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    yuki_aoi19

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    yuki_aoi19

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    magical★onaho「あ、あっ…や、ろぉ、あああっ!!」
    「…は、っく」

     ほとんど同時に果て、イったばかりで敏感になっているコラさんの頬を撫でた。中に入れたままコラさんの呼吸が落ち着くまで顔中にキスをして、ゆっくりとペニスを引き抜く。
     ゴムの口を縛ってティッシュと一緒に乱雑にゴミ箱に放った。空のゴミ箱に生々しい性交のあとが一つ、一際目立っている。
     事前に用意してあったタオルを濡らしてコラさんの体を丁寧に拭いていく。まだ体中を赤く火照らせ潤んだ目で見られるとムクムクと簡単に欲が膨らむが、無心でローションやらで濡れた下半身と白濁に塗れた腹の上をそっと拭って、同じようにゴミ箱の中へ放った。

    「…今日も可愛かった。コラさん、愛してる」
    「ん。俺も。愛してる」

     触れるだけのキスを数回。コラさんの隣に横になると、すぐにコラさんの大きな腕に頭を抱えられた。

     奇跡的な再会を果たし、渋るコラさんを口説き落として船に乗ってもらってから一年。恋人という立場に落ち着くまで更にひと悶着あったが、今ではお互いに触れ合うし体も重ねている。
     立場上いつ命の危機が訪れるか分からない船上では行為は行わず、するのは陸にいるときだけと二人で決めた為行為の回数は両手で足りるくらいしかしていない。
     一般的な恋人より圧倒的に少ない自覚はあるが、死んだと思っていたこの人が生きていて、愛を確かめ合えている。これ以上望んではきっとバチがあたってしまうから。
     だがしかし。男の体の性質上、溜まるものは溜まる訳で。

    「……お客さん、探し物があるなら聞くよ?」
    「……」
    「こういう店は初めてかい?恋人と最高の一夜にしたいなら隣に併設してる宿、普段の行為を盛り上げたいならそこの玩具、マンネリ解消ならその媚薬なんかおすすめだけど」
    「……」

     白を基調とした一見普通の店。しかし中に入るとそこにはところ狭しとアダルトグッズが並んでいた。そう、ここはアダルトグッズを扱う店なのだ。
     新世界では珍しい比較的平和で観光が有名なこの島に上陸したのは昨日のことだ。二人で泊っている宿でコラさんに今日は一人で行きたいところがあるんだ、と言われて手持ち無沙汰になり来た店だが……未知の世界すぎて言葉が上手く出てこない。

    「ここに売ってるものは他のものと比べられないくらいいい物だから、どれも効果はばっちりだ。なんせ、全部俺のお手製だからな」
    「……大した自信だな」
    「まぁな。実はこう見えて悪魔の実の能力者なんだ」
    「……、玩具、いや性具を作る能力か?」
    「いや俺はあらゆる人、場所、物を興奮させたり催淫作用を付与できるんだ。ま、戦闘にも日常にも使えない力だがビジネスには打って付けだろう?」

     店主が不敵に笑った。

    「ここの宿も玩具も恋人同士のお客さんや新婚に好評でリピーターも多いんだ。あんたが求めてるものは絶対にここにあるって断言してもいい」
    「……」
    「真面目で堅そうだな。……そうだ、ならこれなんてどうだい?」

     そう言って店主が奥のバックヤードから取り出したのは所謂オナホールというやつだった。店内に並んでいるオナホールと見た目に大差はないが……店主の得意顔を見るにどうやら特別な品らしい。カウンターの上にどどんと鎮座したピンク色のオナホールの威圧感にごくりと生唾を飲み込んだ。

    「これはただのオナホじゃない。使用回数3回と制限があるが、使うとオナホの中が意中の相手の体内に繋がるんだ」
    「!」
    「まぁ作るのに時間も手間もかかってるから他の商品に比べて割高だがな」
    「…………いくらだ」
    「50万ベリーだ。どうだい?」
    「……」

     結局そのオナホールと本来の目的だった通常のオナホールの二つを購入して船に戻った。若干色の違う二つのオナホールを前に一人船長室で頭を抱えた。
     自己処理に使うものを買いに行っただけでコラさんにアブノーマルなプレイをするつもりはなかったんだ。誰に言うでもない言い訳を考えながらも好奇心に勝てずオナホールを手に取った。
     触った感じは全体的に柔らかい。形はよくある細長い形で下に入口となる小さな穴がついている。

    「……これが、コラさんの、なかに」

     繋がっているのか。
     固くぴっちりと閉じている穴は確かにコラさんのアナルに酷似している気がする。
     間隔が空いてしまうせいで毎回一切の異物を受け入れないよう固く閉じているそこが健気にロー自身を飲み込んでいるのだと思うと一気に下腹部に熱がたまっていく。
     人差し指で穴の周りをゆっくりと撫で、そっとアナルに触れる。見た目はツルツルしているのに触れた感触はちゃんと皺が寄っているようだった。
     中心を軽く押して、皺の一本一本を伸ばすようのに穴の周りをマッサージする。すると触れた箇所がひくひくと期待するように動いているのが伝わってきた。間違いなくコラさんのアナルだ。
     口の中がカラカラに乾いていく。ずっとやってみたかったが、コラさんが抵抗するから出来なかったあれを、今なら……。
     乾いた唇をひと舐めして、ゆっくりと舌先を中心に近づけた。

