【二鳩】「彼方より」を振り返る 一〇〇年後の二鳩をほぼオリジナルで捏造しました。楽しかったです。どうでもいいけど漢数字を「一〇〇」にするか「百」にするか迷いました。「二〇一四年」みたいな表記があると困りますね。
各項目のメモ書きが初期構想で、その下の【 】が作品発表後に思いついたことや補足です。いま見直すとだいぶめちゃくちゃで面白い。
創作の参考資料などになれたら幸いです。
【本編】
(1話)https://www.pixiv.net/novel/show.phpid=22367641
(2話)https://www.pixiv.net/novel/show.phpid=22367645
(3話)https://www.pixiv.net/novel/show.phpid=22440453
★以下、ネタバレ注意。
【キャラクター】
(チーム:二宮隊)
★主人公(二宮匡貴まさき、愛称サキ)射手:二宮匡貴からくだって四代目(ひ孫)。親がうるさいのでボーダー入ったが反発して戦闘員になる(エンジニアやれと言われてた)。ボーダー自体は地元の誇りだし楽しいから異存はない。
【↑これしか設定メモがなくて自分でも驚いている。わりと設定が固まってたということですかね。
でもまさきくんの幽霊が苦手、紅茶が好き、辺りは話に合わせてその場ででっち上げた設定です。今回は葦原神のようにあらかじめキャラ設定を決めておき、その人格に従って流れを作る……という作劇を目指してたんですが全然できてねえ。葦原先生マジで何。
初期設定ではまさたかと血の繋がった実のひ孫でしたが、例の236話の後にフォロワーさんが「まさたか鳩原以外の女と結婚しないじゃん……」というご感想をつぶやいており、首がもげるほど同意した結果、拾ってきた子とその子孫になりました。まさきジッジは別に王族とかではなく近界の一般人で、トリオンが多いのもまさきくんだけです。
まさきくんは中学で陸上部(走り高跳び)をやっており、そこそこ成績もよかったけど、テロの標的になりかねないので大会出場・応援も校外ランニングも禁止されていました。かわいそう。戦闘員になりトリガーを手に入れたため高校はだいぶ自由になったものの、ボーダーが忙しいので部活などはやってません。放課後に喫茶店巡りとかは始めたかもしれない。紅茶好きはママの影響、というのも後づけです。すまんな。中二病も少し混じってるかもしれない。なおママは元攻撃手です。
小学校(公立)では誘拐などえらい目に遭ったことが知られているので周りも優しかったけど、中学(六頴館)からはその配慮もなくなり顔だけで爆モテしたことにより人間不信をこじらせている。中学では部活仲間にしか心を許していないし友達は少ない。集団でのふるまい方を学ぶ機会が失われた結果本人の人との距離の取り方もだいぶ滅茶苦茶。須田の野郎には和解後ウザ絡みしてウザがられているがまさきくんは気づいていない。須田くんも自分がやらかしてるのであんまり強く出られない。後で春人くんとルカちゃんが謝ってくれる。そんなことをしているうちに須田くんはルカちゃんのことを好きになっちゃったけどイジメてきた相手を好きになるわけがないので告白するまでもなく須田くんはフラれました。かわいそうだが自業自得。
そういうわけでまさきくんはまさきくんの容姿に関心がなく、己自身を持ち、独自の美意識と哲学で生きる子がタイプなんですが、そういう子から見るとまさきくんは無愛想ででかくて怖くて女子に当たりの強いカスなのでふつうにフラれる。挙げ句に「本当は心優しい幼馴染の不良」とか「クラスでは目立たないけど放課後の美術室で黙々と絵を描き、心の内側に豊かな世界を持っているアイツ」とかに取られる。かわいそう。20歳くらいで開き直って顔の良さを活用し、狙ってる女の合コンに乗り込んで場を滅茶苦茶にするなど悪の限りを尽くしてほしい。】
