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    きいろ

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    きいろ

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    最初シリアスっぽいですが、そんなことはないです

    #安赤

    憎まれっ子世に憚る(安赤)1:降谷
    憎まれっ子世に憚る、ということわざをご存知だろうか。 人の目を気にせずわが道を突き進むような人間が、のびのびと世間を渡っていくことを指す。
    まさに赤井のことだと思った。日本の許可を得ずに捜査を繰り返し、発砲し、潜伏し、やりたい放題のFBI捜査官。スコッチを見殺しにした男。降谷零の憎しみを一身に受けてなお、飄々と立っている黒髪長身の元スパイ。
    身体能力に自信のあった降谷と渡り合えるくらいに強く、銃の腕は劣っているとさえ感じるハイスペック野郎。奴が優秀であればあるほど、降谷の憎悪を焦がした。そんなになんでもできるなら、なぜ、どうして、スコッチを!
    その憎しみが氷解したのは組織が潰れて数か月後、後処理もようやくひと段落ついた時分のことだ。降谷のその謎の解明に関わるヒントを残してくれたのは、降谷自身でも赤井でも小さな名探偵ですらなく、小さな科学者であった。
    灰原哀と名乗るその子が、実は宮野明美の妹であるということを降谷が知ったのは、事実上組織が壊滅した最終作戦の直後だった。組織が作っていた悪魔の薬、その途中で偶発的にできた出来損ないの毒。元の体を取り戻すために、詳しい研究データが必要だ。協力してほしい。そう懇願されて、山のような組織のデータから現在サルベージしている最中で、その進捗報告に阿笠博士宅を訪問した折のことだった。
    「爆破された研究所の一部から薬の試験データらしきものが見つかりました。これに入ってます」
    「確認するわ」
    カタカタと端末を操作して、素早く内容を眺めていく。流し見しているようにしか見えないが、専門家である彼女にはその数字が、化学式が、遺伝子情報が、一つ一つ意味を持って頭の中で組み立てられているのだろう。
    「破損があるし、私が最後に見たものよりかなり進化しているけれど……これに間違いないわ」
    「それはよかった。役に立てたなら幸いです。そのデータ、あなたに渡す許可は得ています。USBもそのまま置いていきますが、取り扱いだけは重々気を付けてください」
    「分かってる。ありがとう……これでやっと、前に進める」
    ほっと安堵の笑みを薄く浮かべる灰原に、降谷もまた微笑んだ。解毒薬の開発も一夕一朝とはいかないだろうが、命の危険もなく、研究に打ち込める環境になったのは大きい。
    「あなた、忙しいんでしょうけど、少しだけお話をしてもいいかしら」
    口数も少なく愛想もよくない彼女がそう言うものだから、降谷も上げかけた腰を再度ソファに沈めることにした。
    「あの人の話よ」
    そうでしょうね、と頷く。宮野志保と降谷零。二人に共通しているのは、大事な人を亡くしていること、そこにあの男が関わっていること、この二点だった。
    「今から私がする話は、決してあなたの考えに指向性を与えるつもりはないものとだけ先に言っておくわ」
    「随分まどろっこしい言い方ですね」
    「結論から言うと、私はもう、あの人のことを恨んでいないの」
    「……」
    意外と言えば意外である。だが、つい先日、赤井は彼女に宮野明美から送られたというメールを見せていた。彼女は大切そうに何回も何回も読んで、赤井をぽかぽか殴ったあと、その携帯ごと譲り受けていた。
    「あの人、お姉ちゃんにFBIだって明かしてたんですって。逃がしてやるって。実行している作戦があって、うまくいけば明日終わるからって」
    想像できないわけではない。悪人顔のくせして、むやみやたら殺生する人物ではなかった。明美も、スコッチも、機会があったなら逃がすことを躊躇わないに違いない。
    「でも作戦は失敗した。あの人は組織を抜けざるを得なくなって、お姉ちゃんは置いて行かれた。……そう、思ってた」
    「……違うのか?」
    「厳密には違うってわけじゃないわ。お姉ちゃんがジンに殺される要因になったのは事実。だけど、お姉ちゃん、逃がしてやるって言葉に頷かなかったんですって。どうしてって思ったけど……私を、残しては、いけない、って……」
    「……赤井は、なんて?」
    「きみには敵わなかった、ですって。当然よ。お姉ちゃんにとっての一番は私なんだから。いい気味。それでいて、明美がそう言うからきみごと助けてやりたかった、作戦が成功すればそれができると思っていた、だなんて。そんなこと、言われたら……」
    ぽろ、と大きな瞳から涙がこぼれる。降谷とは直接の関係を持たない彼女だけれど、色合いは降谷の初恋の人とそっくりなので、その顔で泣かれると弱かった。
    「お姉ちゃんが死んだのは、あの人より私をとったから。私は薄々それを知りつつ、誰かを恨んだ方が楽だったから、あの人をサンドバッグにしたのよ。私の方がお姉ちゃんのそばにいたし、アメリカに渡ったあの人よりお姉ちゃんの危険を察知できたはずだった。ねえ、気付いてるんでしょ?あなたも、概ね私と同じ立場のはずよ」
    「……指向性を与えるつもりはなかったのでは?」
    「そうね。だから、これは私の話。あの人が、お姉ちゃんの死に対して責任を感じているのはわかるし、それは当然のこと。一生背負えって思うわ。けれど、私の落ち度を、怠慢を、過失まで背負って、すべて俺が悪いだなんて、そんなばかげた話はないでしょう」
    すん、と鼻をすすって、少しだけ目元を赤くした彼女の目は、彼女の母と同じ強い色を讃えている。
    「私の荷物は私のものよ。それがどんなに重くて、苦しくて、辛くても。絶対に、譲ったりなんてしない。だってこれも、私とお姉ちゃんの大事な思い出だもの」
    ああ、なんて、眩しい。
    指向性を与えられたわけではないけれど、そろそろ向き合うべき時が来たのかもしれない。
    「それはそれとして、あなたがあの人に噛みついてるとあの人嬉しそうなんだけど、それはどうして?」
    「知らない」
    「ちなみにあなたも楽しそうに噛みついてるわ」
    「知らない」


