疑似親子の覆面×コム＋子ムがあるなら夫婦生活も考えるべきかも知れない🤖「というわけで作りました」
💾「何を」
🤖「疑似性行為が出来るアタッチメントなのだ！夫婦には必要だろう？」
💾（ドン引き）
💾「…そもそも、いつ我らは契った？　契りもしない内から男女が懇ろなどとどうかしてる」
🤖「おや、心配には及ばないよ。これはたかが実験の一つに過ぎない。それだけの事で婚姻の儀式を持ち出すのは辛いだろう？　それにワガハイはロボットなのだから、シノちゃんのいう男女には相当しないんじゃないかな」
💾「……」
💾「こっちは貴様とあの小童に散々付き合ってやっているというに『たかが実験』などと二度と抜かすな。不愉快だ」
🤖「おや、それは申し訳ない事をしたね。ワガハイ、こんなに親身にシノちゃんがあの子の面倒を見てくれるとは思わなくてとても感謝しているのだ」
💾「…姦しいから黙らせただけの事」
🤖「君達が戯れる姿を見ている内に思ったのだよ。もしワガハイがシノちゃんと同じ種族だったなら、本当に血の通った家族になった事もあったかもしれない、とね。…おや、最近はアザトーサーの連続稼働時間が長すぎたのかもしれないのだ。あまり依存するのはシステムに異常を来す可能性があるようだ」
💾「…博士。貴様は根本から間違っている。血が繋がっているからとて、それが『家族』の形をなすとは限らぬ。犬のように捨て置かれる子供だっている。つまり、貴様が宣う種族だのなんだのは些末事でしかないという事だ。……裏を返せば、別に鉄屑だろうとなり損ないだろうと、夫婦になれる」
🤖「シノちゃん、今日はいつもよりお喋りなのだ」
💾「……黙れ。貴様が下らん事を抜かすからだ」
子🤖「……ぱぱぁ？まーま？（寝ぼけ眼）」
💾「ハ。かような事を言っていたら小童が起きてしまったではないか（子🤖を抱き上げにいく）」