★山口・ルカ翠子
【↑名前の表記が「ルカ翠子」なのは現行の戸籍の名前欄にミドルネームを書く場所がなく、どうしても表記したかったらこのように書かされるためです。さすがに100年経ったら直ってるかな?】
:オペレーター:ひゃみちゃんタイプ。野々村くん【→岩井春人くんのこと。いろいろあって苗字変わった】に好意を寄せている。アリステラ移民2世で母が近界民、父が日本人。ミドルネームのルカはアリステラ新王国初代女王の名前が一般化したもので、おばあちゃんの名前。
サイドエフェクト(少し先を予想できる)がある(精密分析)。これが「未来視」の生まれ変わりと思われて剣持に狙われる。
【↑最後の剣持のテロは、「サイドエフェクト(特に未来視)を神とする新興宗教がルカちゃんを狙ったもの」が初期設定でした。出会いのシーンの掃除機云々はその名残り。ただ内部も内部の情報を外部の人間がどうやって知ったのか、チームメイトを誘拐するならもっと楽に(地味に)なるのではないかなど疑問が浮かび、それに最後なんだから派手なバトルやりたいよね、と考えてあの形になりました。自転車操業。】
★岩井春人(同級生):
三人兄弟の次男(マイペース、実家は大皿なのて食べるのが早い)男男女のきょうだい。
【↑もともとこの「二宮隊」も原作の「二宮隊」を匂わせる構成にしようと考えていて、三兄弟の真ん中にしたのは辻󠄀ちゃんになぞらえた名残りですが、そうなるとチーム5人のうち役割のないキャラが1人出ちゃうので諦めました。そうなれば人懐こいのは末っ子だよな〜と思い直して三男にコンバート。
一時期「野々村」だったのは、「隊長の苗字は二宮」と匂わせるため「うちの隊は全員4文字(音)の苗字だよな〜」と発言させようと考えたため。ねじ込む隙がなかったので初期設定の岩井に戻しました。】
アタッカー(弧月)
鳩原未来(七不思議)のボーダー&オカルトオタク。怪しいとこに顔出すけどただの興味本位で容疑者にはなるけどシロ。
【↑この「容疑者になるけどシロ」をうまく活用できなかったのは後悔部分です。ふつうの優しいいい子で終わってしまったけどかえってよかったかな?】
フラグクラッシャー。入隊動機が「七不思議の解明」なのでめちゃくちゃ疑われる。鳩原に会いたいけど最後まですれ違って会えなかった。山口ちゃんに片思いされてるが気づかない。鳩原とニアミスしてるのも気づかない。
【どうでもいいけど中学はバスケ部か野球部かで悩んでいる。また春人くんは4/7頃が誕生日ですが、まさきくんはその3日後に同じ産院で生まれた新生児からのブラザーにするか、まさたかジッジと同じ10月末にするかでも悩んでいる。】
★剣持泰樹(1個下)
【↑下の名前をノリでつけたためヤスキとマサキで音がかぶりましたorz 命名の才能をくれ。】
:こいつが真犯人。正体は「サイドエフェクト教団(仮)」の四世信者で本人も熱心に信じてる。未来予知とか不老不死(鳩原)を突き留めたくてボーダーに入った(&開発室をハッキング)。表向きは「内申点アップのため」。
ポジションは(スナイパー:訓練が別々なので別行動に気づかれない)
★最終的にはパーフェクトオールラウンダーを目指している(のでat ,stのお手本がいる二宮隊に志願した、ということにしている。実際は二宮父(SEの解析→「神の御業を冒涜する行為」だから)を邪魔するため。
【↑全然変わってしまったし本人信者でもない。自転車操業すみません。最初はもっとミステリアスなイケメンだったんですが、これも急遽付加した設定で目の色を隠すため前髪もさもさになりました。
決定稿での設定は以下の通りです↓