     出来る事ならコラさんの頭の上からつま先まで触れてない場所がないくらい触りたいし、あますことなく目に焼き付けて、舐めて、全身にキスしたい。
     未だローとの行為に罪悪感と羞恥心で必要以上に触らせてくれないコラさんのアナルに今舌で触れてる事実に興奮で過剰に分泌された唾液が舌を伝って穴の周りをべちゃべちゃ濡らしていった。
     舌先を細めてキツい入口に少しだけ差し込む。表面とは違い中はかなり熱く、つるりとしていた。小さく抜き差しして口の中に溜まった唾液を中に流し混んでいくと手の中でオナホール全体がビクビクと震えた。

    「…はっ、ぁ…コラさん…」

     船長室にローの荒い呼吸とぷちゅ、ぷちゅと小さな水音が響く。間抜けな格好をしていると分かっているのに、倒錯的な行為に興奮して舌が止まらない。
     思う存分舐めて濡らしたそこから舌を引き抜く頃には入口がふやけて柔らかくなっていた。そのまま人差し指を差し込みぐるりと回してみると二本入れても問題なさそうなくらいに解れていた。
     一度抜いていつも使っているローションを荒々しく手にぶちまけて、人差し指と中指を揃えて中に差し込んだ。
     抜き差しして、指を広げたり、バラバラに動かした。興味本位で前立腺を避けてその周りを撫でていると、そこに触ってくれと導くように中が蠢いた。思わず口角が上がる。
     望み通り膨らんだそこを指で挟んで指先で押し込むと嬉しそうにきゅんきゅんと締め付けられた。
     何度も膨らみを押すと締め付けが徐々に強くなっていき、中全体が痙攣した。指をゆっくり引き抜くと入口が物足りなさそうにくぱくぱと開閉している。いつも、このタイミングで挿入する、が。

    「……はァ、ごめん。…コラさん」

     完全に勃ち上がっていたペニスを根本まで一気に突き入れた。頭が馬鹿になったみたいだ。動かす手が止まらない。
     いつも必ず付けているスキンを付けていないだけでダイレクトに中の熱が伝わってくる。歓迎するように絡みついてくる中の膨らみを亀頭を引っ掛けて擦りあげると締め付けが強くなった。上下に手を動かしながら指で届かなかった奥の突き当りにペニスを押し付けると先っぽにキスをしているようにちゅうちゅう吸い付いてきた。
     もしかしたら、全部入るんじゃ……
     閉ざされた奥にゆっくりと先っぽを押し込んでいく。
     ふるふると震える中と押し返してくる奥をあやすように優しく揺すりながらぐっぐっと少しずつ奥をこじ開けた。
     
     グポンッ、と中から音が聞こえたように錯覚した瞬間、中全体が搾り取るようにきつく収縮した。

    「はっ…ぅあ…」

     堪える間もなく中に射精し、カクカクと本能で動く腰の動きが止まった瞬間、バンッ!と勢いよく部屋のドアが開いた。

    「ひァ"、あ、ぅ…ろ、ぉ、たすけて…」
     
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    hiko_kougyoku

    DONE若やまささ+雨緒紀……他
    「痛みと慈しみ」⑤(終)
    ※雨緒紀の物語・完結編
    ※やまささと言い張る。
    ※捏造あり。かなり自由に描きました。
    ※名前付きのモブ有。
    ※途中流血・暴力描写あり。
    痛みと慈しみ⑤(終)  6

     流魂街で刀傷沙汰は避けるべきか。憎々しげに細められた目を見据えながら、雨緒紀は考える。亀之助を人質に取っているせいか市六たちが行動を起こすことはなく、一定の距離を保ちながらこちらを睨みつけてくるのみ。だがその全身から染み出すように放たれる殺気は、男たちの裡で燻るじれったさの表れであり、ぴりとした緊迫感を肌で感じながら雨緒紀は神経を研ぎ澄ましていた。
     少しの間そうしていたが、やがて痺れを切らした四角顔が吠えた。
    「卑怯だぞ!」
     なんとも子どもじみた台詞を、雨緒紀は鼻で笑って跳ね除ける。
    「お前たちに言われたくはない。さあ、長次郎を連れてくるのか? それとも、ここで斬られるか?」
     言いながら更に刃を押し付けると、亀之助はか細い声をあげながら体をこわばらせた。自らの命の手綱が他人に握られているという、絶対的な状況に愕然とし、恐怖のあまり混乱しているのか、脳の指令とは無関係に体を小刻みに震わせている。ねじり上げた腕から伝わってくる震えを押し込めようと指先に力を込めた時だった。痛みに呻いた亀之助が泣き言とばかりに漏らした声を聞いたのは。
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