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     シリコンの密閉袋を買って嬉しいナ.ギリさん(煮卵うめぇ)

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     この話書くだけで二回文章が消えた…。呪われてんのか。この話…。
     後、金土日分が書けない…。ネタ…。ネタ…。うわぁ~。( ノД`)…

    第X週・木曜日 「カンタロウ、これを買え」物欲の無いナギリさんが、珍しく本官におねだりをしてくださいました。本官はそれが嬉しくて、「もちろんであります、ナギリさん!! して、一体何を購入すれば良いのでありますか?!!」「これだ」ナギリさんに指差されるまま、スマホ画面の購入ボタンをソッコーでポチったのでありました。
     「ナギリさぁん。お荷物届いたでありまーす」昨今の物流はすごい速さで荷物を届けてくれます。ボタンを押した次の日にはもう商品が届きました。茶封筒に入った品物をナギリさんが取り出します。それは何やら、袋の様な物でありました。「ナギリさん、これは?」「シリコン保存袋のヌタッシャーと言うものだ。密閉保存も出来るし、様々な調理法で使用出来て繰り返し使える」「ほうほう」「これで煮卵を作るぞ」「煮卵でありますか!!」そう言えば何時だったか、煮卵が食べたいと言った事がありました。何と、お家でナギリさん手作りの味染み染み煮卵が食べられるなんて!! 夢のようであります!!
     ナギリさんは早速調理に取りかかりました。お鍋に卵が半分浸かるくらいの水を入れて沸騰します。この時はまだ、卵は入れないようです。グツグツと煮たって来たら卵が十分浸かるくらいに水を足します。そして、お玉を使いそうっと卵をお鍋に入れていきました。「これで、六分三十秒待つ」「何故、六分三十秒なのでありますか?」「これが半熟卵のベストタイムだからだ」「ほぇ~」スマホのアラームを設定して時間が来るまで待ちます。時間が来てアラーム音が鳴るとお鍋を流しへ。勢い良く水を出してお湯をよく冷まします。ここが重要だそうです。水嵩一センチ程を残し水を捨て、蓋をしたらお鍋をシェイクシェイク! ガチャガチャと卵のぶつかる音が聞こえます。蛇口から水を流しながら卵の殻を剥いていけば、つるんとたまごはだの登場であります。ナギリさんは次々に卵の殻を剥いてヌタッシャーの中へと入れていきました。
     味付けは簡単にめんつゆで。チューっと底が隠れる位のめんつゆが注がれました。「めんつゆ、少なくありませんか?」「まぁ、見ていろ」ナギリさんはヌタッシャーから空気を抜いていきます。真空状態になったヌタッシャーは少量でも充分にめんつゆが行き渡り卵を茶色く染めていました。「一日置いたくらいが味が染みて美味いらしいが…」「今! 今食べたいです!!」「箸と皿を用意しろ」「はいっ!!」ほんのちょっとだけ色付いた煮卵を箸で半分に。トロリと金色の黄身が流れてきました。流れた黄身を付けて口へ運ぶと、「黄身が半熟で美味しいです!!」「ふん。まぁまぁだな」そう言うナギリさんは満足そうなお顔をしておられました。「凄いであります! これを後数回、自宅で食べられるなんて!!」歓喜に震えていると、「今日はラーメンにするか。煮卵二つ、入れても良いぞ」なんて素敵な提案!! 「ただ、材料が無いからこれから買いに行くからな」「はい! 喜んで!!」お出かけの準備をして部屋に鍵をかけて。「チャーシューはお肉屋さんで買いましょう!!」「ヒヒッ。ソイツは良いな」
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    ゆき(ポイピク)

    DONE狩人カンタロウ×狼ナギリの話。

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    もふもふパラダイス ナギリは森で一番強くて怖い狼だ。なのに、狩人であるカンタロウの番にされて小屋に閉じ込められてしまった。カンタロウは狼ではなく人間だ。狼だとバレたら、鉄砲で撃たれて殺されると思ったナギリは、辻頭巾と名乗って人間のふりをしていたのに、カンタロウにはあっさり狼だと見破られてしまった。
    けれど、狼だとバレてもカンタロウは銃で撃たなくて、ナギリをお嫁さん、番にしたいのだと求愛してきた。ナギリは森で、一人ぼっちの狼だったから、番が出来るなんて考えた事もなかった。カンタロウは毎日獲物を捕ってくる優秀で強い狩人だ。冬の間も暖かい小屋にナギリを招いてふかふかの巣も用意してくれた。カンタロウと一緒にいると、飢える事もないし、森では食べた事もないような甘いお菓子も沢山くれる。何より、怖がって誰も近寄って来なかったナギリをぎゅっと抱き締めてくれるので、ナギリは慣れない毛づくろいをカンタロウに返してやった。ぺろぺろ舐めてやると、カンタロウはナギリの頭や耳、しっぽを撫でてくれた。力の強い人間だが、撫で加減は中々悪くなかった。お風呂は嫌いだが、ブラッシングとやらは気持ちが良い。こんな強くて献身的な番は森の中の何処を探し回ってもいないだろう。つまり、ナギリは森で一番の番を手に入れたのだ。それはちょっと気分が良くなったので、行動範囲をカンタロウの巣の周りだけに限定されたのを守ってやっている。
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