・西暦1200年頃:近界の剣持の国がアリステラに滅ぼされ、王族を含む集団が玄界に亡命する。これを地元民が「平家の落ち武者」と勘違いする。
・剣持という苗字は「剣を持って戦う人たち」だから自然とそうなった。この「剣」とはトリガーのことです。
・現在集落は200人ほどの規模だが、数年前の土砂災害で10人ほどが犠牲になり、家の崩壊や脆弱地盤への不安からよそに引っ越した人もいる。
・剣持とその父親が王族の直系ではあるが、200人で900年回してるので集落の全員がうっすら親戚。たまにはよそから嫁や婿をもらっているはずなので血は薄くなってそうだけど、母トリガーを起動できる人は現在の持ち主から何親等とか決まってるんだろうか。(ただしこの国の母トリガーは消失してます)
・亡命時に持ち出せたトリオン兵とトリガーがいくらかあるので他の集落よりは農耕しやすかったんじゃないかしら。
・またトリガーでの戦闘法が古武術という形で残されており、集落の男は一通り習うことになっているので生身の喧嘩では剣持くんが一番強い。
・王家の跡継ぎなのでガチのお嫁さん候補が4人くらい(=集落で年齢の釣り合う女性の全員)いるが、全員幼馴染だしきょうだいみたいなものなのでとても気まずい。パパとママもこのシステムで結婚したが終生ラブラブだったので俺もどうにかなればいいな……と半分諦めている。剣持くん自身は帝王教育によりオタクに優しいギャルのメンタルを持つスクールカースト1位の男なので相手の女の子たちは満更でもない。】
★剣持のトリガー構成
イーグレット バッグワーム
弧月 free(仕込み)【←?】
旋空(か幻踊)free(仕込み)
シールド シールド
→【奥の手】生身の腰に「天之叢雲」か「八尺瓊勾玉」(換装しないトリガー?)を持ってる←ベイルアウトはどうする?ベイルアウト前に生身に戻る?
【↑何コレ(´・ω・`)? たぶん黒トリガーを平家物語のアレになぞらえたんでしょうが全然使わなかったね(´・ω・`)
「狼に変身する」という黒トリガーの内容も土壇場で決めたのであんまり気に入ってなかったりします。もっとかっこいいやつ思いつきたかった……。】
★エンジニア志願の女子(1個上)結城菫:ヒロイン。主人公父(開発室長)を師匠と慕う。100年間新作のない弾丸トリガーを開発するのが夢。主人公にテストパイロットを頼む。(剣菱【剣持のこと。】が(ハックのため)近くにいるのが、二宮は面白くない)
【↑剣持くんの背景が全然変わったことにより土砂災害云々の設定に変更されました。
剣持に言い寄られてる件は素で忘れてた。年齢もちょっと変わってますね。
妹がいるので姉力が強く、まさきくんのことは弟のように思っている。100年経てば女性エンジニアも増える(願望)とはいえ比率が半々とはいかないだろうし、なまじグラマーなのでカス野郎に言い寄られて嫌な思いをしたことも多いんじゃないかな。なのでまさきくんはしばらくそつなく流されてかわされます。かわいそう。もっとも、一応ヒロインの位置づけですが、あんまりラブラブしなかったね(´・ω・`)
髪が長いのは美容院が嫌いで2年に一度くらいしか行かないため。目が悪いから眼鏡を外すと雑誌も読めないし、暇を持て余して気まずい空気になるから嫌なのです。
愛車はバイクか軽トラかで悩みましたが、作中での使い勝手を優先してバイクになりました。これもアドリブ設定です。
なお「100年後の人々の生活」というSF部分は私の頭では補えなかったため省略しました。100年後でも自販機でペットボトル売ってるかは疑問だがガラス瓶は運搬でCO2が出るともいうしなにが正解なのかサッパリ分からん。助けてSDGs。】
★主人公父:開発室長。先々代(匡貴)からの伝言で鳩原の黒トリガーの呪いを解くためエンジニアをやっている。この人は純粋なエンジニアで戦闘経験なし?