    2:赤井
    雑草はすぐに伸びるということわざがある。人の目を気にせずわが道を突き進むような人間こそ、のびのびと世間を渡っていく、という趣旨のものだ。
    赤井はまさにこれを体現したようなギフトを持っていた。まったくもって気にしないが、妬まれたり憎まれたりすればするほど、何やら体の調子がいい。別に好きで妬まれるわけではないが、幼いころから容姿も優れていて頭脳も明晰、フィジカルも追随を許さないとなれば必然、ある程度のやっかみを受けることは常であった。
    あまり他人に興味を持たない人格は、このギフトの効果もあってますます顕著だった。
    魂に受ける妬み嫉みが大きければ大きいほどこのギフトは強くなる。
    組織壊滅を目前にした日々は最高潮に調子がよかった。なにせ、組織の人間の大半は銀の弾丸たる赤井秀一を目の敵にしていたし、ジンの殺意もメーターを振り切っていたし、降谷の憎悪もうなぎ……うなぎのぼり?ひつまぶし?だった。
    作戦が成功して組織が壊滅してからも、調子は上振れ。どうしたシュウ、スーパースターでも食べたのかなんて言われたものだ。
    だが、ある日起きると、どうにも調子がよくない。体脂肪率も筋肉量も関節も、日々のトレーニングで最適な状態を保っているはずなので、問題はギフト効果のほうにある。
    捕まった組織の連中が諦めて憎悪を捨てたか?いや、そんな奴らじゃない。と、なると。
    「浮気か、降谷くん」
    「げほっ、ごほっ、ごほっ……はぁ!?」
    昼休み、デスクでお弁当を食べている彼に直撃することにした。タイミングが悪かったのか、むせてしまったので、さっき買ったばかりの未開封の水を手渡す。ごくごく飲んだあとに顔を上げた彼は再度「はぁ!?」と繰り返した。
    「知ってる。それ、天丼って言うんだろ」
    「お笑いにはまってるんじゃないFBI!なに、俺が、浮気!?」
    「その疑いがある」
    この会話は公安の降谷のデスクで繰り広げられているので、周囲への被害も甚大なのだが、気にする赤井ではない。降谷もまた、付き合ってもないのに急に浮気疑惑を指摘されてそれどころではなかった。
    「相手はどこの誰だ」
    「事実無根だ!」
    「異議あり!ネタは上がってるんだ」
    「さては弁護士ドラマと刑事ドラマも見てるな!?」
    ぎゃーぎゃー言い合う二人を見て、ざわざわしてしまう周囲。その中には風見もジョディもいた。
    「降谷さん……!?自分は何の報告も受けていませんが……!?」
    「シュウ、フルヤ、いつの間に……!?」
    こうして勘違いは加速していく。どう考えても戦犯は赤井なのだが、自覚はない。


