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    雑魚田(迫田タト)

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    〝出られない部屋〟の洗礼を受けるトームリのあほなえろです
    キャラ崩壊甚だしいので本当に注意してほしい

    濁点ハートメス喘ぎで種付けおねだりガチイキセッ○スする牝馬ムリとそれをノリノリで煽るトーが見たい!という酔狂な成人だけyesをどうぞ

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    雑魚田(迫田タト)

    DONE仕方なく晩餐会の招待を受けた遊侠時代のムリと、それに同行することになったトーのトームリ
    まだ身分差や種族差を噛み砕ききれてない、若造感が強いふたりの話
     椅子からこぼれ落ちた金色の尾が、ゆらゆらと不規則に揺れている。その毛先が箒のように床を擦っている様を、トーランドはもどかしい気持ちで眺めていた。
     せっかく綺麗に整えられた金の毛束が、このままでは埃まみれになってしまう。すぐにでも手を伸ばして毛先を拾い上げたかったが、今そうするわけにはいかなかった。
     今はムリナールがついている席の隣で、小綺麗な服装に身を包み、ただただ会話の脇役に徹することこそが、トーランドに与えられた役目なのだ──


     遡ること、約二ヶ月。
     ムリナールがトーランドと出会ってからいくらか時は経ち、仲間と共に行動することにも慣れてきた頃の、とある夜のことだ。
     特に定めたわけではないものの、何となく拠点のようになっていた森の一角で、彼らはその日も野営をしていた。テントを張り火を焚き、それを囲んで狩ってきたばかりの獲物に食らいつく。ずいぶんと肌に馴染んできたそんな日常を享受しつつ、ハンターたちの会話の中で勃発した些細な口喧嘩の様子を眺めていたムリナールの頭の耳が、不意にぴくりと跳ねて外を向いた。
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     フードの男はスタスタと歩き、突き当りの店にたどり着いた。シャッターは閉まっており、「アカチャン」「そでん」などと書かれた錆びついた看板がかつての栄華を思わせる。フードの男はシャッターをドンドンと叩いた。その音に反応して出てきた別の男が一人。中から出てきたのは、タキと呼ばれるハッカーだ。年齢はハイティーン。腕はそこそこ確かであった。タキの外見はその辺を歩いている貧しい高校生のそれと大して変わらず、着古したダメージジーンズに、底の擦り切れたバスケットシューズを履き、払い下げのアーミー系リペア・テックコートを着ている。ぼさぼさのブロンド髪の奥にある青い目は寝不足のクマに覆われ、疑り深そうだ。
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