【↑おおむね予定通りで特に変更もなかった人。若干コミュ障で理系オタクのため女子にキャーキャー言われてもまさきくんほどは影響がなかったと思われる。祖父と父が研究で忙しく、あまり外遊びをしなかったため運動神経がない。感情を言葉で表すのが苦手な不器用な人です。
これも後付けですが、名前は「エンジニアとして世に奉仕するという思いを引き継いでほしい」との意味で「匡継(まさつぐ)」さんになりました。その上のまさきジッジは近界名(本名)が別にあるんですが、育ての親のまさたかをリスペクトするあまり地球での名前をくれとねだった結果「匡直(まさなお)」になった、みたいな経緯がありそう。「近界で苦労した分、地球でのびのびとまっすぐ育ってほしい」という意味です。
しかし100年後にしては古風なお名前……誰か命名のセンスをくれ。】
★来馬辰実:来馬家ひ孫(同級生・六頴館)。鈴鳴支部所属。
【↑三門市の事情通として情報を教えてくれる予定だったんですが、教官の柿崎さんと役割がかぶったので消えてもらいました。来馬家の子孫自体はいそうですよね。】
★柿崎:年上で教官(なんの?教科?):
【↑ボーダー教官がいざという時戦闘員になる、というのも1話書いてる最中のアドリブなので大分わやくちゃです。】
「俺のじいさんが太刀川慶の話をよくしていた」「未来予知(七不思議のひとつ)も」
「じいさん92まで生きてたから10歳くらいまでよく会ってたよ」
祖父国春は近界の孤児を養子にしまくった篤志家で知られる。
【↑100年前を知るおじいちゃんと面識があるのは強すぎるのでいろんなキャラを吸収してああなりました。しいて言えば原作の国春さんは近界の孤児を引き取って育てたりするだろうか?とは思いますが話の都合で曲がってもらった。すまねえ。】
【2014年の太陽フレアでデータが飛んだ、も書きながらのアドリブでした。ちょうどいい時にちょうどいい事象が起きてくれて本当に助かった。センキュー大自然。】
【年表】
★2010年1月:ボーダー設立。二宮(16)
2013 ザキ19歳
2029年:二宮(35)息子誕生(拾ってくる)
2059年:二宮息子(30)孫誕生
2086 ザキ92
2095:二宮孫(36)ひ孫誕生
★2110年:二宮ひ孫(=本編主人公。16高1)入隊
4月:二宮高校入学
5月:入隊
7月:二宮&岩井B級昇格
★西暦2110年:ボーダー設立百周年
・近界との争いより人間の国同士の方がもめてる→トリガー技術を狙われるのでそっちの対策に手を割いている
★2110年
1月以降:剣持ボーダー入り(この時中3?)
4月か5月?:剣持B級昇格、二宮隊に入る
8月:二宮隊A級昇格
★2111年
4月:二宮高3
5月:アリステラ王女表敬訪問
【→100年後の〜と触れ回りましたが実は原作1話(2013年)から数えると96年後ぐらいだったりする。テヘペロ。】
★鳩原:不老不死だけど生身撃たれたらどうなる?:遊真の体みたいにノーダメージ
★一種のブラックトリガー化している鳩原
⇛内部に紛れ込んだスパイに生身撃たれるけど無事で、逆に捕まえて突きだす(殺すのは無理)
【ロンクプロットのオチ】
★物語はモブの視点と思わせて→実は二宮のひ孫でした
★★★なぜ他の女と結婚した??:鳩原とは恋愛関係ではなかったから?
