秘密のプロフィール キメツ学園中等部紅葉組、3人の男子生徒が昼休みにだべっていた。竈門竹雄、不死川弘、煉獄千寿郎の3人は兄弟繋がりで以前から面識があったが、中等部に入り同じクラスになったことから仲良くなった。
「そういえば、千寿郎の誕生日っていつ?」
「父上に許可をとって下さい」
「「は?」」
何気ない質問に対する答えが予想外で、竹雄と弘の声が重なる。
「次に、母上の許可をとって下さい」
「「え?」」
「最後に、兄上からの許可がおりれば兄上が教えてくれます」
「ちょ、ちょっと待って」
「はい」
一旦ストップとでも言うように、竹雄が千寿郎の前に手を突き出した。
「俺たち千寿郎の誕生日聞いただけなのに、何でそんな面倒くさい話になってんの?」
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