ウチのおえちゃんの戦闘能力について。ウチのおえちゃんは、トリオの中で一番(単体での)戦闘能力が高く、≒過激ぐらいを想定してます。

但し、本気で戦った場合に限る。
相手を「敵(=遊びではない)」と認識した場合のみ鎌を使用しますが、それ以外は「遊び」つまりじゃれついてるだけなので、殺傷能力の高い武器は使いません。

普段描いてる絵でウチのおえちゃんが「ダガー(大きめのナイフ)」を使っているのはこの為で、本人はこれで手加減してるつもりなんですよ。出来てるかどうかは別として。
例えるなら、レベル99のド◯クエの勇者に錆びたナイフとかひのきの棒を持たせて戦ってるようなものです。

あくまで、普段は。

で、なんでこうなったかと言うと。
トリオの魔力量と戦闘スタイルに原因があります。

トリオの原罪は？結論から言うと、

おえちゃん→色欲
オレちゃん→暴食
悪魔→傲慢

となります。

おえちゃんは別に色狂いって訳では無くて(タイミングがあれば別に抵抗は無い)、色欲の対となる美徳が「純潔」なんですよ。
で、おえちゃんは純潔どころか新規開拓に快楽を見出すタイプ。つまり「未だかつて荒らされた事のない聖域を踏み荒らす」事を最高の悦としてるんですね。
だから、色欲。

多分戦闘狂なのもこの辺りに由来してるんじゃないかな。本気のバトルはセックスって言うし。
まぁ、おえちゃんの場合は「本気でじゃれてる」だけなんだけど。言わば前戯的な。
おえちゃんがガチネコなのも、単純に「そっちの方が得られる快楽が大きいから」ってだけで、本人は特に拘りがある訳では無いんです。後はサイズの問題w

まっくろトリオについて。ウチに生息している3人の悪魔、通常「トリオ」についてです。

まず、一番小さい「おえちゃん」。
おえちゃんは見た目は小さな子供(推定４歳ぐらい)なのですが、中身はウン千年を生きる悪魔です。
ミラブラをベースに、ツイブラの無邪気さを足した性格をしています。中身は大人なので、いわゆるコ◯ン君状態。
自身の見た目と、身体が小さい故の利点をフル活用して好き勝手してます。
トリオの中でも個人の戦闘能力においては群を抜いており、ある意味一番凶悪です。子供の皮を被った無自覚戦闘狂で、彼に遊びに誘われても乗ってはいけません。命懸けの鬼ごっこに巻き込まれる羽目になるので。
イラストでは大体３頭身ぐらいで描かれます。
ハイライトが黄色で入っているのが特徴です。

ウチトリオの世界観について。我が家のトリオは並行世界の存在でありながら同一の世界で活動している、ベースは同じでありながら全く別の個体なんです。

元々はそれぞれ別の並行世界で存在していたのですが、オレちゃんの「世界を渡る力」と、悪魔の「世界を覗く力」により、別の世界が一つに統合された結果、今に至ります。

と言うのも、私は世界って水の入ったビニール袋のようなものだと思っていて、悪魔がやる「世界を覗く」行為は、そのビニール袋に小さな穴を沢山空ける事で中を覗ける状態にしているのではないかなと。

世界には修正力がありますのでじきに穴は塞がれ修正されますが、「穴を空けた」事実は覆りません。

対して、オレちゃんの「世界を渡る」力は物質を世界間でやりとりする訳ですから、より大きな穴が必要になります。

獣に飼われるならあなたに　「お久しぶりですねぇ、園田さん」
「飯田さん、ご無沙汰しています。いきなりの連絡でしたのにありがとうございます」
「いやいや、今時画廊の店主なんて暇なもんですよ」
にこにこと、人の良い笑顔でソファへすすめる画廊の主人、飯田に、僕は久方ぶりに会えた、という以上の感慨を覚えた。
この人は金持ち喧嘩せずを体現したような人物で、画廊に飾られている作品も優しい、朗らかな作品が多い。
昔はこういう作品に対して興味をあまり持てず、市場の価値しか見出せなかった。そして飯田はそんな自分を見抜いていたが、何も言わずに笑って作者や作品の来歴を語ってくれた。
「これ、新しい名刺です」
「ありがとうございます。おや、フリーではなくなったんですね。なんだか雰囲気も柔らかくなりましたか」