【↑236話の印象より変更しました。】
★★★二宮の「息子」(主人公祖父)は近界民の子供を養子にした?(これならオペ子の件を伏線にできる)「でも隊長の○○(目、髪など)も近界民っぽいよね(純日本人ではないよね)」
→虹彩の色が金色(近界民の特徴(捏造))
★主人公の見た目:茶髪、鼻は高いけど鷲鼻ではない、目はぱっちり系
★代々(ひいじいさん=匡貴)の代からエンジニア:開発室長
→お前もボーダー入って研究者になれと言われて反発:鳩原が消えた後に
「実はひいじいさんの遺言で…」と明かされる(鳩原の呪いを解いてやってくれ的な)
★アリステラ王家の誰かが来る:留学生or国賓
★侵入したテロリストに鳩原撃たれるけど無事:主人公を守る→主人公アステロイドで応戦し勝利
★第一次侵攻から変な宗教とセミナーと団体がクソある上に100年でこじれてる
【↑多分この辺の項目が一番古いメモです。書き足してるうちに順番がぐちゃぐちゃになりますorz】
★三門七不思議
・異世界との門:ゲートのこと
・走り回る獣と子供(陽太郎)
・水の上を走る怪人(忍田)
・亡霊の声(第一次侵攻の被害者?):と思ったら宗教集団の祝詞
・不老不死の女(鳩原)
・ボーダーは未来が見える
【↑冒頭の七不思議を一個減らしとこう、というのも「平家の落ち武者」に合わせたアドリブでした。】
★黒トリガーにも寿命がある
母トリガーの神と同じくらい:2,300年?→なので鳩原も100年で朽ちる
トリガー技術を一手に擁する我がボーダーは抑止力として働いている。
→開発部がガチガチに守られる
→産業スパイがいる
★近界民が増えてコミュニティができてる(が、国ごとに若干ギクシャクはある)
・チームに二世(三世)がいる
→「純粋な三門人を守れ!」という主義ができる
【ボーダー年間スケジュールの推測】
★45,67,89、1011、12,1月がランク戦
2,3月は休み(決算時期で忙しいから)
★2013年のランク戦との違いは?
★B級ランク戦
・同じレベルの三つ巴
・ただし(妨害役として)トリオン兵&格上が襲ってくる
→オペ(要人役)の参加:守り切れば勝ち、やられたらペナルティ
【↑原作の遠征選抜試験編を見てコネコネした結果。100年経てばもっと変わりそうですが私の頭では足りなかったのであんなもんになりました。唯我ちゃん登場は「お嬢様の唯我が縦ロールをなびかせ高笑いしながらトリオン兵で襲ってきたらクソおもろいやろ」というアホ着想によるものです。少なくとも書いてる私は楽しかったよ!!!】
★A級ランク戦:遠征想定
【デビュー戦】1話
☆【標的】須田隊:須田(ガンナー)、石井(アタッカー):コンセプトは似てる。友達で組んだ近距離&中距離。だからこそ負けられない。
【↑「人型近界民」発言は「近界の国同士の因縁」が決まってから思いついたみたいですね。なんのしがらみもないランク戦ならどんな感じになってたんだろ。】
★魚住隊(ちょい先輩):魚住(AR)、安崎(AT)、布田(アタッカー)
★妨害:唯我隊:唯我(ガンナー)、トリオン兵(バムスター10、モールモッド2)
【↑トリオン兵を減らしたのはB級下位初戦でこの数はオーバーキルだと思ったのと、二宮隊が戦況コントロールできる数を上回っていたためです。】
★鳩原
タバコの煙吹きかけて「気張れよ、少年」とか言って去る近所の謎のお姉さんポジション
【↑なんのこっちゃ(´・ω・`) 私はスレた鳩原が好きみたいです。】
*「トリオンは魂のエネルギーだ、と言われていた時代を知ってるかな?」
親がエンジニアなので知ってる。ナンセンスだなと思ってる。
★この時代、魂自体が否定されている。電気信号とか、トリオンの仕組みも解析が進んでる。
★というよりトリオン(素粒子?)が解明されて、魂は物質であったことが証明されつつある時代になった
★「魂の本質は情報、意志。肉体だって遺伝子を運ぶ乗りもの(ヴィークル)に過ぎない」
「ドーキンス(利己的な遺伝子)ですか? 古典ですね」
→詳しいね、なんだかんだで勉強は好きなんだ。
……トリガー(トリオン)なんかより生物に興味がある方がまともだと思いますけど。
でもトリオンには生物も関係してくるよ。トリオン器官は魂だと思われていたことを知っているかな?(→トリオンは情報を運ぶ素粒子)
★だから魂(本質的な意志)さえ受け継がれれば成功なんだよ(まさき父の意志を継ぐ気はあるか?)
