ゆっくりと目を開ける。
　目に入ったのは赤。赤すぎて現実味がない。
　いや、果たしてこの色は赤だったろうか。答えは出ない。

　僅かな身動ぎとともに、眼前に広がる“赤”がゆらりと波打つ。
　視界の変化に伴い、ようやく周囲を見回すという行為を思い出す。
　そして、己が置かれている状況の把握。

　赤い液体が満ちた、白いバスタブ。
　それにもたれかかるように座り込んでいた。
　左の手首はバスタブに満ちた赤い液体に浸かっている。
　ゆっくりと左手を引き上げてみる。
　バスタブの液体が赤いのは自らの手首によるものではないようだった。



　ふと脳裏に浮かぶ。
　“ついさっき”見た光景。
　光あふれる空間に手を伸ばす。
　その手は何に届くこともなく、虚しく空を切る。

　管理人の様子がおかしくなってから、もう四日が経つ。



　おかしくなったというよりは……”人格が変わった”。その表現が一番相応しい。むしろそのまま当てはまる。
　Xから、Aへと。

「記憶貯蔵庫が更新されたらまずい……それまでになんとかしないと……」
　思い詰めた様子でダフネが呟く。続くだろう言葉はおおよそ察しがついていたが、念のため聞いてみる。
「記憶貯蔵庫の更新をまたぐと、取り返しがつかないんですか？」
「……多分」
「多分、とは」
「似た状況は何回かあった。ただし今回のような人格同居じゃなしに、普段はXが表に出ていてAは眠っている状態に近い……っつってた、管理人は。相変わらず夢は覚えてないし、記憶同期の際に呼び起こされるAの記憶は、Aが勝手に喋ってるのを傍観しているような感じだったらしい」

発表用原稿

前置き
時間は特に制限ないが、とりあえず1人1時間目安でお願いします。
質問やコメントは発表中でもどんどんしてください。その方が楽しいかなと思いますが、発表に集中したい方はその旨おっしゃってください。

1
それでは設定資料の発表を始めたいと思います。私びーたがお送り致します。
質問やコメント等ございましたら発表の途中でもどんどん発言などどうぞよろしくお願い致します。

2
私のワールドツアー主人公ちゃんについてざっくりプロフィールです。
愛称、絵文字、身長はボシュより10センチ低い、年齢はボシュより2歳上、誕生日、ルーツ、使用スタイル、髪色、眼の色、体格、大体の性格はこうなっております。自己投影ではなくオリキャラです。記載していない性格としては「好奇心が強い、ガラスのハート、セルフネグレクト気味、食に興味がなくなんでも食べる、善と悪の区別があまりない、八方美人」があります。

The Red Dynasty/红朝 21刚做仙道的助理那阵子，彦一曾经尝试给老板家里准备一些简单的成人用品。
球星本来就是party上的宠儿，而仙道是如此潇洒英俊，彦一觉得自己的老板少不了用这些东西，所以没经验的他假装十分"懂"地默契了一次。

对于这些准备，仙道没给过任何反馈，彦一下次组织人打扫房间时发现东西连拆封都没。
开始他十分惊讶，以为老板更喜欢没有"拘束"的那种。没想仙道虽然潇洒游走于各种人群之间，party也参加，高尔夫也一起打，但是并不往回家领女人，也不领男人，以至于那些用品全都过期报废了。

很奇怪，联盟也没什么传闻，比如仙道"古怪""不行"之类。彦一想或许这就是一种能力，坚持自我而还能杜绝流言蜚语。