『前の自分』🧨と🀄️🧨「🀄️先輩お疲れ様です😃」
🀄️「お疲れ様。君も休憩?」
🧨「一息ついたので水分補給です」
🀄️「もう仕事は慣れた?🍚君にもちょこちょこ仕事教えてるの見るよ」
🧨「いえ、まだまだ判断に迷う事もありますよ。学ぶ事はまだ山ほどあると思います」
🀄️「向上心が高くて何よりだよ」
🧨「(冷蔵庫からスポーツドリンクをとって🀄️先輩の横へ、スマホを嬉しそうに見ている)」
🀄️「なんだか凄く機嫌がいいね。いい事でもあったの?」
🧨「えへへ…実は〜先生さんへのプレゼントをネットで買ったんです。今日寮に届くんですよ✨(スマホの画面を🀄️に見せる)」
🀄️「…アンティーク時計専門店で金細工の懐中時計……20万!?プレゼントにしては奮発し過ぎのような…」
🧨「そりゃ先生が身につけてくれるかもしれないんですから、本物じゃないと…☺️✨」
🀄️「先生の事好きなのは知ってたけどそこまでとはね…」
🧨「何言ってるんですか〜😌値段なんて二の次なんですよ。ボクのプレゼントしたものが先生の手に触れる事が重要なんです…ふふ…💞」
🀄️「………先生の事は凄いと思ってるけど…俺はなんというか…近寄りがたいかな…」
🧨「ええ?あんなに優しいのに?」
🀄️「うーん人間性ってのより…ほら、マインドハックって専門家じゃない俺らにしてみれば、未知の技術じゃない?目の前で人の性格をガラッと変えちゃうんだよ?…怖くない?
時々さ…こう考えちゃうんだよ。先生が好きな人って、先生が自分を好きになるように書き換えてしまってるんじゃないかって……国から認められてるマインドハッカーが、そんな事に力を使うなんてあり得ないと思うけど…さ…絶対してないって証拠ってないわけじゃん……」
🧨「仮にそうだったとしても、何か問題あるんですか?」
🀄️「え…」
🧨「先生を好きじゃない前の自分なんて興味ありませんよボクは😃」
🀄️「………」
🧨「………😃……そろそろ持ち場に戻りますねボク」
🀄️「う、うん…」
🧨「あ、そうそう…🀄️先輩」
🀄️「うん?」
🧨「先輩は『先輩として好きなので』そのままでいてくださいね😃」
🀄️「……と、いうと?」
🧨「…好きにとってくれて構いませんよ。それじゃあ👋」
🀄️「…喜んでいいのかな…今の…」
おしまい