→だから死後の世界が〜あるわけないでしょ〜と喋る→最後、消滅後に「あの人は天国へ行ったのだろうか、ひいじいちゃんと会えたのだろうか」
【↑最初は鳩原とまさきくんの会話でした。】
★用語【※100年後、意味がねじ曲がって伝わっただろう言葉たち。マオルの捏造】
荒船メソッド:パーフェクトオールラウンダー作るやつ
東メソッド:スナイパーの特にゲリラ戦やる時の戦術
ミクモる:弱いやつが地味な戦法(姑息な手段)でコソコソ勝つこと
桜子アイ:実況になったつもりで試合を見るとより理解できる
★太刀川慶の名前はみんな知ってるけど二宮匡貴は知らない
【↑超そもそもですが:
このお話の最初の着想は「未来のボーダーに『太刀川慶』の名前は残っているけど、『二宮匡貴』は残らなそうだよね」という自分のツイートです。なので「残らなかった二宮匡貴を偲ぶ」が最初のテーマだったはずなんですが七転八倒してぜんぜん違うところに着地しました。毎回こんなんばっかです。】
★子孫がいそう:来馬、柿崎
★柿崎は年上で教官(なんの?教科?):「俺のじいさんが太刀川慶の話をよくしていた」「未来予知(七不思議のひとつ)も」
★サイドエフェクトへの世間の理解
★トリガー工学(トリオン)への世間の理解
・トリオンの存在と使い方は開示されてる?
・それを近界に送ってエネルギー問題解決:地球に応用しないの?新しい火種にならないの?
・↑に伴ってサイドエフェクトが開示されて定着?逆に廃れたオカルト扱い?個性の一種に成り下がった?(発達障害みたいに)
【話の構成】
★1話:主人公(父親きらい)と世界観の説明・高1
世界観(現在のボーダーと七不思議)、キャラクターの説明。岩井くんが怪しい動きをする。エンジニアとの出会い。
2話:高2・二宮隊結成
三門七不思議と宗教組織のテロ(衝突)
★いまは「人型近界民」という言葉は差別用語:二話あたりで山口ちゃんが「あっ人型」と言われてチーム全員がキレる(剣持もキレる。ここで「いいやつだな」と思わせる)
3話:高3・本編:アリステラ王女護衛&テロ(友達の裏切り:宗教団体のスパイだった)&鳩原死亡(土壇場で人を撃てなかったので逆襲された)
A級に上がる。アリステラ王女の護衛を任される。そこをテロリスト(サイドエフェクト教団)に突かれる。鳩原死亡。
4話:エピローグ:曾祖父と二宮隊の話
話のまとめ。お父さんの秘密の開示。エンジニア女子に慰められる。
【↑改めて見るとエピソードの順番がけっこう変わってますね。この期に及んでまだ宗教団体との戦いをやっている。思いきって切り捨ててよかったです。】
★西暦2110年:ボーダー設立百周年
・近界との争いより人間の国同士のがもめてる→トリガー技術を狙われるのでそっちの対策に手を割いている
★2010年1月:ボ設立。二宮(16)
2029年:二宮(35)息子誕生(拾ってくる)
2059年:二宮息子(30)孫誕生
2095:二宮孫(36)ひ孫誕生
★2109年:二宮ひ孫(16高1)入隊
これから3年の話
★2109年
4月:高校入学
5月:入隊
7月:二宮&岩井B級昇格
★2110年
1月以降:剣持ボ入り(この時中3)
4月か5月?:剣持B級昇格、二宮隊に入る
8月:二宮隊A級昇格、結城と出会う
★2011年
4月:二宮高3、救助弾完成
5月:アリステラ王女表敬訪問
【↑なぜ年表が2個ある(´・ω・`) 後で混乱するから次からはひとつにまとめます。】
【↓今の形に固まりつつある時のメモっぽい。】
ノマトリである程度戦ってヘイト溜め、銃口が自分を向いたところでトリガーオフ
「──やめろ、撃つな!」(教官)生身の人間は攻撃しちゃだめと叩き込まれてるため。
→【奥の手】黒トリガー:でかい狼のような姿になり、大声で吹き飛ばす&(噛みつきと)引っかきが斬撃になる
【ターゲット別の理由】
【↑3話目の事件の内容が最後まで決まらなかったため、何人か被害者(敵の真の狙い)候補とその理由を出して考えました。✕になった人はそのまま消しちゃったので残ってないっぽい。まさきくん、まさきパパ、ルカちゃんがいたと記憶しています。】
○女王ルカ:
:剣持がアリステラと敵対した国の末裔だからアリステラ関係者滅せねばと代々言い含められていた
・春人が「平家の落武者ならぬ近界民の落ち武者が三門に住んでるとの伝説がある」風土記とか古文書レベル
★アリステラと敵対する国の子孫なのでアリステラ襲撃しないといけない:ルカ(山口)がいるのになぜ二宮隊に志願した?→アリステラ人がいるからこそ王女ルカに近寄れるかもとの目論見から:実際山口と喋って普通の人だと理解して、親に従う(テロれ)のが嫌になった
五月のこの日はよく晴れていた。(第一次侵攻の前日。次の日に一緒に黙祷するための表敬訪問)
場所描写:
市民会館より格の高いとこ:本部前が特別に公開された?
