スイとロンの話①某日

『スイ、ごめん。今日はメンバー埋まった。また今度やろう。』
「はあ……今日は、埋まってるのな」
ため息をつきつつも『わかった。連絡ありがとう。』と返事をし、ナマコフォンを閉じる。
コウとは、ハイカラシティからのフレンドである。コウとはアスカを経由して知り合った。
アスカを亡くした今、気を使ってこうして偶にバンカラマッチに誘ってくれる。
さて、どうしたものか。今日は何をしようか。ぼんやり考えていたところに声がかかる。
「ね、入らないの？」
「ぴゃ……」
お、驚きすぎて変な声が出てしまった。ああほら、このタコも驚いてる。
「ご、ごめん、驚かせるつもりはなかったんだけど。」
「いや……ワタシこそすまない」
気づいたらクマサン商会まで来ていたらしい。我ながら鮭畜だなあ。

アスカの話＠蛇足スイさんがハチャメチャに大好きなアスカだが、スイに「観られた」ことがノイローゼになっていてふとしたきっかけでフラッシュバックし、病室送りになることがある。その度にイブとコウの面倒になっている。（チーム全員が事情を知っているぞ！めんどくさいね！）
特にコウはその全てを知っているので（ちなみにコウはスイとアスカの共通の友達だぞ！）、こうなるたびにスイと連絡を取ってアスカに会って欲しいと思っているが、病室送りになっている状態のアスカにスイは刺激が強すぎるとか、アスカ自身があの出来事がきっかけでこうなってしまったことをスイに見せるのもまた刺激が強いと思っている節もあり、これはこれでコウを悩ませている。
コウ自身は「ふたりともさっさと会っちまえ」と思っているが、それが簡単にできることではないということは重々理解しているのですげーめんどくせえなって思ってる。

アスカの話＠設定一人称：俺
二人称：お前
三人称：あれ、あいつ

「んぁ～………まあいいか。今日はリールガンでも持とうかなあ。」

ゆるめののんびりハイスペックお兄さん。何でもできる。できないことはあんまりない。
元軍人(≠1～4号)で、バトル中の目は軍人のソレ。

愛用武器はリッター3Kカスタム。4Kではなく3K。
スイとの思い出を風化させたくなくて3Kをずっと持っている。バンカラ街では使用が禁止されているため、リッター4K…ではなくクアッドホッパーブラックを持っている。
リッターのときとはまた違った動きができ、また軍事時代のノウハウを最大限に活かせると思っている。実際はわからん。
リッター4Kを持たないのは、どこかで活躍しているスイに自分が生きていると察されないため。

スイの話＠設定一人称：ワタシ
二人称：キミ、お前
三人称：あいつら、奴ら
過去のトラウマから他人を名前で呼ばない、呼びにくい（信頼する大切な人を勇気を出して名前呼びした次の日にシャケカスに殺されたので）

好奇心旺盛なわんぱく少女（初代の頃）が一転、野心を抱くダウナー系に内面から変化

愛用武器はジェットスイーパー。稀に96とキャンプを持つ。キャンプ持ってる時は相当ストレス溜まってる。
96はジェットの気分転換に持ってる。
徹底的に後方支援に周り味方をサポート、自らの手はあまり汚さずゆるく楽に勝とうとする（ジェット、96使用時）。
キャンプを持ってる時は最前線にカチコミに行きバイトのストレス発散をする。後衛を専門としてるためビーコンの位置は的確。めっちゃいいとこに生えてる。