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    DONE【冬彰☕🥞】
    『離別の夜。』
    ずっと、これからだったのに。
    相棒であることをやめた、あの夜。離れて気付けた想いがあった。



    プセを知り、バドに惹かれ始めた時期にまんまと私を沼に嵌らせたのが例の曲でした。
    その時にクソデカ感情をぶつけ衝動的に書いた、雰囲気小説。

    ※誤字脱字知識抜け等至らぬ点が多々ありますがご容赦下さい。
    2023.3.12
    離別の夜。────────────────────


    『俺はもう、お前と一緒にはやらない』
     あの言葉を投げられた時、一瞬、目の前が真っ暗になった。意識が遠退き、つま先から脳天まで急速に冷えていく感覚。俺達は…同じ夢を追いかけていたのでは、なかったのか。

     〝RAD WEEKENDを超える。〟

     それは当時中学生の少年が口にするにはあまりにも大きな夢だった。それ程に、WEEKEND GARAGEの人々にとってあの夜は伝説の一夜として記憶に残っている。その胸に、脳に、深く熱く刻まれているのだ。
     周りの大人達がバカみたいな夢だと鼻で笑い見向きもしない中、オレの夢を笑わずに受け止めてくれた人がいる。それが、冬弥だ。
     あいつの綺麗に伸びる歌声に惹き付けられた夜から、オレ達はなるべくして相棒になったんだと思っていた。そして冬弥に別れを告げられるその瞬間まで、その関係に疑いを持ったことは無かった。
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