箱庭の泡沫発情期前で知陽さんがポヤポヤしてて超無防備な時期、いつもなら響くんが付き添って巣作りしたりしながら発情期を迎えるんだけど、どうしても外せない仕事が入ってしまう。いつもはあんまり感情を表に出さない知陽さんも発情期前でだいぶ素直になってて、一緒にいられないことを伝えると珍しく不安そうな顔をする。どうしても置いていけなくて、知陽さんを実家に連れて行き統梧さんに託す。響くんが不在の間、知陽さんの拒絶反応※が出ない程度に背中を摩ったり頭を撫でたりとかのケアをしてくれる。ぼーっとしながらも感じる匂いが大好きな番のものと酷似していて、緊張がほぐれてリラックスして発情期を迎える。(統梧さんは結愛さんが亡くなった後も自分の意思で番契約を残しているので、知陽さんのフェロモンに影響されない)大急ぎで響くんが帰ってくると、発情期状態で巣作り用に置いていったコートにくるまれた知陽さんを統梧がお姫様抱っこで連れて来てくれて、そのまま響くんが受け取る。
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