    3:降谷
    阿笠宅を辞した後、降谷はその足でスコッチの死んだビルへと向かっていた。もう二度と足を踏み入れたくないと思っていた場所に。
    近づくだけで心臓がバクバクと音を立てる。さーっと頭から血が下がっていくのに、首元がやけに熱い。息が詰まる。最悪の気分だ。
    「それがどんなに重くて、苦しくて、辛くても。絶対に、譲ったりなんてしない……か」
    その言葉に押されるようにして、階段をゆっくり上る。開けた屋上は、今は青空の下にあった。血を隠すように塗られたペンキが光を反射して、この場所で何かがあったということを証明するよう。
    降谷は持ってきた花束をそこに置く。
    「ヒロ……、やっと、やり遂げたよ」
    拳銃で撃ち抜かれた携帯端末は彼の兄へ送ってある。組織の手が回らないように密やかに火葬された遺骨も、そろそろ兄へと手渡すことができるだろう。
    彼の兄とは、すでに安室透として会っている。潜入中だったので明確な言葉を交わしたわけではないが、恐らく安室透の正体に気付いている。気付いて黙っていてくれた。降谷として、その礼もしなければならない。
    そんなことをつらつら考えていると、ふいにカンカンカンと足音が聞こえた。降谷ははっと顔を上げ、体制を整える。この屋上は隠れる場所もない。足音は複数――二つか。こんな場所に来る人間は、組織の者か、それとも――
    「あれっ、誰かいるよ」
    全く知らない声だった。高校生くらいだろうか、まだ顔に幼さを残した男の子が二人だ。変装など疑う必要もない、一般人である。手にはドローンを持っていて、なるほど、運転させようとしているのかと理解し、降谷は警戒態勢を解いた。
    「あ、あの、許可は貰ってます」
    「そうですか。ああ、僕は帰りますのでお気になさらず」
    「よし、じゃあまずはここから海側に飛ばしてみようぜ!」
    わいわい騒ぐ彼ら二人を置いて、降谷は屋上を後にする。カンカンと下りながら、降谷は頭を抱えたくなった。さっきの一瞬で、全てを理解した。
    「馬鹿は、俺だ……」
    何がスコッチを追い詰めたのか、どうしてライが白々しい嘘をついたのか。
    ――ああ。
    俺は。
    「守られていたのか……」
    ヒロの兄に謝ることが増えた。多分責められることはないだろうけど、懺悔だけはさせてくれそうな人だ。
    赤井には……いいか。
    あいつは多分それを望まないし、恩にも着せないだろう。むしろ、灰原が言ったように全ての罪を背負おうとする傾向がある。
    「……にしても」
    降谷が突っかかってくるのを楽しそうにしているというのは何だか引っ掛かる。変な嗜好があるのか?何か他の理由が?
    いずれにせよ、今まで通りの憎悪を赤井に燃やし続けるには、薪が足りなくなっていた。燃料が、もうない。真実という名の消火剤も強力だ。これからは赤井のことを考えてイライラしなくて済む。
    済む……
    済……
    ……
    「嘘だろ!?」
    何でか余計に赤井のことを考えてしまう。脳のエラーに対し、デバッグをかけ続けた結果、出てきたのは恋とか愛とかいうもので、降谷はさらに「嘘だろ!?」と頭を抱えるはめになった。


    4:降谷
    そんなこんなで迎えた翌日。まんじりともせず夜を明かした降谷は、朝日を見ながら一つの結論に至った。そう、赤井が好きだということを認めてしまおう、と。
    あいつは、悪運が強く、周囲の助けを得る度量もあって、頭もよく、肉体面も非の打ち所がない。ついでに顔もスタイルもいい。腕利きのスナイパーでもある。
    なにより――赤井だけは、何度殴りあっても、バーボンと沖矢として騙しあっても、公安とFBIとして手を結んでも――失われることはない。取りこぼしたものの多い降谷の、その手のひらからあいつだけはどうあっても零れ落ちることはない。そう信じられる。
    こっそりあとであいつの勤務表を確認して飲みに誘おう、どう口説こうか、あいつ意外と鈍そうなんだよなぁ。そんなことを企てながら弁当を食べていた降谷の元に襲来したのが当の本人なのだから、青天の霹靂と言うか渡りに船と言うか。
    しかも浮気だなんだと騒いでいる。
    事実無根だ。そもそも付き合ってない。
    なんのことかさっぱり分からないが、好意を認めてしまった降谷の優秀な頭脳がこれはチャンスだと判断した。余談だが、降谷は後にこの時のことをファインプレーだと自賛している。
    「浮気じゃない!俺にはお前だけだ!」
    「!?降谷さん!?」
    「ホー、白々しい。俺だって何の証拠もなしに言っているわけじゃない。きみからの情熱が昨日を境に消え失せた。心境に変化があったのは認めるだろう?」
    「シュウ!?」
    認めるには認めるが、憎悪から恋愛感情へのミラクルフォームチェンジだ。降谷は感覚的に、こいつ、それと分からずに言ってるな、と感じ取った。憎悪がなくなったことで赤井に何かしらの不都合があるんだとしても、そんなことはあとで確かめればいい。
    「疑うなら見張っていればいい!あなた、今ホテル暮らしでしょう?」
    「そうだが」
    「同棲しましょう。傍にいれば、浮気なんてしてないってすぐ分かる」
    「なるほど、ではそうしようか」
    そんな感じのあれやこれやで、そういうことになった。


