【all赛】后宫鹰妃传*甄嬛传换头文学，小鸟第一人称视角

*极度ooc，没有逻辑，雷者慎入

*荷鲁斯=甄嬛，赛特=皇上，其余角色不固定

*为了一句台词把前因后果全写了

  母亲临别时抚着我脸道： “孩子，你要提防男人骗你。越好看的男人，越会骗人。”

  我母亲伊西斯本是尊贵的长公主，却被当今圣上贬为庶民，流落街头，朝不保夕。如今我已十五，自然要为她讨回曾经的一切。我握住母亲的手，告诉她不用担心。

  为了让她名入族谱，我只得进宫选秀。我初进宫的那一天，是个非常晴朗的日子。美尼斯十二年八月二十，黄道吉日。鸿雁高飞，据说这是一个非常好的预兆。

  当今皇上赛特早已大婚，他的发妻奈芙蒂斯名义上养病，实则是被软禁起来，宫宴都无法出席。他的兄长欧西里斯——也就是我的亲生父亲——是现在的皇后。而我母亲据说是拒绝成为他的妃子，才会被贬为庶人。除此之外，六宫中还有一个叫李国信的人，靠着油嘴滑舌得了恩宠。我不求能获得圣上宠眷，只求恢复母亲荣光，保住自身性命即可。但我到底是十五岁的少年郎，心中难免存着不该有的绮念。

1LDK　引っ越してきたのは前よりも少し広いだけの部屋。二人では少し手狭な気もしたが、大した荷物もなかったので、特に不便もなかった。食器もカーテンも初日には何もなく、ただ真新しいただの箱のような小さな部屋。けれどそれでよかった。一番隣にいて欲しかった人がいる。だからそれ以上は望まなかった。

「今日、カーテンも買いに行きましょ？」
「わかった」
「カーテンがないだけで、朝こんなにも眠れないものなのね」

　そう言って寝ぼけた顔で笑っていた。朝日を浴びて透ける瞳がまだ夢の中にでもいるかのようで、唇を噛んでしまう。けれどすぐ横から伝わる熱も吐息も、確かに現実のものだった。

「おはよう、セト」
「おはよう、ネフティス」

　自分の名前がこんなにも心を騒がせるものだと知ったのは、ネフティスが呼んだから。ただ呼ばれているだけで、落ち着かなくなってしまう。それなのに当の本人は何でもないように呼んでくる。