament(オーナメント)】
職員の適正に合わせ配布される武器
ランクによって色が変わる
半年に一回の階級決めにはオーナメントに記憶されている戦闘情報も参考にされる

【ネクタイ】
見た目はただの真っ黒なネクタイだが、首元にチップが入っており、そこから職員の体調、精神状態などを補助適正職員や指令員に自動で送信してくれる

上から下へなぞるように、指先で胴体のやわらかい部分に触れる。一枚の薄い布越しに、ぴく、と震えが伝わった。ちいさな窪みを確認して、そこから少し上の位置で手を止める。ここだ。と印をつけるように柔く押し込んだ後、手をグーの形に変えた。肩にかけられた手は汗ばんでいた。

「…本当に、いいですか」
「いいから、」

好きなタイミングで、好きにしていいよ。と熱を孕んだ目で、しかしどことなく青褪めた顔で微笑まれる。好きにしていいなら、今すぐこの行為を辞めさせてもらいたい。というのがグラスの本音だが、その主張が通らないことは重々承知している。溜息を押し込むように、静かに息を吸った。先ほど定めた位置に視線を合わせ姿勢を正す。拳を後ろに下げて、そして勢いよく突き上げた。