    5:灰原
    「そういうことになった、じゃないのよ」
    全体的にふわふわしすぎな報告を聞いて、灰原は呆れかえった。悪びれもせず、てへ……とオノマトペまで乗せて笑う降谷にもだ。
    「それで、同棲してるの」
    「ええ。楽しくやってます」
    あまりに含みのある言い方だったし、年頃の女の子として多少興味がないわけでもなかったが、姉の元カレと姉の幼馴染の関係を深く知ってしまうのにも抵抗があったので、聞かないことにした。君子危うきに近寄らず。宮野志保は天才科学者、頭はいいのである。
    「で、結局浮気だなんだっていうのはなんだったの」
    「いや、それが。マイナス感情を受ければ受けるほど能力値にバフがかかるギフトとかなんとか、とても信じられない話だったんですけど。でも薬を飲んだら体が縮んだ話とか知ってるので、そういうこともあるのかな、と」
    それについては実際縮んでいる当事者から言えることは何もない。
    「バフがなくなったって言っても、あいつ素で僕と渡りえるくらい強いし、射程距離短くなるわけでもないし、処理速度が落ちるわけでもない。そもそもの能力値が天井なんです。残務処理も減ってる今、バフなんてあってもほぼ無用の長物ですよ」
    「って言って話をすり替えて?」
    「その代わりいっぱい愛してあげます、って丸めこみました。めでたしめでたし」
    「自分で言うのね」
    上機嫌に笑う降谷を前に、灰原は自分で淹れた紅茶をすすった。
    「おめでとう、でいいのかしら?」
    「はは。ありがとうございます。見せたかったなぁ、あれ、何でか同棲してる、何でか一緒に寝てる、何でか抱かれてる、って疑問符飛ばしてる赤井秀一」
    「あの人からすれば詐欺にひっかかったようなものだけど。……あら、もしかして、私、教唆したことになる?」
    「過失の割合があるなら僕とあいつで半分こしますよ。お得意の50:50ってやつ。いや、3:7くらいにしてやろうかな。あいつ、ベッドの上で未練たらしく、君の殺意は心地よかった、だなんて言うんですよ。第二ラウンド続行しました」
    「あの人存外間抜けよね」
    「うん。……そこがかわいい」
    「惚気は結構よ、周りにそういうのがいっぱいあって飽き飽きしてるの」
    灰原はそう言いはしたが、想像して口元が緩んでしまっていたので、楽しく聞いていることはバレバレだろう。いい歳をした引く手あまたな男が二人、ばかばかしい稚拙な恋愛に取り組んでいる。それが少し、おかしい。
    「きっと、あいつが一番に優先するのは、あなたでしょう」
    「……赤井さん、家族がいたはずだけど」
    「あの家系に守られる側の人がいると思います?」
    降谷のその言葉に、灰原は赤井家の人間を思い浮かべた。メアリー世良、羽田秀吉、世良真純……。母の姉の家系はなかなか壮観である。
    「いないわね」
    「そういうことです」
    「あなたたち、一応、恋人になったのよね?いいの?」
    「一応って言わないでください。正真正銘、恋人になりました。ま、僕の一番は日本ですし――それに、あいつは僕が守る必要のない存在で、僕だってあいつにとってそうでありたい。だから、いいんです」
    「……そう」
    「だから何かあったら遠慮せず頼って、こき使ってください。買い物行きたいなんて言えば、きっと喜んで馳せ参じますよ、あいつ」
    そうしようと思う。もう恨んでも怒ってもいないけど、フサエブランドの新作をねだるくらいは可愛いものだろう。
    ふと前を見ると、目の前で男が頭を下げていた。さすがに驚いて目を見開く。
    「な、なに?」
    「宮野さん、あなたのおかげです」
    「私は私の話をしただけよ」
    「それでもですよ。――僕は、あまりにも取りこぼしたものが多すぎて、目が曇ってた。零れ落ちず、繋げたものだってあるってことを思い出しました。零れ落ちたものの重さだって、愛しい。それを、忘れたら失礼だ」
    降谷の言葉に思い描いたのは、灰原哀として築いた絆。この体にならなければ出会えなかった人たち。きっとお別れの時は近いけれど、その瞬間まで大切にしたいと心から思える縁だ。
    後ろ暗いことしかできなかった灰原が、この眩しく輝くような男の力になれたのなら、それもまた嬉しいことだった。
    「僕も、……俺も、自分の荷物を取り戻したんです」
    すっきりとした顔で笑う降谷に、灰原もまた笑みを零した。
    勝手に幸せになるといいわ、なんて素直じゃない言葉を飲み込んで。
    「それはそうと、今日はあの人も休みだって聞いていたんだけど、何で来れなかったの?」
    「知らない」
    「結局何ラウンドしたの?」
    「よ……知らない」
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