建物の高いとこでやってる?
【来賓】日本首相、外務大臣、外交官、マスコミ、日系アリステラ人代表数人(ルカ)。ボ側の偉い人(パパ?)、
✕皇族:小説で消費するのは不敬だから
七不思議「五月の朝に亡霊の声がする」→トリオン兵(1年前の夏に見たやつ)でした→テロ開始
トリオン兵と落ち武者軍奇襲
混乱の中、二宮隊は軍と戦う
→と見せかけて剣持が体を反転させ、王女ルカを狙い撃つ(ボの弾は人間には無効だからいったんオフして天の叢雲【←黒トリガーのこと】に変える?)
春人「なにやってんだ、おまえ!」と肩掴んだところを刺されてベイルアウト:アタッカーが残ると厄介だから
駆け出す剣持、手を伸ばす二宮、でも届かない。軍の連中に手足切られる、もがいてしのぐ
剣持は自爆テロ仕掛けるけど当然防がれる(いちばん強い人が王女についてたから)
★結城ちゃんはいる?ルカちゃんはどこにいる?
最後のバトル:二宮が手足もがれるけど射手なので最後まであがく
★新開発の弾トリガー(人を助けるもの/非殺傷で捕獲できるもの。「ゴムみたいな素材」で包む、クッションになる、網で捕らえる、)で剣持助けて終わり
剣持(生身)のピンチ:高いとこから落ちる→地下のシェルターの天井が崩れて「高所」になる(8mくらいありそう)
★鳩原、撃てば勝てたけどまだ人間を撃てなくて負ける:
二宮ら(山口?王女ルカ?二宮パパ?)をかばう(手違いの最後の一発から?):「あたしも助けてもらったから」
→治ったと思ったら崩壊が始まる:よく「健診」してたのはガチで不具合が始まってたから
「じゃあね、二宮くん」
で崩れて消える。
【↑3話目の事件を「女王襲撃」に決めたまではいいんですが、具体的な流れは最後までめちゃくちゃ悩んであのようになりました。が、鳩原の「人が撃てない(から負けた)」があまり活かしきれず己の限界を感じております。初稿ではまさきパパが現場に突撃とかしてましたが筋が通らないのでボツに。誰か発想力をくれ。】
【あとがき:
というわけで当初の予定と全然違う話になりましたが、結果的には気に入っています。多少加筆修正して来年2/9の鳩原受けオンリーイベント「未来の行方」で頒布する予定です。現在絶賛作業中。修正後の文章はpixivにも反映させます。
再録本ではその後の話とか書けたらいいなあとは思っていますが、なにせガチモンのテロなので剣持くん許してもらえるかな……作中のボーダーや刑法や世間によ……。どうにか穴を見つけて突破したいところですが、私に三雲修力をくれ。
では、最後までご覧いただきありがとうございました(*´ω`*)】